保有資産が3000万ドル(約46億円)を超す富裕層となった卒業生は、2022年の時点で7900人超おり、米国内の大学としては第2位である[23]。
大学ランキングStanford University Hoover Tower.
USニュース(2024年)[24]
米国内大学総合 ─ 第3位
電気工学 ─ 第2位
環境科学 ─ 第2位
コンピューターサイエンス ─ 第2位
心理学 ─ 第1位
経済学 ─ 第1位
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(2024年)[25]
世界大学総合 ─ 第2位
米国内大学総合 ─ 第2位
芸術人文 ─ 第1位
ライフサイエンス ─ 第4位
社会科学 ─ 第1位
組織Arches of the Quad at Stanford.
スクール
Graduate School of Business(Stanford GSB、スタンフォード大学経営大学院:ビジネススクール)
School of Law(SLS、スタンフォード・ロー・スクール:法科大学院)
School of Engineering(Stanford Engineering、スタンフォード大学工学部・大学院)
School of Sustainability(サステナビリティ学部・大学院)
School of Education(教育大学院)
School of Humanities and Sciences(文理学部・大学院)
School of Medicine(Stanford Medicine、スタンフォード大学医学大学院:医科大学院)
の7つのSchoolがある。このうち学士課程があるのは、サステナビリティ学部、工学部、文理学部で、合計67の専攻がある。その他は大学院のみ。 米国連邦国立研究センターとして次の3つの研究所が設置されている。 そのほかにも多くの研究所、ラボラトリー等を設置。
研究機関
Center for Advanced Study in the Behavioral Sciences
The National Bureau of Economic Research
SLAC国立加速器研究所(SLAC National Accelerator Laboratory), Stanford Linear Accelerator Centerから名称変更
スタンフォード人工知能研究所(SAIL)
フーヴァー戦争・革命・平和研究所
スタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際研究所
スタンフォード研究所 (SRI) は、大学本部の管理下にはなく、大学発のインキュベーションやベンチャー企業の支援を目的とした独立した組織として運営されている。 広さは3310ヘクタール(千代田区の3倍)で全米有数の大規模なキャンパスである。建物はカリフォルニア州の伝統に従いスペインコロニアル様式で統一されている。正門から入ると右半分には主に理科系の学部、左半分には主に文科系の学部が配置されており、学生は、右半分を「Techy(テッキー)」、左半分を「Fuzzy(ファジー)」などと呼んでいる。キャンパス内には学生の大半を収容できる学生寮があり、ゴルフ場や乗馬センター、丘陵地のハイキングコースなどもある。また、土地の商業的な賃貸も行っており、ショッピングセンターや企業リサーチパークがキャンパス内に立地している。 現役の学生がキャンパスを案内するキャンパスツアーが、大学のランドマークであるフーバータワーの対面に位置するビジターセンターを起点として、祝日等を除き、毎日午前と午後の2回行われている。大学の成り立ちやキャンパスのさまざまな建物にまつわるエピソードなどを聞きながら周る、約1時間のツアーである。また、大学新聞としてThe Stanford Dailyが発行されている。 キャンパスの大部分は自治政府の無い国勢調査指定地域だが、一部はパロアルト市とメンローパーク市に股がっている。国外にもキャンパスがあり、ドイツのボイテルスバッハ
キャンパス
批判・不祥事
2015年、スタンフォード大学の構内にある宿舎で開かれたパーティーで、スタンフォード大学の水泳部のスター選手の男子学生(当時20歳)が、女性を暴行する事件が起きた[27](英語版)。2016年、この男子学生は裁判で酒に酔った者への性的暴行、意識のない者への性的暴行、強制性交未遂の3件の罪で有罪評決を受けた[28]。検察は禁錮6年を求刑したが、判事は禁錮6カ月の刑と3年間の保護観察を言い渡した。軽い量刑となったのは、加害者側が富裕な名門大学の学生だったからだとする強い批判が起こり、大きな社会的注目を集めた[28]。その後、元男子学生は3ヵ月で刑務所を出所[29]。被害を受けた女性は裁判では匿名で証言していたが、のちに実名を公開して性被害の実態を訴え、量刑を決めた判事はカリフォルニア州で市民の弾劾運動が起きて罷免されている[30]。
2022年、神経学者だったテシエラビーン学長(英語版)の過去の論文に研究不正があると学内の学生新聞が報道。大学側は調査に乗り出し、2023年に学長の辞任に発展した[31]。