スタートレック:ローワー・デッキ
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実写版ドラマシリーズ『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のシーズン2、第7話に登場した[8]。
31話にて、中尉に昇進する。
39話にて、アカデミー時代、シトー・ジャクサと親友であった事と、彼女の死がマリナーの反抗的な言動のもとになっていた事が語られた。
ブラッドワード・ボイムラー
声 - ジャック・クエイド(平野潤也)
U.S.S.セリトスに勤務する地球人男性。ユニフォームは赤。少尉→中尉→少尉→中尉。生真面目な性格で出世欲が強く、仕事をこなしつつ昇進の機会をうかがっている。第1シーズンではフリーマン艦長からマリナーの監視を命令され、最終話ではU.S.S.タイタンのライカー艦長にスカウトされ中尉に昇進、タイタンに転属する。
第2シーズンでは上官のライカー艦長にかつて起こったのと同様に[注釈 3]上陸任務中の転送事故で複製が誕生してしまい、片方はそのままウィリアム・ボイムラー中尉としてU.S.S.タイタンに残り、もう片方はU.S.S.セリトスに少尉として戻る事になる。セリトス内で実力テストが行われた際には、訓練教官による悪質な改竄シミュレーションにもかかわらず100%の達成率を記録しており、優秀な素質の片鱗を見せている。
ピカード艦長のパロディとして、実家はフランスにあり大規模な干しブドウ業を営んでいることがシーズン3で明らかとなる。ブドウ園の従業員には若い女性が多く、なぜかボイムラーは彼女たちから好意を寄せられているものの本人は意に介していない。また髪は紫に染めており、地毛の色ではない。
28話においてウィリアムが就寝時の事故で死亡したとされるが、同話のラストで死を偽装してセクション31に参加した事が明かされる。ENT終了後の小説で描かれた、タッカー少佐へのオマージュとも取れる。
30話にて、テキサス級自動航行艦への有効な対策を(結果的に)提案したシャックス大尉の話を聞くように上級士官にやむを得ず大声をあげる等、シリーズ開始当初より行動的な面も描かれるようになってきている。
実写版ドラマシリーズ『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のシーズン2、第7話に登場した[8]。その際、パイクの未来について知っているが故に感じた申し訳なさを、パイク本人が既に知っているが故に見透かされ、逆にさりげなく気遣われる。
ウーナについての憧れをマリナーが若干(意図的に)ややこしく説明したため本人にやましいものと誤解されるが、24世紀に帰る直前に誤解が解け、純粋に尊敬し憧れている事を伝える事が出来る。
スポックとも奇妙な友情が芽生え、「長寿と繁栄を」と例のポーズとともに転送直前に言って貰えるも、ボイムラーらしく噛んで答える事が出来ないまま転送される。
31話にて、中尉に昇進する。
ドヴァナ・テンディ
声 - ノエル・ウェルズ(英語版)(種市桃子)
U.S.S.セリトスの医療部門に勤務するオリオン人女性。ユニフォームは青。少尉→中尉。オリオン人の宇宙艦隊士官[注釈 4]およびレギュラーキャラクターの登場は初。悪役としての登場が多いオリオン人であるが、それに反して明るく真面目な性格で、奴隷商人等といったオリオン人に対するステレオタイプな偏見を嫌う。どんな任務もポジティブに捉え喜んで取り組むが、上司のドクターの評価を大袈裟に気にして落ち込むこともある。友情や愛情についても誠実な性格上、仲間との関係は良好で、特にラザフォードにはそれが高じて若干執着気味な描写が見られる。
シーズン3からは上級科学士官の訓練を開始する。
28話にて、ボイムラーが作成したホログラム映画プログラム内での出来事からいずれ艦長になりたいという目標を自覚するようになる。
30話の終盤において、ヴァルカン科学アカデミーから転属してきたティリン(19話「wej Duj」に登場)と一緒に上級科学士官訓練を行う事になり、喜ぶ様子が描かれる。
31話にて、中尉に昇進する。
サマンサン・ラザフォード
声 - ユージン・コルデロ(英語版)(最上嗣生)
U.S.S.セリトスの機関部門に勤務する地球人男性。ユニフォームは黄。少尉→中尉。生粋の機械オタクで頭部にサイボーグ・インプラントを装着している。主役級の少尉たち4人の中では比較的常識人で温厚であるが、たまにインプラントをいじって暴走することもある。
たまに暴走していた理由について、10年前の事故が元で頭部にインプラントが装着された時に記憶とともに封印された本来の人格が表に出ようとしていたからであることと、そこに謎の艦隊士官の計画が絡んでいる事が明かされる。10年前の人格は現在のラザフォードとは正反対の傲慢な性格であり、当初は現在の人格を否定していたが、レースを経て自分の過ちを自覚し、現在の自分に当時の記憶の断片を託して消滅する(第25話「2人の自分」)。
30話にて、謎の艦隊士官は少佐時代のブエナミーゴ提督であり、計画は自動航行艦であるテキサス級の艦用のAIを極秘に開発していずれそれをもって自分の名声を高めようとしたものであった事が判明する。実際にAIを開発したラザフォードがそれを覚えていては不都合なため、事故を装って大怪我を負わせた上でインプラントを移植し、記憶を封印した事も明かされる。その事実を利用し、囮を演じて撃沈寸前のU.S.S.ヴァン・シターズからセリトスに3隻の注意を引き付ける事に成功する。
31話では4人組の中で唯一昇進していなかったが、それは過去の英雄的ないくつかの功績で昇進はしたくないと本人が固辞していたためで、エンジニアとしての功績で昇進したいと本人が努力していたものの、ストレスで限界に達しつつあった彼を見かねたテンディが、ビラップスに彼にふさわしい昇進をさせるように依頼。ビラップスから即座に直々に改めて功績を認められて中尉に昇進する。
キャロル・フリーマン
声 - ドーン・ルイス(英語版)(磯辺万沙子)
U.S.S.セリトスの艦長を務める地球人女性。ユニフォームは赤。大佐。マリナーの母親。マリナーに対しては幼少時から厳しく接してきたため衝突が絶えないが、徐々に関係も改善し互いの立場を尊重するようにはなっている。夫でありマリナーの父親でもあるアロンゾ・フリーマン提督からは気難しい性格と見なされている。
29話において、過去のマリナーの言動から彼女の事を信じ切る事が出来ず、FNN(連邦ニュースネットワーク)のリポーターであるヴィクトリア・ヌーゼが知っていたセリトスで起きた出来事について全部彼女がバラしたと思い込み、一方的に第80宇宙基地への転属を命じるが、直後のニュースにて実はそれらの出来事は他の士官が取材時に無意識にバラしていた事であり、マリナーがそれに気が付いたため唯一セリトスや艦長自身についての良い面を話してくれていた事を知り、すぐにマリナーに連絡を取ろうとするが艦隊を辞めた後となる。
30話にて、彼女に自身の言動を謝罪し(マリナー自身も過去のいい加減な言動があっての事と理解していた)、和解。マリナー自身からのランサムを直属の上官とする申し出に快諾する。
ジャック・ランサム
声 - ジェリー・オコンネル(志村知幸)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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