スクール・ウォーズ_HERO
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なお、川浜高校として使用されたのは、神奈川県川崎市麻生区に所在する田園調布学園大学である[30]
滝沢家
滝沢賢治と節子、ゆかりが暮らしているあるアパートの一室。水原が番長をしていた頃に一時期は節子に愛想をつかされ、賢治は一人になってしまうが、後に水原が賢治と格闘した末に観念した時には一緒に酒を飲み、風呂に入った。見合いの話を父に押し付けられた富田圭子も一時期居候になったことがある。岩佐校長によって川浜高校が勉学一辺倒の気運になった後は部員たちが集まって勉強をする場にもなった。花園のテレビ中継を見るために部員たちが押しかけたこともある。
花園ラグビー場
東大阪市にあるラグビー場。 通称「花園」。詳細は東大阪市花園ラグビー場を参照。川浜ラグビー部は大木時代に初出場3回戦進出、平山時代に全国制覇を成し遂げ、本作では都合2回出場している。撮影では府中市内のラグビーグラウンドを使用していた。第25話で花園ラグビー場の最寄り駅である近鉄奈良線東花園駅のシーンが映るが、実際は京王線東府中駅旧駅舎(現存せず)に「近鉄 東花園駅」の看板を付けて撮影された。
秩父宮ラグビー場
明治神宮外苑内にあるラグビー場。通称「秩父宮」。詳細は秩父宮ラグビー場を参照。賢治(史実上は山口良治)にとっては1971年9月28日の日本?イングランド戦において日本唯一の得点となるペナルティゴールを決めた思い出のラグビー場であり、回想シーンでしばしば登場。また、光男と圭子の出会いの場でもある。山崎もかつて近所に住んでいた。
県営ラグビー場
神奈川県内にあるとされるラグビー場で、県大会が開催される。相模一高との試合で川浜高校が109?0で敗れた試合をはじめ、ドラマ中最も多く登場するラグビー場である。なお、このグラウンドは三井物産運動場(現在は野球グランドへ改修された)のラグビーグラウンドを借用した上での撮影だったので大映スタジオのあった同じ府中市内のため数多く使用していた。前述の花園ラグビー場の再現もこの場所である。
東都体育大学
賢治の母校。川浜高校ラグビー部も四軍のチームと練習試合を行っている。試合は川浜が敗れたものの、森田のペナルティゴールで完封負けは脱している。モデルは山口良治の母校でもある日本体育大学(日体大)。
相模第一高等学校ラグビー部
通称「相模一高」。ジャージの色は青と水色のストライプ、または黄色。神奈川県下一の強豪チームであり、全国大会準優勝3回を誇る。150人以上の部員を有し、専用グラウンドやナイター設備も保有するなど恵まれたトレーニング環境が整備されており、賢治も羨ましがっていた。全国優勝の経験はなく、これが勝又にとっての果たせぬ夢でもあった。川浜にとっては最初のスローガンが「打倒相模一高」であり、宿敵であると同時に目標でもあったが、一方で同じ神奈川県代表の誼もあり、川浜ラグビー部員が花園で試合観戦した際には相模一高を応援していた。また、イソップが行方不明となった際には川浜と相模一高のラグビー部員が協力して捜索に当たった。勝又退任後は嘗ての強豪の面影はなく、県大会決勝で川浜に68?12で敗れた。モデルは京都市の花園高校
城南工業大学附属高等学校ラグビー部
通称「城南工大高」。東京代表(第1話での実況解説より)。ジャージの色は濃紺に赤のライン、または緑と青のストライプ。全国に名を知られた強豪であり、森田時代、大木時代に花園で優勝、平山時代に川浜に破れるも準優勝を果たしている。川浜とは花園で2回、国体で1回、計3回対戦しており、1勝1敗1分の対戦成績を残した。原作によると、「城南工大高」のモデルは2つあり、大阪工業大学高校と東京の國學院久我山高校である。実史で伏見工業高校が初優勝した1981年の決勝相手は大工大高だが、1980年の準優勝と1979年の優勝は國學院久我山高校である。
新楽
川浜高等学校の近所にある中華料理店。下田大三郎と夕子で店を切り盛りしている。ラグビー部にとってのオアシス的な場となっており、夕子が父の看護で大阪に帰った時期は森田他部員たちがアルバイトで手伝ったこともある。節子とゆかりが不良たちに嫌がらせを受けた時や、店で働いていた富田圭子が父・義道によって連れ戻されようとした時に匿った店でもある。
川浜市立総合病院
川浜市内の総合病院。イソップ、加代、大三郎の終焉の地となった他、大助の母の心臓手術もここで行われた。イソップが川浜の新ジャージとライジング・サンのマークをデザインしたのもここである。実際には、石油コンビナートが立ち並ぶ川崎市浮島周辺とされている。
太楼
賢治が山城校長と時々酒を酌み交わし、相談の場にもなっている居酒屋
グランドキャバレー大東洋
川浜市の繁華街の風景としてたびたび登場。本編終盤では浜っ子クラブのミーティング開場としても使用された(場所柄上、ここに出入りしていた大三郎を見た賢治と大木は「マスターは浮気をしている」と当初思い込んでいた)。放映当時、府中市に実在したキャバレーであり、同じ大映ドラマ『乳姉妹』にも登場。
新横浜駅
山崎加代が事情により和歌山県で家族と一緒に住むことになり、節子たちの他、森田らラグビー部の関係者と別れを告げるはずだった場所。
川浜 浜っ子クラブ
川浜高校ラグビー部がスランプに陥った頃、大三郎がラグビー部の真の理解者となるべく、自らがラグビーを通じて交流を図るために結成した社会人が中心のクラブであり、構成員は八百屋(中田)、電気工(児玉)、寿司屋店員(網本)、郵便配達員(徳永)、左官、タクシードライバーなど様々な職業や年齢の人々が集まっている。その中には、内田勝や水原もいる。当初、水原は賢治にコーチ就任を要請したが、賢治はラグビー部の指導で手一杯のため、代わってマークを紹介した。大木も時折練習に参加している。
川浜電機
川浜市に本社を置く電気機器メーカー。当初大助の就職先となるはずであったが、ラグビー部の休部(事実上の解散)に伴い内定を取り消してしまう。この一件は節子からも激しく非難された。
東北製鉄
仙台市に本社を置く製鉄会社。日本有数の巨大産業であり、社会人ラグビーの強豪チームを有する。東京支社長の永井は賢治の監督としての力量に惚れ込み、再三監督就任を要請していた。のちに川浜電機の内定を取り消された大助の就職先となる。勤務地「千葉」というのもモデルは蘇我付近の川崎製鉄(現・JFEスチール)とされている。
川浜警察署
神奈川県警の警察署。乱闘騒ぎを起こした大助がしばしば連行された場所である。パトカーはトヨタ・マークII
川浜消防署
川浜市内の消防署。川浜高校を卒業した尾本が消防隊員として活躍する消防署でもある。全焼した吉村クリーニング店(イソップがデザインした「ライジング・サン」のジャージをクリーニングに出した店)でも消火活動に当たり、花園での決勝戦も隊員たちの控室でテレビ観戦した。
内田工務店
川浜市議会議員である内田玄治が経営する建築業。川浜市内をはじめ、川浜高校ラグビーグランドを改修施工をしたり、花園グラウンドへの旅費を工面するために部員たちをアルバイトに使ったりもした。卒業した息子の勝も就職している。トラックはトヨタ・トヨエース。社用車はトヨタ・クラウンである。
黒騎士
名村直らによって結成されたロックバンド。圭子はライブを観に来た際に、直によって自分の妹であると告白された。
名村財閥
日本全土屈指の大財閥で、土地開発など会社規模は五指に入るほどの大企業である。川浜市内に名村グループの大型スーパーが開業したことから、大木大助の父が経営していた雑貨店が廃業し、父が自殺を図ったため大助はそのことを根に持ち、会長の名村謙三をはじめ、子息である直や富田圭子にも一時恨みを持っていた。
川浜乱世会
番組前期に登場する川浜高校OBの不良たちで藤堂を首領として結成された暴力団。水原たちに指示してラグビー部員に対して嫌がらせ行為を度々行う。賢治との格闘の最中に富田圭子が現れてから自らの危険を感じるようになり、姿を見せなくなった。
板倉組
同じく川浜市内にあると考えられる暴力団であり、構成員の人数は不明(番組では3人(兵頭、木戸、峰)が登場する)。清川の父をイカサマ博打で嵌め、20万円の借金を取り立てるため清川家に押しかけた。
スタッフ

原作 -
馬場信浩「落ちこぼれ軍団の奇跡」(光文社カッパ・ノベルス

ドラマ化後の1985年に文庫化された際に改題され、ドラマタイトル「スクール・ウォーズ」が前に挿入された。なお、2005年に竹書房から発売された「スクール☆ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争」も馬場が執筆しているが、こちらはドラマの内容を基に書かれたノベライズ版であり、原作ではないので注意。

ドラマ化前の副題は「伏見工高ラグビー日本一に見る教育の原点」、ドラマ化後の副題は「伏見工ラグビー栄光の歴史」である。


脚本 - 長野洋大原清秀

音楽 - 菊池俊輔

監督 - 山口和彦[31]江崎実生、岡本弘、合月勇

主題歌 - 麻倉未稀ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」(キングレコード[注釈 15]

ナレーター - 芥川隆行

放送日程

1984年10月6日 - 1985年4月6日、全26話。

各話放送日サブタイトル脚本監督視聴率
第1話1984年10月06日それは涙で始まった長野洋山口和彦06.9%
第2話10月13日泥まみれのニュースーツ江崎実生09.8%
第3話10月20日謎の美少女大原清秀岡本弘13.0%
第4話10月27日開かれた戦端江崎実生11.8%
第5話11月03日最後の闘魂長野洋岡本弘11.7%
第6話11月10日涙の卒業式山口和彦14.3%
第7話11月17日嵐の新学期大原清秀合月勇12.8%
第8話11月24日愛すればこそ江崎実生16.5%
第9話12月01日愛ってなんだ長野洋岡本弘14.1%
第10話12月08日燃える太陽山口和彦14.6%
第11話12月15日死と友情と大原清秀岡本弘17.3%
第12話12月22日愛は死線を越えて合月勇17.5%
第13話12月29日力の限り生きた!長野洋岡本弘17.1%
1985年01月05日スペシャル総集編(これが青春だ)長野洋
大原清秀山口和彦
江崎実生
岡本弘
合月勇12.8%
第14話1月12日一年目の奇跡長野洋山口和彦17.8%
第15話1月19日不良教師大原清秀18.2%
第16話1月26日学校とはなんだ岡本弘16.6%
第17話2月02日最後のグラウンド長野洋合月勇18.0%
第18話2月09日去りゆく君へ山口和彦19.2%
第19話2月16日友よ安らかに眠れ大原清秀岡本弘19.0%
第20話2月23日我ら花園に立つ合月勇21.8%
第21話3月02日勇気なき者は去れ長野洋岡本弘20.2%
第22話3月09日勝ってから泣け合月勇15.9%
第23話3月16日下町のヒーロー大原清秀江崎実生19.0%
第24話3月23日花園へ飛べ千羽鶴岡本弘16.1%
第25話3月30日微笑む女神長野洋江崎実生14.9%
最終話4月06日花園よ永遠なれ15.5%
平均視聴率 15.75%(視聴率は
ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

放送局

この節の加筆が望まれています。


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