スターダストレビュー
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「おらが鎮守の村祭り」で優秀曲賞を受賞[2]

デビューに際し、グループ名をスターダストレビューに改名。ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」とグループが持つ多様な音楽性をレビュー形式で披露したい、とのことから。

1981年5月25日、アルバム『STARDUST REVUE』、シングル「シュガーはお年頃」でワーナー・パイオニアからデビュー。

1984年に発売された5枚目のシングル「夢伝説」がカルピスCMソングに起用され、知名度が上昇した。「夢伝説」のヒットを受け発売されたアルバム『TO YOU -夢伝説-』は、スターダストレビューの意向を汲まない過去の発表曲を集めた物で、このアルバムの発売により3枚目のオリジナルアルバム発表の機会が失われてしまい、メンバーを大いに落胆させた。

1980年代後期「Stay My Blue-君が恋しくて-」(1988年)・「Be My Lady」(1989年)とメニコンCMソングに2年連続で起用。1989年、「夏のシルエット」がピクニックのCMソングに起用された。

1994年アマチュア時代からメンバーに加わりキーボード・ヴォーカル・アレンジを担当した三谷泰弘がソロ活動のため脱退。

1998年、サポート・メンバーだった光田健一が正式メンバーとなり2001年11月迄キーボード・コーラス・アレンジャーで活躍。

2001年8月4日、「つま恋100曲ライブ」で101曲演奏、「24時間でグループによる最も多く演奏された」としてギネス世界記録に認定[3]

2001年、新星堂系のオーク・レコーズに移籍。

2001年11月、光田健一が脱退。

2002年アルバム『Style』を発表。

2003年、添田啓二と岡崎昌幸がサポート・メンバーに加わる。以降2人は全てのレコーディングやライブに参加しており、正式メンバーとほぼ同じ扱いを受けている。

2003年、『Style』に続き、熊谷昭プロデュースによる『Heaven』を発表。

2005年、彼らの人気曲4曲をアコースティックアレンジでセルフカバーしたシングル「木蘭の涙?acoustic?」を最後にオーク・レコーズを離れ、インペリアルレコードに移籍。

2006年1月、シングル「いのちのこたえ」を発表。同年5月、デビュー25周年記念アルバム『HOT MENU』発表。このアルバムのためにスターダストレビュー4人、サポート2人に加え、歴代メンバー三谷泰弘・光田健一、サックス奏者・山本公樹、一夜だけのスペシャルコンサート(『No Ballads』)で競演したBIG HORNS BEEが一堂に会し、アマチュア時代の代表曲「おらが鎮守の村祭り」をレコーディングした。

2012年5月19日さいたまスーパーアリーナにて「STARDUST REVUE 30th Anniversary オールキャストで大謝恩会 ?5時間程度まったりと? おみやげ付き」を開催。過去に在籍した三谷や光田がゲストとして参加したほか、シークレットゲストとして田村直美相田翔子大泉洋(VTR出演)、ゴスペラーズが参加、6時間を超えるライブとなった。[4][5]

2013年10月1日、「夢伝説」がJR高崎線行田駅発車メロディとなる。

2017年5月21日、さいたまスーパーアリーナにて「STARDUST REVUE 35th Anniversary スタ☆レビ 大宴会?大コラボレーションライブ?大抽選会付き」を開催。過去に在籍した三谷と光田は参加しなかった。スペシャル・ゲストとして、小田和正鈴木雅之KAN岸谷香杉山清貴馬場俊英松たか子スキマスイッチ渡辺美里森高千里矢井田瞳、13人のゲストが参加した。6時間を超えるライブとなった。

2018年、日本コロムビアに移籍。

2018年6月12日、根本の脳に小さな血栓が見つかり緊急入院。それに伴いアルバム「還暦少年」発売イベント等が中止となった。7月以降のコンサートは予定通り行われた。

2022年10月4日、林の咽頭がんを公式ホームページで公表。10月22日から始まる『スターダスト☆レビューツアー2022?2024「ブギウギワンダー☆レビュー」』の直前での公表となった。病状は早期発見で担当医から「半年くらいで治せる」との診断[注 1]。同ツアーを半年間休養することも合わせて発表された。

2024年1月12日、林のがんに転移が見つかり声帯を切除したことをYouTubeオフィシャルチャンネルで公表。同時に林自身によるメッセージを根本が代読し、声を失ってもパーカッションなどで引き続き音楽活動を続けていくためリハビリを継続している旨を明らかにした[6][7]

逸話

根本がライブの最中に歌詞を間違える事は日常茶飯事で、とあるクリスマスライブにおいては同じ曲の同じ部分で3度も歌詞を間違え、演奏が何度も途中で止まるという事態が起こっている。それでも演奏終了後に「今日は3部構成でお送りしました」という一言で、観客もメンバーも大爆笑とともに納得させてしまったという。また、根本が語った言葉に「歌詞は生き物」というものもある。

ライブでの歌詞の間違いはアルバムにも収録されており、ライブアルバム『FACE TO FACE』に収録されている「One More Time」では「はずさ」という部分を「だろう」と迷った挙句、結局「だずさ」と発音したものが選ばれて収録されている。また、イントロで必ず根本が前フリをするが、登場時に「お待たせ致しました。スターダストレビューでございます。老いも若きも一緒に踊ろうではありませんか」など、独特の前振りをする事もある(ライブアルバム『SECRET FACE』に収録されている)。

赤坂泰彦からは「生まれて初めてコンサートというものを見に行くときには、スターダストレビューのライブを見に行け」と言われるほど、エンターテイメント性に富んでいる。育児で忙しい母親世代でも鑑賞しやすいように、コンサートの時間帯を昼下がりに設定することも多い。

脱退した三谷と光田とは現在でも交流が続いており、根本が三谷のライブにゲスト出演したり、逆に三谷・光田が周年コンサートへのゲスト参加やアルバムのサポート、楽曲のプロデュースを担当するといったことが行われている。

柿沼は爆風スランプの助っ人ベーシスト(当時江川ほーじん脱退、後任のバーベQ和佐田加入前)として『Runner』を演奏した[8]

様々なミュージシャンと交流を持ち、根本は村田和人のほか、KAN平松愛理嘉門達夫相田翔子など、数々のアーティストの作品にもゲスト参加している。逆にスターダストレビューの楽曲にKANや平松愛理、相田翔子、石黒彩大泉洋CHAGE and ASKAなどがゲスト参加したり共同プロデュースを担当している。また杉山清貴とKANを交えて「SSK ALL STARS」(SSKはスタレビ、杉山、KANのそれぞれのイニシャル)と名乗った三者での合同ライブが定期的に行われている。2017年にはこの3グループに馬場俊英を加えた「SSKB ALL STARS」としてもライブを行っている。

ライブでしばしば、アカペラを披露する。『CHARMING』(三谷泰弘在籍時)、『DEVOTION』(光田健一在籍時)、『ALWAYS』(現行メンバー)と3枚のアカペラ・アルバムをリリースしている。なお『DEVOTION』収録の「マシュ・ケ・ナダ」には下柳剛(当時日本ハムファイターズ)が掛け声を入れた。


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