スター・ウォーズ/フォースの覚醒
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交渉は最終段階で、上手く行ったかどうかは伏せとくよ」と述べており、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード、マーク・ハミルが出演することが明かされた[20]

2013年3月、フィッシャーは「契約した」とはっきり発言しているが[27]、これが報じられると彼女の代理人は彼女がジョークを言っただけだとした[28]

2013年9月、ハミルの友人で俳優のロバート・イングランドは「マークはジムに通って鍛えてる。ルーク・スカイウォーカーだからね。腹筋をやらされてるよ」と発言している。ハミルとフィッシャーには栄養士トレーナーが付いている。製作陣はフォードの体型には満足している[29]

2013年11月19日、製作陣はR2-D2が「出演」することを発表した[30]

2014年1月、俳優ジェシー・プレモンスがルークの息子「ベン・スカイウォーカー」を演じることが噂された[31][32]が、1月19日、プレモンスは否定[33]。しかしエイブラムス監督はプレモンスと会って読み合わせをしたことを認め、「彼は交渉中の一人だ」とした[34]。だが結局プレモンスは出演しなかった。

2014年4月29日、出演者のメンバーが正式に発表された。
公開

2013年11月、公開日が2015年12月18日であることが発表された[35]

2014年3月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは「『エピソード7』はIMAXで公開する」と発表している[36]

2015年10月、日本においては公開日のほか、全国で本作を上映する映画館すべての初上映時間が「午後6時30分開始」と厳密に定められた[37](その他の地域の初上映時刻については本項の冒頭に記載)。

配給会社が変更されたため、恒例の20世紀フォックスファンファーレは流れないが、ディズニーロゴは世界観保持のためオープニングには表示されない。エンドクレジットでもディズニーロゴは登場しなかったが、ウォルト・ディズニー・レコードのロゴはエンドクレジットに登場した。

日本語吹き替え版での旧3部作のキャラクターは、多くの映画で行われているタレントの吹き替えを排除し、ソフト版の声優陣が再結集して当時と同じ役を演じている。なお、日本語吹き替え版のキャストは事前に発表されるケースが多いが、方針のためなのか、公開当日まで発表しない態勢をとった。

2016年3月25日をもって、全劇場・全スクリーンでの上映を終了した[38]
プロモーション

日本国内では2015年
8月2日からの青森ねぶた祭に合わせ、ディズニー・ジャパンから制作依頼を受けた青森の若手ねぶた師が、ヨーダやダース・ベイダーなどの人気キャラクターと本作が初登場の人物を含む4台のねぶたを作成した。当初ディズニー・ジャパンはねぶた祭期間中の運行を希望していたが、地元側が宣伝色が強く伝統にそぐわないと難色を示し、スポンサー企業の広告に使われる同年8月1日からの『前ねぶた』での運行となった[39][40]

全日本空輸(ANA)は、「ANA STAR WARS PROJECT」を展開し[41]、2015年10月からR2-D2の特別塗装を施した国際線仕様のボーイング787-9や、R2-D2と本作から登場するBB-8を施した国内線仕様のボーイング767-300などの特別塗装機を就航させている[42]

南海電気鉄道は2015年11月21日から2016年5月8日まで、特急ラピートの特別仕様車『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』号(50000系電車第5編成を使用)をなんば駅 - 関西空港駅間にて運行した[43]

東京ディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」にて、本作の登場キャラクターの象徴的なシーンが追加されたスペシャルバージョンが、2016年2月上旬から同年9月上旬までの期間限定で実施される。期間終了後には、既存のシーンからランダムで本作仕様のシーンが選ばれる予定[44]

検索サイトGoogleでは、冒頭で流れる「A long time ago in a galaxy far, far away....」(遠い昔、はるかかなたの銀河系で…。)と検索すると、オープニングロール風の検索結果が出る[45]。さらに、「内なるフォースの覚醒」と題した特設サイトも用意された[46]


ANA "R2-D2 JET”

南海50000系電車
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号

エピソード

末期癌で2015年7月に余命2か月と診断され、死ぬ前に本作を見たいという希望を持っていた、子どもの頃からスター・ウォーズの熱狂的なファンだったテキサス州在住の32歳の男性のためにインターネット上で嘆願運動が始まり、出演俳優のマーク・ハミルピーター・メイヒュージョン・ボイエガも支援の輪に加わった[47]

そして2015年11月3日、ディズニーやルーカス・フィルムのスタッフが男性の自宅を訪れ、特別に本作の未編集版を上映した。そのため、この男性は本作を世界最速で(合法的に)視聴した人物となった[48][49]

それから1週間後の2015年11月10日、男性は眠りながら安らかに息を引き取った[50][51]。非常によく似た内容の『ファンボーイズ』という映画があったことからも日本を含め世界中で大きな話題となった。
評価
興行成績
アメリカ合衆国

2015年12月18日木曜日のレイトショーで、本作は5700万ドルを稼ぎ出した。この数字は『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が2011年に記録した4300万ドルを超え[52]、レイトショーでの興行収入の最高記録を打ち立てた[53]


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