スター・ウォーズ登場組織一覧
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反乱同盟軍結成以前の旧銀河共和国末期から、パルパティーン元老院最高議長(後の銀河皇帝)への権力集中を懸念した、モン・モスマ、ベイル・プレスター・オーガナ、パドメ・アミダラら元老院議員たちが会合を持ち、議長へ嘆願書を提出するなどの活動を行う(この部分は『シスの復讐』で撮影されていたがカットされ、DVDの特典映像としてのみ見ることができる)。非正史(レジェンズ)では『新たなる希望』の2年前にモン・モスマ、ベイル・プレスター・オーガナ、ガーム・ベル・イブリスの3人がコレリアン協定に署名したことが共和国再建同盟の正式な発足とされており、ゲーム『スター・ウォーズ フォース アンリーシュド』においてその詳細な経緯が描かれている。このゲームではダース・ベイダーが彼の弟子スターキラーに組織を命じ、反乱組織の主要人物を一網打尽にする帝国の策略だったが、ベイダーを裏切ったスターキラーがジェダイのラーム・コタと共に指導者たちを救出し、設立されたと設定されている。エンドアの戦いにおけるパルパティーンの死によって、帝国の大幅な弱体化に成功すると、やがてモン・モスマの宣言により新共和国が樹立する。この反乱同盟軍または新共和国軍と帝国軍の戦いを、銀河内乱(Galactic Civil War)と呼ぶ。非正史(レジェンズ)では皇帝亡き後の帝国軍残党は、新共和国のことを頑なに「反乱軍」と呼びつづけている。スピンオフ作品では、銀河内乱はエンドアの戦いで終わった訳ではなく、正史(カノン)ではジャクーの戦いの直後、非正史(レジェンズ)では十数年後の帝国との停戦協定によって終結する。しかしその後、正史(カノン)では旧帝国内部で停戦協定に反発する新勢力「ファースト・オーダー」の台頭、非正史(レジェンズ)ではユージャン・ヴォングの侵攻によって新共和国は瓦解する。
ローグ中隊 (Rogue Squadron)
反乱同盟軍の主力戦闘機部隊。12名のXウイングパイロットと、各自所有のアストロメク・ドロイドから構成される。『ローグ・ワン』でデス・スターの設計図を入手したチーム「ローグ・ワン」の功績を称え、この中隊の名前をローグ中隊と呼ぶこととなった。ヤヴィンの戦いに参加したレッド中隊が前身であり、中隊はデス・スターの破壊には成功するもメンバーのほとんどが戦死し、隊長ガーヴェン・ドレイスも戦死した。その後、ホスの戦いまでの間にローグ中隊へと再編成され、ルーク・スカイウォーカーが新リーダーに就任した。エンドアの戦いではウェッジ・アンティリーズがリーダーを務めている。この戦いではローグ中隊はウェッジ配下のレッド中隊として活動し、ランド・カルリジアンの指揮するゴールド中隊、アーヴェル・クライニッド率いるグリーン中隊、ホートン・ソーム率いるグレイ中隊と共闘する。非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品では新共和国時代にルークがジェダイの騎士として活動を始めると、ウェッジ・アンティリーズがローグ・リーダーを担当。彼が将軍職に就いたのち、オルデラン出身の帝国軍の脱走兵タイコ・ソークーが1年ほどリーダーを務め、ユージャン・ヴォングによる侵略戦争の時点では彼に代わり、かつてヤヴィンの戦いで戦死したビッグス・ダークライターの従兄弟に当たるギャヴィン・ダークライターが、リーダー職を引き継いでいる。また、ルークの姪ジェイナ・ソロもローグの一員となる。
レジスタンス (Resistance)
ファースト・オーダーを監視するため、レイア・オーガナが組織した私設軍隊[3]。未知領域で艦隊と部隊の増強を行うファースト・オーダーの存在を確認したレイアは元老院に危険性を訴えたが、元老院はファースト・オーダーを脅威と見なさず、さらに権限強化を巡り対立していた党派からダース・ベイダーの娘であることを暴露され、元老院におけるレイアの名声は失墜した。元老院の姿勢に失望したレイアは議員を辞職し、アクバー提督など反乱同盟軍時代の同志を集め、レジスタンスを結成した。新共和国はレジスタンスの存在を黙認し、レイアに賛同する一部の元老院議員から資金援助を受けていた[4]。レジスタンスの使用する基地は、銀河内乱終結後に放棄された反乱同盟軍の基地を再利用したものが大半である[5]ファースト・オーダーの紋章
ファースト・オーダー (First Order)
詳細は「ファースト・オーダー」を参照
エリート・プレトリアン・ガード (Elite Praetorian Guard)
スノーク個人を守る護衛兵[6]。帝国時代のインペリアル・ガードと同様に赤い装甲服と赤衣を身に着け、それぞれ白兵戦用の武器(ヘビーブレード、ダブル・ブレード、ウィップスタッフ)を所持している[7]。名前はローマ帝国プラエトリアニに由来している[6]。デザインはマッスルカーを参考に、日本の侍のイメージを取り込んだ機能性を重視したものになっている[8]
アテンダンツ (Attendants)
ファースト・オーダーの航法士。未知領域出身の高い知能と多次元の演算能力を備えた種族で、帝国軍の残党を未知領域に導いた。彼らの技術を評価したスノークに側近として迎えられる[9]
レジェンズ登場組織
銀河連合自由同盟 (Galactic Federation of Free Alliance)

フェル帝国 (Fel Empire)
『Star Wars: Legacy
』などに登場する国家。ヤヴィンの戦いの43年後、第二次銀河内乱の後に成立した帝国。前身はギラッド・ペレオン統治下のインペリアル・レムナントであり、さかのぼれば銀河帝国、さらには銀河共和国にいたる。銀河帝国(後にインペリアル・レムナント)のエース・パイロットであり、後には新共和国や銀河自由同盟とも共に戦ったスーンター・フェルと、反乱同盟軍のウェッジ・アンティリーズの妹シャル・アンティリーズの間に生まれた息子ジャグド・フェルを初代皇帝とし、代々その子孫が統治する。インペリアル・レムナントは新共和国との講和後、銀河系の一地方政権として新共和国とは積極的な友好関係にもないが、特に敵対もしないという施政方針をとっていた。だがユージャン・ヴォングの侵攻により、ホイルス銀河系の諸文明が一致団結して侵略者に立ち向かわなければならなくなった時、インペリアル・レムナントは銀河自由同盟(崩壊した新共和国の有志が樹立した、ユージャン・ウォングに対抗する臨時政府)と協力して敵に立ち向かった。ユージャン・ウォング戦争以降、インペリアル・レムナントは事実上は銀河自由同盟(新共和国の後継政権)の加盟国となり、第二次銀河内乱ではインペリアル・レムナントの指導者であるギラッド・ペレオン大提督やナタシ・ダーラ提督は、ジェイセン・ソロの支配の下でダークサイドに堕ちた銀河自由同盟中央政府ではなく、反乱軍である銀河自由同盟亡命派として戦い、同時にジェダイ騎士団とも共闘関係にあった。ヤヴィンの戦いから43年後、ジャグド・フェルは再び銀河を再統一した銀河自由同盟亡命派と、ジェダイの長ルークの後援を受けて、インペリアル・レムナントの国家元首に即位した。当時首都はインペリアル・レムナントの勢力下にあったバスティオンに置かれていた。フェル帝国は、その前身であるペレオン政権下でのインペリアル・レムナントがそうであったように、曲がりなりにも銀河自由同盟が銀河系全域を統治する主権を有していることを認めており、その下位の半独立した地方政権として積極的な参政はしないものの、一定の友好関係を築いていた。しかし、ジャグド・フェルの「戦闘なき勝利計画」に基づき、ユージャン・ヴォング戦役や第二次銀河内乱で傷ついた惑星に、復興支援を通じて帝国の影響力を行使する政策の結果、フェル帝国は徐々に、弱小な一地方政権からの脱却を果たしていき、全銀河の覇権には程遠いものの、最終的には強力な地方国家といえるまでに成長する。ヤヴィンの戦いの127年後には、銀河連合自由同盟が、かつて降伏し帰順したはずのユージャン・ヴォングと結託して銀河の平和を脅かしているという口実の元、銀河自由同盟に対して宣戦布告し、その3年後には全銀河の覇権を握った。しかし、その直後に、ダース・クレイトの元で再編されたシスにより、第3代皇帝ローン・フェルは首都コルサントを追われた。銀河の覇権はシスの帝国に奪われ、フェル帝国亡命政府は銀河自由同盟の残党と手を組んで、これに対抗することになる。
帝国騎士団 (Imperial Knight)
ジェダイ・オーダーやシス・オーダーなどに類似した、訓練されたフォースとライトセーバーの使い手によって構成された騎士団。フェル帝国に忠誠を誓うが、かつての銀河帝国やペレオン以前のインペリアル・レムナントでは、フォースとライトセーバーを用いる剣士たちは、例外なくダークサイダー(シス、またはダーク・ジェダイ)であったのとは違い、基本的には人道を重んじ、フォースのライトサイドに従い、銀河の平和と秩序を守ることを使命としている。彼らはフェル帝国と皇帝が銀河の平和と秩序、安定を維持するための正当な権力としてある限りこれを守護するが、仮に皇帝がダークサイドに堕ちた場合には、彼をライトサイドに引き戻すか、あるいは権力の座から追放することを義務とする。ただし、帝国騎士団はその性質上、フェル帝国自体の打倒や帝国からの離反などは絶対に許されず、旧共和国や新共和国、銀河自由同盟のジェダイ騎士団と比べると、フォースのライトサイドに忠実に仕えているとはいえない側面もある。そのためジェダイ騎士団は帝国騎士団に対して、「シスやダーク・ジェダイではないが、しかしジェダイ騎士団とは異なった基準で行動するフォースの使い手」と看做している。
出典^ “『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』レン騎士団の「その後」は ― 監督が別案明かす”. THE RIVER (2018年1月18日). 2018年1月19日閲覧。
^ 偕成社発行『スター・ウォーズ エピソード1データブック』57頁
^ 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ 劇場パンフレット』東宝映像事業部、2017年、22頁。 
^ “ ⇒The Resistance”. Lucasfilm (2015年12月18日). 2017年11月17日閲覧。
^ 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ 劇場パンフレット』東宝映像事業部、2017年、23頁。
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