スチュワーデス物語
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愛車は、赤いBMW[注 5]。思い出の曲[10]は、ショパン作曲「木枯らし[注 6]。フランスのマルセイユの街が好き[11]
教官たち
柿野 竜太(客室訓練部課長)
演 -
石立鉄男(第16話は未出演)浩が国際線のジャンボの乗務員だった時のチーフパーサーにして兄貴分。江戸っ子気質。訓練生たちの父親がわりを自称し、478期生が巻き起こす出来事に一喜一憂している。彼がフライト先であるパリのホテルの浩に478期担当教官への任命を電話連絡した場面から本作の物語が始まる。序盤で千秋が浩に異性として好意を寄せていることを知るが、訓練生と教官が過剰に親しくなることは他の訓練生に示しがつかないためよく2人に注意している。夢は、世界中の空を「鶴のマークのお姉ちゃん(日本航空のスチュワーデス)」でいっぱいにする事。部下である浩からは「兄貴」と呼ばれ、その時々の会話によって敬語を使われたり親しみを込めてタメ口をきかれることもある。第4話では、千秋の継父の誠治の浩に対する怒りを抑える為に誠治を地酒のうまい居酒屋へ連れて行き、一緒にお酒を交わして飲んべえ振りを見せるお茶目な一面も。最終回では千秋たちが機上訓練で乗務したローマからの到着便を成田空港まで迎えに行った。石立に関しては当時これまで大映テレビ製作ドラマに主役クラスで数多く出演したという功績もあり、第6話のみ最後に表記される監督の一つ前の順番で「石立鉄男」として表記されている。通常回はトメの扱い。
火山 さと子(479期担当教官)
演 - 秋野暢子長年スチュワーデスを務め、教官に転じた女性。考え方が堅苦しくヒステリックな態度を見せ、また自身の自慢をすることもたびたびである。浩に密かに想いを寄せるが、真理子という恋人の存在や普段訓練生に厳しくしていることもあり、恋愛に浮ついた態度を出さないようにしている。別のクラスの受け持ちだが、478期のメイクレッスンや機内サービスなどの訓練で時々教官を任されることがある。478期のことを「ズッコケ組といわれる」と評し、特にミスが多い千秋を指導するといつも嘆いている。
岩倉 ハナ(ビューティーレッスン担当教官)
演 - 奈美悦子(第3話、第18話)本来は美容室を経営する女性で、訓練所の担当教官が病気で休職することになりその代理を任される。スチュワーデスに相応しいメイクの仕方や着物の着付けなどを教え、礼儀作法やおしとやかな動きなども同時に指導する。訓練生に対しては親しみやすく恋愛にも寛容的な考えを持っているが、さと子とは少々反りが合わない所がある。
益岡 康夫(客室訓練部英語教官)
演 - 益岡康夫(第11話など)現役の英語専門教官による直演。日本語の発音が特徴的で、日本人の男性教官では唯一、訓練生に対して呼び捨てせずに接する。478期生に機内の接客時に使われることが多い英語などを教える。
ジョン・マキャバレー(客室訓練部英語教官)
演 - ジョン・マキャバレー(第14話など)現役の英語専門教官による直演。外国人客の設定で、訓練生相手に「飛行機の入る所から座席への誘導」までの流れを英語でやり取りし、接客で使う英語を教える。
岩崎教官(救難訓練専門教官)
演 - 中島久之(第5話など)航空機からの緊急時の脱出、海上避難、搭乗中の乗客の火傷や怪我の応急処置などを指導する。訓練生にパニック状態で騒ぐ客より大きな声で指示を出して落ち着かせ、緊急脱出スライドを用いて迅速に全員脱出させることの大切さを伝える。
大西教官(救急看護法専門教官)
演 - 木内みどり(第16話)搭乗中の客が急病になった時を想定して、自身は看護師の資格を持った客の設定で訓練生に急病者に合った処置の仕方を教える。また、教室で成人女性ほどの実寸大の人形を使って人工呼吸の指導も行う。
総合最終試験試験官
演 - 高畑淳子(第20話)試験では自身はイタリアに向かう関西人の旅行客の設定で、兼子の接客態度を見る。千秋にりんごの供食サービスを課すが、誤って包丁を振り回してしまったことに慄いたり、他の教官との英語の聞き取りをミスして阿波おどりを踊り出した彼女に思わず吹き出す。
総合最終再試験試験官
演 - 佐原健二[注 7]
専任パーサー
演 - 勝部演之千秋達の成田発ローマ行きの機上訓練に立ち会い、浩が途中で訓練状況を確認したところ「もうひと頑張りしないと合格させられない」と素っ気なく答える。
千秋の主な同期生(478期生)
石田 信子
演 -
高樹澪第7話の時点で21歳で478期生の長姉的存在。同期一の優等生でおとなしい性格だがしっかり者で面倒見が良く、特に千秋には色々と助言をしたり訓練などで失敗した時はかばうなどしている。小樽出身だが方言ではなく標準語を話す。当初は婚約者のために髪を伸ばしていたが、第3話で訓練生の決まりとの葛藤を経て髪を切りショートヘアになる。他の同期が千秋のことを呼び捨てで呼ぶのに対し、唯一“千秋さん”と丁寧に呼んでいる。一人娘[12]。大学英文科卒[13]
木下 さやか
演 - 山咲千里千秋の寮でのルームメイト。おっちょこちょいでお調子ものだが時々喋り方が荒くなることがある。また、江戸っ子気質で正義感が強く自然と同期を引っ張る言動や場を仕切ることが多い。ちなみに慣熟飛行のため浩がパリにフライトした折には、訓練の休みに乗じ千秋を同じ便に乗せて渡仏させる旅費を工面するため実家の蕎麦屋の店員・庄介から借金するなど、何かと千秋に目をかけている。一方で千秋をからかう兼子とは、出身地が東西に分かれることもあって互いにライバル視しあう。仲が悪く、乗客役となる彼女とのやりとりでも口喧嘩になることが多い。しかし最後の機上訓練では兼子との喧嘩をやめ、浩にほめられる。
中島 友子
演 - 白石まるみ両親とも日本航空関係者で、父は柿野の同期、母は元スチュワーデス。語尾を伸ばすような甘ったるいぶりっ子口調で話すが、思ったことは結構率直に言うタイプ。千秋・さやかと仲がよい。寮では信子・克美と同室。訓練面では、救急看護法の授業に際し、人工呼吸の実習で最初の合格者となった。実は高所恐怖症[注 8]
池田 兼子
演 - 春やすこ大阪出身で常に大阪弁で話し、訓練中に指摘されることがある。訓練の成績は良い方だがルート・インフォメーションだけは苦手で、カンニングを試みたこともある。寮では千秋・さやかと同室だが、本人曰く「千秋をいびるのが楽しみ」とのこと。さやかとも互いにライバル視しあっていたが、最後の機上訓練では「江戸っ子も大阪娘もない」と、さやかとの喧嘩をやめ、浩にほめられる。コンタクトレンズを着用している[注 9]。千秋たちのミスや隠し事を見聞きしては、克美と2人で嫌味を言ったり教官たちに告げ口するなどしている。
落合 克美
演 - 松岡ふたみ博多出身で常に博多弁で話す。兼子の腰巾着的存在で、ともに西日本出身者同士の派閥を率い、さやか達東日本出身勢に対抗する。乗客役としてのやりとりでは、千秋につっかかることがしばしばある。信子同様、当初は長髪だったがすんなり規則に従っており、それがまた信子を支持するさやか達との間で、同期訓練生を二分する騒動に発展してしまう。頭に白や赤などの髪留めを付けていることが多い。
寺本 はるえ
演 - 百瀬まなみ
鈴野 はなえ
演 - 片山理子(吉本新喜劇座員)
478期生と浩と真理子の家族
松本 誠治(千秋の継父)
演 -
長門裕之千秋の継父。弓子の再婚相手。千秋の実父(弓子の亡夫)に対抗心・嫉妬心を抱き、彼女に対して嫌がらせをする。外車ディーラーのセールスマンだが、ギャンブルに手出しをし続けたために借金を抱え(第9話の時点で利子を含めて2600万円)、取り立てに怯えている。「千秋を訓練センターから追い出す」という利害関係が一致する真理子と知り合ってからは、借金の肩代わりの申し出を受け彼女と共謀し千秋への嫌がらせを展開する。千秋への態度を浩に叱責されたことがある。浩の手により改心をし、弓子と共に夜逃げした。
松本 弓子
演 - 吉行和子(第1話、第2話、第4話、第8話、第9話)千秋の実母。千秋の実父と死別後、誠治を家に迎え入れる形で再婚。自宅は、大田区大森東5丁目にある[14]。母親としての愛情は持ち合わせてはいるものの、千秋に憎しみを持つ誠治には逆らえず、気兼ねし、千秋への虐待などを容認。のちに前夫の遺産でもある一軒家を誠治が借金の担保として差し出していた事が判明し、借金の取り立て人が夜に押し掛けた直後に自殺を図り[注 10]、千秋に救出される。浩の協力を得て、誠治とともに夜逃げをした後は登場していない。
松本千秋の実父(故人/生前パイロット)
演 - 佐々木敏第1話で生前の写真として出演。また、演じた佐々木は訓練センター医務室の医師の配役も担当し、千秋が水泳の訓練中に倒れた時やシミュレーターの体験で気分が悪くなった時などに診察するシーンに登場。
木下 徳造
演 - 前田吟(第2話、第7話)さやかの父。浅草で、そば屋「そば徳」を経営。真面目によく働いてくれる庄介のことを買っている。ある時庄介が、さやかにボーイフレンドができたと聞いてショックで店をやめると言い出しため引き止めようとする。
木下 富子
演 - 朝丘雪路(第2話、第7話)さやかの母。将来さやかには、庄介を婿にして2人で店を継いでもらいたいと考えている。ある日徳造と共にくれない寮に訪れて、さやかに将来庄介と結婚するよう迫る。
石田 正継
演 - 内藤武敏(第7話)信子の父。中学校校長。自宅がある北海道小樽から信子に会いにやって来る。以前は大人しかった信子が知らぬ間に中野という男と交際し、結婚まで考えていることを知り娘を叱る。その後作中で死去。
中島
演 - 井川比佐志(第9話)友子の父。JALの第一運航整備課長。自身が整備した飛行機に将来友子がスチュワーデスとなって乗ってくれることが夢。478期が整備工場見学に来る時に付きそうが、スチュワーデスとして友子の勉強不足なことを知って恥をかく。
新藤 久之
演 - 鈴木瑞穂(第10話など)真理子の父。新藤商事の社長。田園調布にある自宅で真理子と暮らす[8]。一人娘の真理子をかわいがり、浩を真理子と結婚させてパリ支店長とし、自分の後継者にさせるべく自身が雇う章一を脅し、浩と千秋の仲を害しようとする。ある時真理子が病院に運ばれたため駆けつけ、その後やって来た浩に娘が彼の気持ちを振り向かせるため寒い日に自宅プールに飛び込んだことを伝える。
村沢 章一
演 - 河原崎長一郎(総集編)浩の父。真理子の父・久之が経営する会社の総務部で働いている。
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