ディスカバリーは、ダニエルスの指令のもとで銀河系内の全ヒューマノイドの祖である創始者の技術を探し、ブリーン人に渡ることを阻止する。ディスカバリー 映画第11作から映画第13作までが舞台とする平行宇宙(英: Kelvin Timeline)。プライム・タイムライン(以下、PT)のネロ達のタイムトラベルの影響で異なる歴史が生じた平行宇宙で、2233年以前の出来事はPTと同一である。 この平行宇宙を指す公式名は当初存在せず、ファンからは「別現実(英: Alternate Reality、映画第11作での台詞に由来)」または「エイブラムスバース(英: Abramsverse、映画第11作の監督である「J・J・エイブラムス」と多元宇宙を意味する「マルチバース」のかばん語)」と呼ばれていたが、2233年に起こったU.S.S.ケルヴィンの破壊がPTとの歴史の分岐点であることから、映画第13作の公開時に「ケルヴィン・タイムライン」という公式名が与えられた[45]。 年出来事作品
ケルヴィン・タイムライン
20世紀
1992年 - 1996年優生戦争が勃発し、カーン率いる優生人類が地球上の約3分の1を征服するが、内紛によって敗北する。カーンら一部の優生人類は寝台船S.S.ボタニー・ベイに乗り、冷凍冬眠の状態となって地球を脱出する。宇宙大作戦
22世紀
2153年ズィンディが惑星破壊兵器を用いて地球を攻撃し、700万人が虐殺される。エンタープライズ
2156年 - 2160年地球連合(United Earth)初となる恒星間戦争がロミュラン帝国との間で勃発する(ロミュラン戦争)。宇宙大作戦
2161年惑星連邦憲章が成立し、惑星間同盟協議に参加していた国家の中で地球、バルカン、アンドリア、テラライトが原加盟国となり恒星間共同体惑星連邦が発足する。宇宙艦隊が軍事攻撃指令作戦部隊と統合・再編され、地球連合政府から惑星連邦評議会へ移管される。エンタープライズ
映画第13作
2164年U.S.S.フランクリン(NX-326)がガガーリン放射線帯で行方不明となる。映画第13作
23世紀
2233年ブラックホールに飲み込まれたネロ(PT)達が、PTの2387年からタイムトラベルしてくる。ネロ(PT)達によってU.S.S.ケルヴィン(NCC-0514)は破壊され、カークの父が殉職する。映画第11作
2258年ブラックホールに飲み込まれたスポック(PT)が、PTの2387年からタイムトラベルしてくる。
U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701)がパイクの指揮下で進宙する。ネロ(PT)達が惑星連邦の崩壊を企てるも、カーク達によって阻止される。映画第11作
未開拓宙域を探査中の宇宙艦隊によって寝台船S.S.ボタニー・ベイが発見される。冷凍冬眠から蘇生されたカーンは同胞72名を人質に取られ、セクション31に徴用される。映画第12作
2259年カーンが反旗を翻し惑星連邦に対してテロ攻撃を行い、パイクが殉職する。