『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(原題:Star Wars: The Force Awakens)は、2015年のアメリカのスペースオペラ映画。J・J・エイブラムスが監督・共同脚本・製作を務め、ルーカスフィルムとエイブラムスの製作会社バッド・ロボット・プロダクションズが製作し、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給した。『ジェダイの帰還』(1983年)に続く「スター・ウォーズ」続三部作(シークエル・トリロジー)の第1作目であり、「スカイウォーカー・サーガ」の7作目にあたる。 旧三部作の後日談に相当する物語であり、ルーク・スカイウォーカーがダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)を暗黒面から救い出し、アナキンと共にダース・シディアスを倒してから約数十年後の世界が舞台となっており、ルークによって壊滅された銀河帝国の残党が結成した『ファースト・オーダー』とそれに抵抗するためにルークの妹であるレイア・オーガナを中心に結成された『レジスタンス』が戦いを繰り広げる模様が描かれ、それらの戦いにひょんなことから関わっていく事になるレイの動向やファースト・オーダーを表立って先導する役割を担う、ダース・ベイダーの孫に当たるカイロ・レンとの関わりが描かれる。 ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルム買収後に製作した、初の本シリーズの映画である。 アメリカ(MPAA)では、前作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』同様PG-13(13歳未満の鑑賞には、保護者の強い同意が必要)に指定された[4]。 遠い昔、はるか彼方の銀河系で...。 エンドアの戦いから約30年後。最後のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間に帝国軍の残党から新たに“ファースト・オーダー”が台頭し、再び銀河に脅威をもたらすと同時に彼の抹殺を計画していた。彼の双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、新銀河共和国の支援の下で独自の軍事組織“レジスタンス”を指揮してファースト・オーダーに立ち向かうと共に、彼の行方を捜索していた。 ルークの居場所を示す地図を入手するため、レジスタンスのパイロットである“ポー・ダメロン”は、相棒のドロイドの“BB-8”と砂漠の惑星ジャクーにいる探検家の“ロア・サン・テッカ”を訪れる。ポーは彼から地図を受け取るが、間もなく“カイロ・レン”や“キャプテン・ファズマ”が率いるファースト・オーダーの軍隊が村を襲撃してくる。ポーは、惑星ジャクーに来る時に乗ってきた愛機のXウイングにBB-8と乗り込み、地上から離陸し脱出しようとするが、2人のストームトルーパーに見つかってしまい、ブラスターの射撃でXウイングの後部を破壊され、離陸することが出来なくなってしまう。
概要
ストーリー