ステラン・スカルスガルド
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来歴

1968年、テレビミニ・シリーズ『Bombi Bitt och jag』の表題役を得て、俳優デビュー。

修学後、舞台俳優となり、1972年にはイングマール・ベルイマンが総監督を務めるストックホルム王立劇場の団員となり、数々の舞台に出演。

1982年、『Den Enfaldige mordaren(安易な殺人者)』での演技でベルリン映画祭男優賞を受賞。

一躍国際的に注目され、製作者イスマイル・マーチャントはTV映画『Noon Wine』(1985年)と『ボンベイ大捜査線』(1988年)の主役に起用。

1988年に劇団を離れると共に、撮影監督スヴェン・ニクヴィストの息子カール・グスタヴ・ニクヴィストが監督した『屋根の上の女』に主演し、二人の女性を翻弄する男を演じて、スウェーデンのアカデミー賞と言われるゴールデン・ビートル賞の主演男優賞を受賞する。

その後、アメリカ映画などでも活動を始め、1998年には『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』と『アミスタッド』での活躍によりヨーロッパ映画賞において世界映画におけるヨーロッパへの貢献賞を与えられた。

その後、同賞において『Aberdeen』(2000年)、指揮者フルトヴェングラーを演じた『Taking Sides』(2001年)で同賞の最優秀男優賞にノミネート。

2006年は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』に続き、シリーズの第3弾にも出演。更にミロス・フォアマンの『宮廷画家ゴヤは見た』では画家ゴヤを演じている。2009年

チェルノブイリ原子力発電所事故を題材とした2019年放送のHBO制作ドラマ『チェルノブイリ』では、事故の対応に当たったボリス・シチェルビナソ連閣僚会議副議長を演じ、第77回ゴールデングローブ賞助演男優賞(テレビドラマ部門)を受賞。なお、同作は作品賞も受賞している。
私生活

医者である妻との間に6人の子供をもうけるも離婚。

長男アレクサンダー(アレクサンデル)、次男グスタフ、四男ビル、五男ヴァルター(ヴァルテル)(英語版)は俳優、長女エイヤ(1992年生、ビルとヴァルターの間)は元モデルでナイトクラブのマネージャー、三男は医師[1]

2009年1月12日、メーガン・エヴェレットと結婚。2人の間には2009年と2012年に息子が生まれている[2][3]
名前の読みについて

以前公開していたオフィシャル・サイト(現在閉鎖)[どこ?]で説明されていたが、名前の本来の発音はスウェーデン語でステッラン・スカーシュゴードであり、通常はそう呼ばれている。日本では1980年代の公開作ではそう表記していたが、ハリウッド進出後の作品で不統一となり、スカルスゲールドなどとも書かれた作品もある。

サイトでのその説明とは、“Stellan”はイタリア語の“stella”(「ステッラ」)に“n”を足した感じで、というものだった。“Skars”は“Scarface”の“Scar”に“sh”。“gard”は“gord”(スウェーデン語で“a”は「オ」で、“ard”は「オード」。これに近い名前でホーカン・ハーゲゴード(スウェーデン語版)(スウェーデン語: Hakan Hagegard)という、イングマール・ベルイマン監督の『魔笛』にも出演したスウェーデンのオペラ歌手がいる)。
主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考吹替
1973異常性欲アニタ
Anita ? ur en tonarsflickas dagbok
エリック別題:クリスチーナ・リンドバーグ in アニタ
英題:Anita: Swedish Nymphet
1974色狂いの群れ/The スペシャル
The Intruders[4]ピーター


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