スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド
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2259年[注釈 8] U.S.S.エンタープライズ NCC-1701の整備中、アーチャー号に乗りファースト・コンタクト任務中の副長ウーナが行方不明となる。エイプリル提督は休暇中のクリストファー・パイク船長を呼び戻し、整備を途中で切り上げて救助に向かわせる。パイクはスポックに、未来での悲惨な運命を知ったことが任務に与える影響を相談する[注釈 1]。エンタープライズはカイリー279星に行き、内乱状態の勢力が、近傍空間でのU.S.S.ディスカバリーの活動を観察することで、ワープドライブではなくワープ爆弾を開発し破滅的な戦争の手前にあることを知る。パイク、スポック、副長代理のラアンは変装して惑星に降り、ウーナらを救出する。パイクは内政干渉を禁じる一般命令1条を破り、地球の滅亡の歴史を示して内乱を収束させ惑星連邦への加入を促す。ディスカバリーの存在自体が秘密であるため、パイクは宇宙艦隊による処罰を逃れる。ラアンは家族がゴーン人に皆殺しにされ、自分だけがウーナに救われた過去をパイクに告白し、保安主任となる。
22"彗星の子供たち"
"Children of the Comet
"マヤ・ヴルヴィロヘンリー・アロンソ・マイヤーズ & Sarah Tarkoff2022年5月12日 (2022-05-12)
ペルセポネ星系の、科学技術の未発達な知的生命の住む惑星に彗星が衝突しそうになる。エンタープライズは彗星のコースを変えようとするもフォースフィールドに妨げられる。ウフーラ、スポック、ラアン、サム・カークが上陸して人口建造物に入る。卵型の物体はエネルギー放射でサムを昏倒させる。彗星を「古代からの生命の裁き手」ムハニートと呼び、その付き添いを自称する種族「シェパード」の戦力に勝る宇宙船がエンタープライズの干渉を妨害する。ウフーラは物体が音に反応することを発見してフォースフィールドを解かせ、上陸班はエンタープライズに戻る。エンタープライズがシェパードの注意を引く間にスポックがシャトルで彗星のコースを変える。彗星は惑星に衝突せず、かすめながら蒸気を大気に注入し、乾燥した惑星環境を改善する。ウーラは彗星の発する音を分析し、彗星が本来の予定通りに惑星に干渉し生命を育んだと考える。
33"イリリアのゴースト"
"Ghosts of Illyria"
レスリー・ホープAkela Cooper & Bill Wolkoff2022年5月19日 (2022-05-19)
エンタープライズは、惑星連邦が禁止した遺伝子操作を自らに施したイリリア人の廃墟を調査するも、イオン嵐のためにパイクとスポックは残される。船に戻った上陸班は光に魅かれるあまり奇矯な行動を示す症状に襲われ、他の乗組員にも広がる。ウーナ(ナンバーワン)だけは耐性を示して船を破壊から救い、症状を抑える薬が作成されて乗組員の症状は治まる。パイクとスポックは、廃墟に残された文書から、惑星連邦加盟を望む一派が遺伝子操作を元に戻そうとしてウイルスを作成してしまいプラズマ生物に変貌してしまったと推測する。二人はプラズマ生物によりイオン嵐から守られて船に戻る。ウーナは自分が別のコロニー出身のイリリア人であることを明かし、辞職を申し出るもパイクが却下する。ウーナは、医療主任のムベンガが転送バッファー内に難病の自分の娘を保存するために医療用転送装置をアップグレードせず、バイオフィルターがウイルスを見逃してしまったと知る。
44メメント・モリ[注釈 9]"
"Memento Mori"ダン・リウDavy Perez & Beau DeMayo2022年5月26日 (2022-05-26)
エンタープライズは植民星に大気プロセッサーを運び、多くの人々が惨殺されたことを発見した後、生存者を救出する。かつてゴーン人に襲撃された記憶を持つラアンはゴーン人の罠を見破るも、エンタープライズは攻撃されて損傷する。パイクは船をブラックホール近傍の褐色矮星のガス雲の中に隠し、その結果システムの多くがダウンする。機関部で研修中のウフーラは負傷したヘマーを助けて船の破滅を防ぐ。ウーナは重傷を負い、ムベンガとチャペルは伝統的な医療に頼る。スポックの機転でゴーン船を一隻破壊するも、さらなる三隻の接近を招く。一隻は高密度のガスで破壊される。スポックの精神融合で、ラアンは兄が解析したゴーン人の暗号システムを思い出し、これを利用してさらに一隻を誤爆で破壊させる。パイクはブラックホールの近傍で大気フィルターを放出し、その破壊をエンタープライズ号に見せかける。残るゴーン船は去る。
55"スポックの混乱"
"Spock Amok"レイチェル・ライターマンヘンリー・アロンソ・マイヤーズ & Robin Wasserman2022年6月2日 (2022-06-02)
第1宇宙基地でエンタープライズは修理を受け、乗組員たちは上陸休暇を楽しむ。仕事熱心で"お楽しみ殺し"とあだ名されるウーナとラアンは船に残り、悪ふざけのゲームをする二人の少尉を捕まえ、自分たちも羽目を外してゲームを試す。半分地球人であることに不安を持つスポックは婚約者のトゥプリングと逢瀬を楽しもうとするが、ロミュラン、クリンゴン、あるいは惑星連邦との同盟を迷うロンゴヴィア保護領との外交交渉のために邪魔される。チャペルに相談した後、スポックはトゥプリングと"魂の共有"を試してカトラ(精神)が入れ替わってしまう。二人はそれぞれの任務をこなし、スポックはバルカン人の犯罪者を論理の道筋に戻し、トゥプリングは外交交渉を成功させる。ムベンガとチャペルは二人のカトラを元に戻す。
66"苦しみの届かぬ高さまで"
"Lift Us Where Suffering Cannot Reach"アンディ・アルマガニアンRobin Wasserman & Bill Wolkoff2022年6月9日 (2022-06-09)
マジャラン星系で定期測量調査中のエンタープライズは戦闘クルーザーに攻撃されるシャトルから救難信号を受け、クルーザーを破壊しシャトルから第1奉仕者と呼ばれる少年、その父で医師のガマル長老、さらにパイクの知己のアローラ大臣を転送する。少年はマジャリス星での即位式を数日後に控え、パイクは少年を保護するとアローラに約束する。プロスペクト7号星のクルーザーが再び少年の誘拐をはかって破壊され、ガマルは少年を密かに隠すもスポックに発見される。パイクはアローラと旧交をあたため、少年の即位式に出席し、神経回路を機械に繋がれ苦しみながらも星を守る運命であることを知る。少年の命運を知ったパイクは助けようとするがアローラ達に阻まれてしまい、無言のまま別れる。息子を守れなかったガマルはムベンガの尽力に感謝し、ムベンガの娘の治療法のヒントを与えた後、残酷な犠牲に基づくマジャリス社会に反逆する分派の住むプロスペクト7号星に去る。
77"セレン・スコール"
"The Serene Squall"シドニー・フリーランド
(英語版)Beau DeMayo & Sarah Tarkoff2022年6月16日 (2022-06-16)
エンタープライズは人道支援の専門家で艦隊のカウンセラーのドクター・アスペンを乗せて連邦領域外に出て、海賊セレン・スコールに襲われたコロニー船を探す。
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