ストリートファイター_(1994年の映画)
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当初「キャプテン・サワダ」というキャラクターは台本に存在しなかったが、澤田のためにアドリブで用意された役となっている[3]
連合軍事務次官:サイモン・キャロウ
メガネをかけた白髪の男性。安保理事会で敵と交渉することが決まり、ガイルたちの出撃を阻止しようとする。だが、ガイルに攻撃中止命令を拒否され、ガイルを解任したが他の兵士からも反発されてずぶ濡れになってしまった。
チュンリー・ザンミンナ・ウェン
GNTのテレビリポーターで、本田とバルログの上司。だが、実際には連合軍部隊の取材を隠れ蓑に、父親を殺したバイソン将軍への接近をもくろむ。キャミィに対して「ダサい髪」と言うが「そっちでしょ!」と返されショックを受ける。
エドモンド本田:ピーター・ネイビー・トゥイアソソポ[4]
GNTの撮影クルー。かつては「横綱に一番近い男」と呼ばれたハワイ人力士だったが、バイソン将軍に廃業させられ恨みを持っている。ザンギエフと壮絶な力比べを行う。
バルログ:グランド・L・ブッシュ
GNTのカメラマンで、本田の相棒。ボクサーだったが、バイソン将軍に廃業させられ恨みを持っている。オリジナルとは異なり、シャドルーと敵対する立場にいる。
サンダー・バノーカ:サンダー・バノーカ
GNTのニュースキャスター。
リュウ・ホシバイロン・マン[4]
日本人空手家。一流の格闘家だが、悪人を騙してアジア各地を渡り歩く詐欺師を行っている。サガットを騙そうとして賭け闘技に巻き込まれベガと対決するが、ガイルに逮捕された。情に深く、ピンチのガイル大佐に助太刀したり、人質となった医療ボランティアを助け出そうとする。賭け闘技では上半身裸だったが、バイソン将軍の本拠地では白い空手着を着る。波動拳と竜巻旋風脚を使う。
ケン・マスターズ:ダミアン・チャパ
アメリカ人空手家で、リュウの相棒。稼ぎが少ないために流浪し、小ズルイ詐欺行為をしながら生計を立てている。ふとしたことから、連合軍に協力するハメになる。目先の金に弱く、情に深いリュウを見捨てようとするが、リュウとベガの一騎討ちのために自身はサガットを引き受ける。必殺技は昇龍拳。オリジナルとは異なり、風貌が短髪の白人になっている。
軍事国家シャドルー
M・バイソン将軍ラウル・ジュリア
東南アジアの軍事国家・シャドルーを支配する独裁者。かつて麻薬売買で得た資金を基に大量の兵器を買い漁り、高いカリスマと合わせて自前の軍隊を持つまでに至る。冷酷なだけではなく格闘技にも秀でており、終盤ではガイルとの戦いにおいて人間兵器のシステムに感電し、超伝導電磁波[5]を得てサイコクラッシャーなどの技を使うようになる。
ザンギエフアンドリュー・ブリニアースキー
バイソン将軍の部下で怪力の持ち主。頭脳が劣るため、作戦が理解できない。バイソン将軍の理想演説に丸め込まれ、善人と信じ疑わなかったばかりか、自分以外のバイソン軍の兵士たちが給料をもらっていることを知らなかったようである。連合軍が攻め込んだバイソン将軍の本拠地で、エドモンド本田と重量級の対決を展開する。根っからの悪人ではなく、バイソン将軍が悪人であると理解した後は連合軍と人質の脱出に協力している。
ディー・ジェイミゲル・A・ヌネス・ジュニア
口は達者だが、いざというと逃げ腰になるバイソン将軍の部下。バイソン将軍の配下になったのは本人いわく「給料がいいから」であり、忠誠心からでは無い。連合軍の攻勢を前に、退職金と称して金の入ったケースを持って脱走したが、その中身はバイソン将軍が作った通貨「バイソンドル」だった。
ダルシム博士ロシャン・セス
有能な知識をもつ博士。バイソン将軍に脅され、しぶしぶ彼の実験に協力させられていたが、良心の呵責から人体改造を自ら不完全なものにしようとする。最後はブランカ中尉を改造した罪を恥じて、運命を共にする。オリジナルと異なり、格闘シーンは無い。風貌も髪が生えており白衣で、オリジナルの半裸に坊主姿はラストシーンで登場する。
カルロス・ブランカ:ロバート・マンモン
ガイルの親友の中尉で、愛称はチャーリー(日本のゲーム版『ストリートファイター』シリーズではナッシュ)。医療ボランティアの護衛だったが、バイソン将軍の捕虜となり、感情の無い人間兵器「モンスター・ブランカ」に改造される。だが、ダルジム博士の改造が不完全だったため、人間としての感情がわずかに残っていた。
ビクター・サガットウェス・ステュディ
シャドルーの裏の世界を牛耳る賭け闘技の主催者。戒厳令を破った罪で逮捕されるが、ガイル大佐の策略で脱走。武器の取引でバイソン将軍とも対面したが、金の支払いで対立する。高齢だが、かつては「アイアン・フィスト(鉄の拳)」の異名を持つファイターだった。リュウとベガの戦いを邪魔させまいとするケンに挑まれる。
ベガ:ジェイ・タバーレ
賭け闘技のファイターでサガットの部下。醜い者を拒み、美しいのは自分だけと考えているナルシスト。また、賭け闘技の王者で人気も高く、サガット曰く「アイアン・フィスト」以来最強の戦士。過去に対戦したリュウとバイソン軍本拠地で再会し、再戦を挑む。ローリングクリスタルフラッシュでリュウを攻めるが、戦いが進むにつれて仮面や爪が外れていった。格闘場でのシーンではゲームで彼が行う勝利ポーズを見せる。
日本語吹替

役名俳優日本語吹替
ソフト版
テレビ朝日
ガイルジャン=クロード・ヴァン・ダム大塚芳忠田中秀幸
バイソンラウル・ジュリア玄田哲章内海賢二
チュンリーミンナ・ウェン深見梨加沢海陽子
サガットウェス・ステュディ麦人
リュウバイロン・マン堀内賢雄平田広明
ケンダミアン・チャパ江原正士藤原啓治
キャミィカイリー・ミノーグ岡本麻弥
ザンギエフアンドリュー・ブリニアースキー宝亀克寿大友龍三郎
サワダ澤田謙也矢崎文也
ホークグレッグ・レインウォーター檀臣幸田中正彦
本田ピーター・トゥイアソソポ安西正弘福田信昭
バルロググランド・L・ブッシュ福田信昭辻親八
ディー・ジェイミゲル・A・ヌネス・ジュニア中田和宏水野龍司
ブランカロバート・マンモン仲野裕中田和宏
ベガジェイ・タバーレ山路和弘松本大
ダルシムロシャン・セス小島敏彦納谷六朗
次官サイモン・キャロウ仲野裕稲葉実
バノーカサンダー・バノーカ伊藤和晃石波義人
その他喜多川拓郎
伊井篤史
水野龍司
紗ゆり
星野充昭
成田剣
金沢映子
室園丈裕さとうあい
宝亀克寿
大坂史子
坪井智浩
関口英司

演出松川陸向山宏志
翻訳岡田壯平徐賀世子
調整金谷和美兼子芳博
プロデュース吉岡美惠子
効果VOX
担当岩見純一
制作ACクリエイトコスモプロモーション
初回放送1997年12月14日
日曜洋画劇場


テレビ朝日版の翻訳では「シャドルー」は「シャダルー」になっている。

ゲーム作品

1995年カプコンから本作の実写映像を使用した対戦型格闘ゲームが2作品発売されている。ただし、両者の内容は大きく異なる。また、映画オリジナルキャラクターであるキャプテン・サワダや、映画には登場しなかった原作ゲームのキャラクターである豪鬼プレイヤーキャラクターとして登場する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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