ストックホルム(Stockholm [st?k?(h)?lm] ( 音声ファイル))は、スウェーデンの首都で、同国最大の都市である。スウェーデン東部のストックホルム県 (Stockholms lan) に属する。2021年時点の市の人口は約98万人。
北欧を代表する世界都市でもある。北欧で最多の人口を誇り、バルト海沿岸ではサンクトペテルブルクに次いで第2位。「水の都」、「北欧のヴェネツィア」とも言われ、水の上に浮いているような都市景観を持つ。
2014年にはアメリカ合衆国のシンクタンクが公表した、ビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて世界第33位の都市と評価された[3]。
1912年に第5回夏季オリンピックが開催された[4]。漢字表記は士篤恒、須篤保留武。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
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出典検索?: "ストックホルム"
1868年頃に熱気球から描かれたストックホルム(西方向を望む)1890?1900年頃のストックホルムの王立公園
13世紀の半ばに、小島スタツホルメン島[注釈 1]に砦として築かれたのが都市建設の最初である。
1250年代に即位したとされるフォルクンガ王朝初代国王ビルイェル・ヤールが築き、小都市の機能も備えたとされる。戦闘に備えて島を囲むように丸太の柵が巡らされていたために、「丸太の小島」と呼ばれるようになった。これはスウェーデン語で「ストックホルム」と言う。
都市はスタツホルメン島外へ次第に拡大し、近郊の小島などに広がっていった。都市の名も「ストックホルム」として落ち着いた。都市の始まりとして築かれたスタツホルメン島は「ガムラスタン(旧市街)」と呼ばれ、昔ながらの中世の建物が建ち並んでいる。
13世紀中葉以降、バルト海沿岸のハンザ同盟都市との交易で成長。カルマル同盟下で、デンマーク王家にとって重要な都市となっていく。スウェーデンの都市は、他のヨーロッパの都市と比べると小規模で、ストックホルム以外の都市化は遅々として進んでいなかった。
1520年、クリスチャン2世がストックホルムの血浴と呼ばれる独立派の処刑を行う。
この結果として独立運動が高揚、1523年にスウェーデンはグスタフ1世の下でスウェーデン王国として独立し、その首都として人口が増加、1600年には1万人に達する。
17世紀はスウェーデンが列強の一つに成長した時期であり、ストックホルムの人口も1610年から1680年の間に6倍に膨れ上がった。