スターシップ・オペレーターズ
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王国との戦いにも危機感を持っていない様子であったが、後に起こったレンナの死によって、危機感を新たにする事になる。
間宮 リオ(まみや リオ)
声 - 川澄綾子[3]星間気象観測員。王国との戦闘の発案者の一人。元キビ首相の間宮タツマ(CV:有本欽隆)を叔父に持ち、アマテラスに迎え入れることで亡命政府として王国との戦いを正当化するために尽力する。
三上 シント(みかみ シント)
声 - 坪井智浩[3]副艦長・第三艦橋航行管制。タカイの親友で、一級航宙士の資格を持つ。
里見 レンナ(さとみ レンナ)
声 - 浅川悠[3]浮遊物監視員。ほとんど話をしないが、シノンとはメール友達。後にキビ航宙自衛隊のスパイであることが判明する。なお、アニメ版では惑星国家シュウでの内乱から脱出する際に銃撃戦に巻き込まれて死亡した(原作では負傷のみ)。
アマテラスクルー・その他
荻野 セイ(おぎの セイ)
声 -
清水香里[3]補給長。日頃から「金儲けが趣味」と公言している。後に孤立無援となったアマテラスに補給物資を調達する為に、あえてアマテラスから退艦し、艦の外からバックアップを行おうとする。
榊原 コウキ(さかきばら コウキ)
声 - 川田紳司[3]機関長。あだ名は「おやっさん」。シノンに告白して付き合うことになる。アニメ版では、シノンとの交際開始後、アマテラスが王国特殊部隊の襲撃を受けた際、無謀にもパワーローダーに搭乗して追撃に向かってしまい、コックピットに敵部隊長の放ったグレネードランチャーが直撃して死亡した。
結城 シメイ(ゆうき シメイ)
声 - 入野自由[3]技術士官。最年少ながら、訓練生ばかりのアマテラス乗員の中で唯一の現職自衛官にして、階級も最高位。人工知能「イソップ」を担当している。謎の多い少年。
篠原 ミナセ(しのはら ミナセ)
声 - 小林ゆう[3]防衛医大の研修医としてアマテラスに乗艦している唯一の医療スタッフ。船医・外科医としての経験は0なので、乗組員からは治療を受けることを恐れられている(レンナが最初の犠牲者。アニメ版では死亡して、洒落にならないためかこの設定はなし。)。
スターシップチャンネル2300
ディータ・ミルコフ
声 -
生天目仁美[3]スターシップチャンネルのレポーターでアマテラスに乗艦し、乗員達の活躍を生中継で報道し続ける。その為、民間人の中では乗員達の過酷な経験や苦悩を最もよく知る人物と言える。かつて、ピーターと交際していた時期がある。ピーターが、あまりにもアマテラス乗員の生命を軽視し続け、番組の視聴率を優先するためだけに、王国の特殊部隊がアマテラスを襲撃しようとしていたのを故意に黙認した事から、次第に彼に対し強い反感を抱き始める。
ピーター・スパイクス
声 - 志村知幸[3]スターシップチャンネルのディレクター。自社がアマテラスに多大な資金援助を行う事で、彼らの戦争をエンターテイメントとして利用する。アマテラス乗員の生命・安全よりも自身の企画の成功を優先する利己的かつドライな考え方の持ち主であり、その為ならば、敵側にわざとアマテラスの情報を送る様な番組を企画・放送する等、手段を選ばない。アニメ版では、最終的にアマテラスのクルー達が王国との戦闘の末に全滅する事をシナリオとしている。アマテラスが王国の特殊部隊に襲撃されるのを知っていながら、企画を面白くする為にわざと黙認していた事で、アマテラスのクルーに犠牲者を出してしまうという間接的な殺人を犯す事になり、我慢の限界を迎えたディータからも反発される。後にテレビ局が地球連合に占拠された際には、アマテラスに協力し地球連合の暴挙を暴露するが、その最中にドアを破壊してなだれ込んできた特殊部隊に射殺される結末を迎えた。
ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(王国)
デュール・エルロイ提督
声 -
松本大[3]戦闘艦「コンキスタドール」艦長。他の提督が楽観視する中で唯一、アマテラス(香月シノン)の戦略の手ごわさを認識していた人物。アニメでは、終盤でアマテラスを撃沈寸前まで追い込むが、イザベルからの命令変更によって拿捕する為にアマテラスに降伏勧告をした後に、到着した地球連合艦隊に攻撃されて死亡した。
ハンス・ゲオルグ・ヘルマン
声 - 田中完[3]惑星国家同盟の報道官。若菜レアメタルの社長を使い、アマテラスのクルー達を内部分裂させようと画策した(結果的には失敗)。その後、最高会議議長の決定により王国軍作戦司令官に昇進し、アマテラスを窮地に追い込む。アニメでは、イザベルとの権力争いに一旦は後れを取るが、密かに地球連合と結託してイザベルを失脚させるも、その直後に密約を反故にした地球連合の兵士たちに暗殺された。
イザベル・フェリーニ
声 - 大原さやか[3]アニメ版オリジナルキャラクター。惑星国家同盟の執政官として登場し、最高評議会議長の死後は、最高評議会議長代行としてヘルマンを失脚に追い込み、終盤でアマテラスを地球連合に引き渡す事を条件にヘンリエッタ星域での惑星国家同盟の地位を安泰なものにしようとしていたところを、地球連合と密約を交わしたヘルマンの部下によって、執務室から引きずり出された直後に、銃声が鳴っている。
その他
佐秩Bマサラ
地球の日本に住む20歳の青年。ごく平凡で平和な生活をしていたが、銀河ネットワークの番組を見てアマテラスの存在を知り、熱烈なファンとなる。自分がアマテラスのためにできることを模索し、
NGOの一員となりヘンリエッタ星域を訪れる。原作のプロローグ部分で最初に登場するキャラクターであり、その後もストーリーの節目ごとに登場しているが、アニメ版では登場シーンが省略されている。
ジョセフ・トルーマン
声 - 亀井三郎アニメ版オリジナルキャラクター。地球連合艦隊司令官。王国側と一度秘密裏に手を結んでから裏切ってコンキスタドールを撃沈し、イザベルをヘルマンに粛清させてからヘルマンをも抹殺。指導者と艦隊を失った王国に代わって地球連合がヘンリエッタ星域を直接支配するため、アマテラス救助を名目にヘンリエッタ星域への艦隊侵攻を開始する。エルロイから全てを聞いたアマテラスの抹殺をも目論むが、アマテラスの最後の抵抗である自爆による衝撃波によって艦隊の半分を損失。更には自軍の行った暴挙もスターシップチャンネルによって暴露される。
主な登場艦船
アマテラス
惑星国家キビの新造護衛艦。訓練航海中にキビが王国に降伏したため、
士官候補生たちがこの艦を買い取る形で王国に対し反旗を翻す。基礎デザインはメカニックデザインを担当した山根公利が後に関わった『機動戦士ガンダムSEED』の「アークエンジェル」に流用され、艦体のライン等に影響が見られる。
マイヅル
惑星国家キビの第二護衛艦。物語の初頭にて、王国からの攻撃で撃沈される。
シェンロン
惑星国家シュウの戦闘艦。艦長はウォン。当初アマテラスと共同戦線を張るが、途中で独断にて作戦を変更、シュウ国家を無条件降伏させるとともに、アマテラスの戦線離脱を助けるため、コンキスタドールとリサに単艦で立ち向かい、撃沈される。
工廠艦プレペザ
艦となってはいるが、実質は宇宙砲台。金属質小惑星を抱えており、これを材料として弾丸(実体弾)を生成し、レールガンで射出する。
戦闘艦トラファルガー
ヘンリエッタ惑星国家同盟所属の第21戦闘艦。艦長はジョセフ・マイヤー。艦首方向に口径10mのプラズマキャノンが備えられており、これを利用してアマテラスのプラズマキャノンを相殺しつつアマテラスにレーザー攻撃を行った。
潜航艦アヴキール
ステルス性能に特化した戦闘艦。艦長はリカルド・ファレス提督。レーダーに捕えられることはなかったが、魚雷の全弾発射による閃光の「影」として光学的に観測され、撃沈される。アニメでは同型艦の「アクティウム」が最終決戦に登場。しかしアヴキール戦と同じ電磁シグナルを捕捉され、あっさりと撃沈された。
重装巡航艦コンキスタドール
主砲は4000口径プラズマキャノン1門、副砲は300ペタワット級レーザーキャノン2門。艦長はデュール・エルロイ提督。過去3回の一騎打ちに尽く勝利した歴戦の艦。最終決戦においてアマテラスを追い詰めるも、イザベルからの指示で撃沈の好機を逃し、直後に現れた地球側艦隊の奇襲により集中砲火を受け、撃沈される。
高機動突撃艦リサ
パルスレーザーCIWSを装備した分離型突撃艇を搭載しており、この突撃艇を用いてショートワープを繰り返しながら敵艦に近接攻撃をかける戦法を得意とする。艦長はハルラール・ナジャ提督。予備の装甲板を盾に利用したアマテラスの奇策に敗れる。アマテラス側のコードネームは「ドラゴンフライ」。
装甲砲撃艦レイテ
武装は3800口径プラズマキャノン1門、2000口径プラズマキャノン2門、レーザーキャノン2門。艦長はリー・ユン・スク提督。 アマテラス側のコードネームは「ハンマーヘッド」。
高速突撃艦マリアナ
武装はレーザーキャノン4門。艦長はルイス・ベルモント提督。アマテラス側のコードネームは「ヘッジホッグ」。
偵察艦レバント
最終決戦に参加し、リボルバーの直撃を受け航行不能となる。艦長はティエト・ランガー提督。
既刊一覧
小説

水野良(著) / 内藤隆(イラスト) / 山根公利(メカニックデザイン) 『スターシップ・オペレーターズ』 メディアワークス〈電撃文庫〉、全6巻
2001年3月25日初版発行(3月10日発売
[4])、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-8402-1762-9

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