スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド
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"Those Old Scientists[注釈 17]"ジョナサン・フレイクスKathryn Lyn & Bill Wolkoff2023年7月22日 (2023-07-22)
24世紀、U.S.S.セリトスのブラッド・ボイムラーは古代のポータルを調査中に23世紀に飛ばされ、伝説的なエンタープライズのクルーたちに対面し興奮するも、未来の知識をもらして歴史を変えないよう努める。エンタープライズはボイムラーを未来に戻そうとする。オリオン船がポータルを盗むも、穀物と引き換えにポータルを取り戻す。最後のホロニウムを使ってポータルを開きボイムラーを送り返そうとするが、ボイムラーを救おうとしたベケット・マリナーを未来から呼び寄せることになる。マリナーは憧れのウフーラを手伝ってポータルに刻まれた異星人の文字を解読するも役に立たず、ボイムラーがスポックを手伝ってホロニウムを合成しようとするも失敗する。ボイムラーは、エンタープライズ NX-01のホロニウムが、現在の U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に受け継がれていることに気づく。ポータルを派遣したのがオリオン人の業績だと記録すると約束してオリオン人の妨害を抑え、二人はポータルで未来に戻る。[注釈 16]
188"戦争の名のもとに"
"Under the Cloak of War"Jeff W. ByrdDavy Perez2023年7月27日 (2023-07-27)
エンタープライズは、かつてのクリンゴン軍将軍でありながら、亡命し連邦の大使となったダク・ラーを迎える。ダク・ラーは、衛星ジガールで市民虐殺を命じた部下たちを自ら殺して阻止したとされるも、ジガールの戦場にいたムベンガ、チャペルは不快感を隠せない。ダク・ラーは、ジガールでの戦闘当事者同士として、ムベンガに和解を申し出る。だが、ムベンガは、虐殺を命じたのが実はダク・ラーであり、その部下を殺したのは自分であると明らかにする。嘘が暴露されたダク・ラーはムベンガを襲うも、逆に殺される。ムベンガは正当防衛として罪に問われない。
199"亜空間ラプソディ"
"Subspace Rhapsody
"Dermott DownsDana Horgan & Bill Wolkoff2023年8月3日 (2023-08-03)
U.S.S.ファラガットの副長に昇進したばかりのジェームズ・カークがナンバーワンについて仕事ぶりを学ぶためにエンタープライズに来る。スポックが主導する亜空間通信速度改善実験のため、ウーラは亜空間のひだへむけて歌を発信する。その結果、非現実フィールドが広がって乗組員全員が自分の思いをミュージカルの調子で歌い始めるようになる。パイクはバテルとの口論をブリッジで歌い、チャペルはバルカン科学アカデミー合格がスポックとの関係より重要だと歌う。ラアンはジェームズ・カークへの思いを口に出すが、ジェームズはキャロルと恋愛関係にあると告白する。非現実フィールドに影響されたクリンゴン船は亜空間のひだを破壊しようとするも、これは宇宙艦隊の全ての船を破壊しかねない。ウーラは全員が合唱することで非現実フィールドを閉じる方法を考え付き、歌唱を指導して危機を終結させる。
2010"覇権"
"Hegemony"マヤ・ヴルヴィロヘンリー・アロンソ・マイヤーズ2023年8月10日 (2023-08-10)
チャペルを加え、連邦の外のコロニーであるパルナッソス・ベータを補給中のカユーガはゴーン人に襲われて破壊される。救難信号を受けて急行したエンタープライズはカユーガの残骸を発見するも、ゴーン人の干渉フィールドによりコロニーと通信も転送もできない。エイプリル提督は境界線を越えてコロニーに入ることを禁じる。パイクは命令に反し、オルテガス、ラアン、サム、ムベンガを伴って残骸を装ったシャトルで上陸する。ゴーン船のトランスポンダーの作り方を知るU.S.S.スターダイバーの機関士モンゴメリー・スコット中尉と、バテルを含む数百名の生存者に会う。だがバテルの体内にはゴーンの卵が産みつけられている。ウフーラとペリアは干渉フィールド発生施設の場所を見つけ、スポックがカユーガの円盤部にロケットを備え付けて惑星表面の施設に落とす。スポックは円盤部で生存していたチャペルに再会し、二人でエンタープライズに戻る。干渉フィールドが停止したため、エンタープライズはパイク、スコット、バテルを転送するも、ゴーン人は他の全ての上陸クルーとコロニー生存者を自船に転送する。エイプリル提督は撤退命令を下し、パイクは次の行動を迷う。

製作
シリーズ名

シリーズ名"Strange New Worlds"は、『宇宙大作戦』および『新スタートレック』のオープニングでそれぞれの船長が行う独白の一部"Its five-year mission: to explore strange new worlds,"に由来する。
背景

スタートレック:ディスカバリー』の共同創作者であるアレックス・カーツマンアキヴァ・ゴールズマンをシリーズに招き入れたとき、ゴールズマンはエンタープライズを率いるクリストファー・パイクの物語になると言う噂を前もって聞いていたために失望した[13]。ゴールズマンは『ディスカバリー』のシーズン1の最後でエンタープライズが登場するようにはからった[14]。共同ショーランナーのAaron Harbertsは「スタートレックフランチャイズ」であまり出番のなかったパイクを描きたいと思ったが、フランチャイズで何度も登場するスポックを描くことにはそれほど興味がなかった[15] 。また、レナード・ニモイザカリー・クイント以外の俳優を使うことにも気乗りがしなかった[16]


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