スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド
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Among the Lotus Eaters[注釈 15]"Eduardo SanchezKirsten Beyer & Davy Perez2023年7月6日 (2023-07-06)
エンタープライズは、小惑星帯の影響で高い放射線量を保ち、以前の調査活動による文化的汚染が疑われるライジェル7号星に向かう。パイク、ラアン、ムベンガが地表に降りる。死亡と報告されていた乗組員のザックはザカリアス大王と名乗ってケイラ―の民の支配者となり、3人を捕らえて強制労働をさせる。3人は耳鳴りと頭痛、そして記憶の喪失を体験し、宮殿に記憶が保たれているという伝説を聞く。ラアンは負傷し、記憶を無くしたムベンガは治療ができない。パイクは宮殿に侵入し、ザックから宮殿を作った鉱石が放射線から人々を保護していると聞く。エンタープライズ号上の乗組員も記憶の喪失に見舞われ、オルテガスは本能に頼って小惑星帯から船を救う。スポックは放射線から船を守るフィールドを工夫する。3人はエンタープライズに戻り、小惑星帯をライジェル7号星から遠ざける。パイクは、ウーナの裁判の影響でこじれかけたバテルとの関係を修復する。
155"シャレード"
"Charades"Jordan CanningKathryn Lyn & ヘンリー・アロンソ・マイヤーズ2023年7月13日 (2023-07-13)
スポックとチャペルが異次元空間に住むケルコブ人の遺跡を調査中に、時空の裂け目に遭いシャトルが墜落する。ケルコブ人は二人を治療するも、スポックからバルカン人の遺伝子を除去する修正を行ってしまい、その過誤を認めない。スポックは婚約者トゥプリングの家族と過ごす婚約式の儀式を控え、母のアマンダが準備のためにエンタープライズに乗り込んでくる。スポックはトゥプリングに自分の状態を打ち明けられず、クルーたちの助けで元のバルカン人との混血のままでいるふりをする。スポックを元に戻すには24時間しか残されず、チャペルはオルテガ、ウフーラと共にケルコブ人にスポックを元に戻すよう依頼しに行き、スポックへの愛を告白して治療薬を渡される。儀式は終わるが、地球人に批判的なトゥプリングの母に怒り、スポックは自分の状態を明らかにする。スポックは元の状態に戻るも、トゥプリングは嘘をつかれたことに怒ってしばらく距離を置くことにする。後にスポックは、チャペルへの愛情を告白する。
166"ロスト・イン・トランスレーション"
"Lost in Translation"ダン・リウOnitra Johnson & David Reed2023年7月20日 (2023-07-20)
エンタープライズはジェームズ・カークが副長を務めるU.S.S.ファラガットとともに、デューテリアム精製所の修理を行う。ウフーラは死んだヘマーなどの幻覚を見始める。ウフーラと同様の幻覚を見る精製所勤務のラモンが破壊工作を行い、ジェームズがウフーラを助けて被害を最小限にとどめる。ウフーラは異星生物学者であるサム・カークの助けも得て、デューテリアムの中で生き、精製所により危険にさらされている生物からのメッセージが脳に直接送られていることに気づく。ウフーラの要請でパイクは精製所を破壊し、幻覚は止まる。
177"大昔のサイエンティスト"
"Those Old Scientists
[注釈 17]"ジョナサン・フレイクスKathryn Lyn & Bill Wolkoff2023年7月22日 (2023-07-22)
24世紀、U.S.S.セリトスのブラッド・ボイムラーは古代のポータルを調査中に23世紀に飛ばされ、伝説的なエンタープライズのクルーたちに対面し興奮するも、未来の知識をもらして歴史を変えないよう努める。エンタープライズはボイムラーを未来に戻そうとする。オリオン船がポータルを盗むも、穀物と引き換えにポータルを取り戻す。最後のホロニウムを使ってポータルを開きボイムラーを送り返そうとするが、ボイムラーを救おうとしたベケット・マリナーを未来から呼び寄せることになる。マリナーは憧れのウフーラを手伝ってポータルに刻まれた異星人の文字を解読するも役に立たず、ボイムラーがスポックを手伝ってホロニウムを合成しようとするも失敗する。ボイムラーは、エンタープライズ NX-01のホロニウムが、現在の U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に受け継がれていることに気づく。ポータルを派遣したのがオリオン人の業績だと記録すると約束してオリオン人の妨害を抑え、二人はポータルで未来に戻る。[注釈 16]
188"戦争の名のもとに"
"Under the Cloak of War"Jeff W. ByrdDavy Perez2023年7月27日 (2023-07-27)
エンタープライズは、かつてのクリンゴン軍将軍でありながら、亡命し連邦の大使となったダク・ラーを迎える。ダク・ラーは、衛星ジガールで市民虐殺を命じた部下たちを自ら殺して阻止したとされるも、ジガールの戦場にいたムベンガ、チャペルは不快感を隠せない。ダク・ラーは、ジガールでの戦闘当事者同士として、ムベンガに和解を申し出る。だが、ムベンガは、虐殺を命じたのが実はダク・ラーであり、その部下を殺したのは自分であると明らかにする。嘘が暴露されたダク・ラーはムベンガを襲うも、逆に殺される。ムベンガは正当防衛として罪に問われない。
199"亜空間ラプソディ"
"Subspace Rhapsody
"Dermott DownsDana Horgan & Bill Wolkoff2023年8月3日 (2023-08-03)
U.S.S.ファラガットの副長に昇進したばかりのジェームズ・カークがナンバーワンについて仕事ぶりを学ぶためにエンタープライズに来る。スポックが主導する亜空間通信速度改善実験のため、ウーラは亜空間のひだへむけて歌を発信する。その結果、非現実フィールドが広がって乗組員全員が自分の思いをミュージカルの調子で歌い始めるようになる。パイクはバテルとの口論をブリッジで歌い、チャペルはバルカン科学アカデミー合格がスポックとの関係より重要だと歌う。ラアンはジェームズ・カークへの思いを口に出すが、ジェームズはキャロルと恋愛関係にあると告白する。非現実フィールドに影響されたクリンゴン船は亜空間のひだを破壊しようとするも、これは宇宙艦隊の全ての船を破壊しかねない。ウーラは全員が合唱することで非現実フィールドを閉じる方法を考え付き、歌唱を指導して危機を終結させる。
2010"覇権"
"Hegemony"マヤ・ヴルヴィロヘンリー・アロンソ・マイヤーズ2023年8月10日 (2023-08-10)
チャペルを加え、連邦の外のコロニーであるパルナッソス・ベータを補給中のカユーガはゴーン人に襲われて破壊される。救難信号を受けて急行したエンタープライズはカユーガの残骸を発見するも、ゴーン人の干渉フィールドによりコロニーと通信も転送もできない。エイプリル提督は境界線を越えてコロニーに入ることを禁じる。パイクは命令に反し、オルテガス、ラアン、サム、ムベンガを伴って残骸を装ったシャトルで上陸する。ゴーン船のトランスポンダーの作り方を知るU.S.S.スターダイバーの機関士モンゴメリー・スコット中尉と、バテルを含む数百名の生存者に会う。だがバテルの体内にはゴーンの卵が産みつけられている。ウフーラとペリアは干渉フィールド発生施設の場所を見つけ、スポックがカユーガの円盤部にロケットを備え付けて惑星表面の施設に落とす。スポックは円盤部で生存していたチャペルに再会し、二人でエンタープライズに戻る。
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