スター・ウォーズ_エピソード5/帝国の逆襲
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本作でソロがカーボン凍結される前とされた後と、次作『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』でカーボン凍結から解放された後ではそれぞれ彼の着ているシャツが異なる[7]。なお、カーボン凍結されたソロのプロップは顔のみフォードから型取りし、首から下は別人から取っている。

ソロがカーボン凍結される直前、レイアの愛の告白に対する返事「I know.(分かってる)」は、脚本では「I love you too.(俺も愛してる)」であったが、「皮肉屋のソロが素直に愛してると言うだろうか」という声が上がったために変更されたと言われる[8]。ちなみに次作『ジェダイの帰還』ではソロとレイアが互いに逆の台詞を喋るシーンがある。

ダース・ベイダーは、本作と次作『ジェダイの帰還』では、ライトセーバー戦のシーンのみ元フェンシング選手でスタントマンのボブ・アンダーソンが演じている。彼は前作『新たなる希望』でも、スタントおよび殺陣指導で参加(ノンクレジット)していたが、ベイダー役のデヴィッド・プラウズの殺陣はなかなか上達しなかったため、代わりに演じることになった。このことは、『ジェダイの帰還』公開時の1983年にマーク・ハミルが明らかにした[9]。なお、アンダーソンはホスの戦いのシーンで反乱軍歩兵役としてもエキストラ出演している。

本作公開前に、関係者から本作の情報が漏れることを恐れたルーカスは、撮影時にベイダーの声を担当したジェームズ・アール・ジョーンズに、ベイダーがルークに言う「No, I am your father.(違う、私がお前の父親だ)」という本来の台詞とは全く別の「Obi-Wan killed your father.(オビ=ワンがおまえの父親を殺した)」という台詞を言わせ、完成直前にアフレコで前者に差し替えるという、前代未聞のネタバレ防止策をとった。これはベイダーが覆面キャラで、実際の演技と声を別々の役者が担当していたからこそできた裏技であった。このネタバレ防止策は他の関係者にも徹底していたため、本来の台詞を知っていた人物は、監督のカーシュナー、製作総指揮のルーカス、ルーク役のハミル、そしてジョーンズを含む一部の関係者だけだった[10]。一方で、スーツアクターのプラウズには知らされていなかったため、差し替えられた完成品を観た彼は椅子から転げ落ちるほど驚き[5]、「本当の台詞を知っていたらもっと違う演技をしたのに」と不満を漏らしたという[要出典]。

当初ベイダーの城塞が登場する案があったが、諸事情で没になった。しかし後年、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に当時のものからデザインが変更されて登場した[11]

劇場公開版および特別編に登場した皇帝は、特殊メイクを施した女優マージョリー・イートン(英語版)に、特殊メイク担当リック・ベイカーの妻の顔、ネコチンパンジーの目を合成して作られた。

初公開時の国際版ポスターのイラストは生頼範義が手がけた[12]

脚注
注釈^ DVDBlu-rayではクローンの攻撃で同役を演じた小林勝彦の声に差し替えられている。
^ この回以降は特別篇。

出典^ a b The Empire Strikes Back (1980) - Box Office Mojo
^キネマ旬報」2016年3月下旬号 109頁
^ キネマ旬報1998年2月下旬号

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