スター・ウォーズシリーズ
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2018年2月には、『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーランナーを務めたデイヴィッド・ベニオフD・B・ワイスが脚本、製作を担当するスター・ウォーズ映画の開発が発表される[12]も、ベニオフとワイスの多忙を理由に2019年10月には立ち消えとなった[13]。また、製作が予定されたオビ=ワン・ケノービボバ・フェットのスピンオフ映画は、2018年6月に『ハン・ソロ』の興行不振の影響で保留となり[14]、ボバ・フェットの映画は2018年10月に製作中止となり[15]、オビ=ワン・ケノービのスピンオフはドラマシリーズとして製作されることが、2019年8月に発表された[16]
スカイウォーカー・サーガ
旧三部作/オリジナル・トリロジー.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}旧三部作のメインキャスト達(左から)マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、キャリー・フィッシャー(レイア姫)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)。

ルーク・スカイウォーカーを主人公とするシリーズで、1977年から1983年にかけて公開された。スピンオフを含むスター・ウォーズ全作品の大元となる作品群である。第1作『スター・ウォーズ』(1977年)は大衆文化に大きな影響をもたらし(英語版)、続編『帝国の逆襲』(1980年)、『ジェダイの復讐[注釈 1]』(1983年)も世界的にヒットした。

1971年、ユニバーサル映画はルーカスが監督を務める2作品について契約を結んだ。最初に製作された『アメリカン・グラフィティ』は成功を収め、ルーカスはアカデミー賞にノミネートされた。数か月後、ルーカスは2作目の草案を提出したがユニバーサルは草案を拒否したため、20世紀フォックスと契約を結んだ[17]。1974年までにルーカスは草案を下敷きにして脚本を書き上げ(この時点でシスデス・スター、アナキン・スターキラー(アナキン・スカイウォーカー)などの要素が加えられた)、物語が全9部作になると主張して20世紀フォックスと交渉し、監督として5万ドル、脚本家として5万ドル、プロデュース費用として5万ドルを受け取った[18]。製作を確実なものとしたルーカスは、監督としての報酬を抑える代わりに、マーチャンダイジングの権利は全てルーカスフィルムが持つと認めさせ(トム・ポロック(英語版)は、「交渉において、我々は20世紀フォックスのビル・ラーマンとの間で契約を立案しました。我々はジョージが権利を所有することで合意しました」と述べている[18])、自らの管理でキャラクターやメカのグッズを製造・発売し、巨額の富を得た。この利益を基に、後の新三部作(プリクエルトリロジー)はルーカスフィルムの自己資金で製作されている[18]

映画が時系列では4番目にあたる『新たなる希望』から制作されたのは、まず1作目が商業的に成果を収めねばシリーズ化が望めず、その意味で一番「冒険活劇」としての完成度が高かった『新たなる希望』を最初に世に出すことが得策だと判断されたためである。また新三部作の時代は、全銀河の首都である大都市惑星コルサントの描写や、銀河共和国独立星系連合の間で勃発した大規模戦争であるクローン戦争の描写が必須にもかかわらず、当時の映像技術と予算では映画化が不可能だったのも理由にある[19]

公開年タイトル監督
1977年スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)ジョージ・ルーカス
1980年スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5/帝国の逆襲)アーヴィン・カーシュナー
1983年スター・ウォーズ/ジェダイの復讐[注釈 1](エピソード6/ジェダイの帰還)リチャード・マーカンド

特別篇

1997年、新三部作(プリクエル・トリロジー)の公開に先駆けて『スター・ウォーズ』『帝国の逆襲』『ジェダイの復讐』の特別篇が順次公開された。ルーカスの製作意図に一層近づいた形にするべく、フィルムの物理的な洗浄や素材フィルムまで戻った光学合成シーンのデジタル合成によるやり直し、再撮影及びCGによる新規シーンの追加等が行われた。音響効果もバラつきが統合され、サウンドトラック全体もヒスノイズ低減処理を経て再編集された。一方で、行われた変更の中にはいわゆる「ハンが先に撃った」など、旧来のファンの間で論争を引き起こしたものもある。

その後2004年DVD2011年Blu-ray Discと新規の映像ソフトが発売されるたび、新三部作との整合化など、この特別篇にさらに修正が加えられていった。現在はテレビオンエアもこちらのバージョンが標準になっており、初公開時のオリジナル版を鑑賞することは困難となっている(ただし、2006年にDVDが発売された際に、初公開時のオリジナル版が特典として同梱されている)。
新三部作/プリクエル・トリロジー新三部作のメインキャスト達(左から)ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)、ナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー[注釈 2])、イアン・マクダーミド(パルパティーン)。

アナキン・スカイウォーカーを主人公とするシリーズで、1999年から2005年にかけて公開された。旧三部作の前日譚に当たる。

1987年、ルーカスはマーシア・ルーカスとの離婚和解で財産を失い映画製作の意欲をなくし、『ジェダイの帰還』以降の続編計画は中断してしまう[21]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:270 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef