スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg, 1946年12月18日 - ) は、アメリカ合衆国の映画製作者。アメリカ映画アカデミー会員。大英帝国勲章(KBE) 受章。フォーブスの「アメリカで最も裕福なセレブリティ」2位の人物である。2018年には総興行収入が100億ドル(約1兆728億円)を超えた初めての映画監督となった[1]。 オハイオ州シンシナティでウクライナ系ユダヤ人[2] の家庭に生まれ、アリゾナ州に育つ。古い資料では1947年生まれとなっているが、これはスピルバーグが長年1947年生まれと偽ってきたためで、1946年生まれが正しい。 Spielberg(シュピールベルク)というドイツ語の姓は直訳すると「芝居山」という意味で、祖先が17世紀に居住していたオーストリアの町の名前に由来する。英語訳では「Playmount」となり、彼が若い頃の映画製作の社名にしていた。 父アーノルド・スピルバーグ ユダヤ人であったほか、ディスレクシア(失読症もしくは難読症、学習障害の一種)のために同級生より読み書きを修得する速度が遅く、このためいじめも受けたこともあった[注釈 1]。また、両親は離婚しており、これらのことが後の作品に大きな影響を及ぼすことになる。 初めて観た映画は5歳の頃に鑑賞した『地上最大のショウ』。
経歴
生い立ち
幼少時代