スクール・ウォーズ_HERO
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演 - 岩本宗規[27] (現・丸井大福)昭和55年入学。内田玄治の次男。兄の勝に負けないほどの体格の持ち主で、勝を見てラグビーを始める。大助の1学年下で、平山、栗原、清川らと同学年。恐怖心が強くてタックルができず、一度はラグビー部を退部するが[注釈 9]、勝の協力で克服。以後ラグビー部に復帰。全国大会決勝ではロックを務める。
清川 誠一(きよかわ せいいち)
演 - 森勇治昭和55年入学。小松中学出身。川浜高校ラグビー部の部員。家が貧しいために、朝早くから夜遅くまでバイトをしているが、いつも明るく振舞っていることで部のムードメーカーとして君臨。アダ名は「お祭りのキヨ」。しかしながら、彼の父親の作った借金で川浜板倉組という暴力団ともめたことで、大三郎の命を奪ってしまった。平山とは中学時代からの盟友であり、多くを語らずとも意思を通じ合う仲。決勝では平山とのアイコンタクトで城南工大高を出し抜き、ディフェンス陣を攪乱して決勝トライへと導いた。モデルは、ポジションだけだが1998年からの伏見工業高校ラグビー部監督である高崎利明。
矢木 純平(やぎ じゅんぺい)
演 - 近藤哲也川浜高校ラグビー部の部員。相撲部から転部してラグビー部に入部する。平山が負傷で退場したかわりにリリーフで出場したとき、勝利に結びついたまではよかったが[注釈 10]、矢木と同期の二宮に「この際だから、レギュラーの座をとっちゃえよ!」の言葉に「そうすっか!」と調子に乗った矢木の態度が退場された平山にとっては面白くない状況ゆえに、平山からは敵意を持たれた。その頃、試合前に愛用のスパイクが盗難に遭ったことでさらに関係が悪化するが、その後和解。全国大会ではマークの進言により、フォワードに抜擢された。ただし大木が主将だった時代には1年生ながらレギュラーとして試合に出場しており、花園でもプレイしている描写が見られる。名前のモデルは大八木淳史とされる。
赤津 真治
演 - 増村翼昭和55年入学。川浜高校ラグビー部の部員。平山の同期。ゴールキッカー。全国大会優勝時、決勝戦で決勝トライ時のコンバージョンゴールを外した。
ラグビー部マネージャー
山崎 加代(やまざき かよ)
演 -
岩崎良美川浜高校ラグビー部初代マネージャー。賢治がラグビー部の指導者として就任したのを機にマネージャーに就任。部内では、選手のユニフォームの洗濯・修繕やスパイクの手入れ、部室の清掃、練習スケジュールの作成、用具の手入れや後片付け、グラウンドの整備、部費の会計、毎日の練習日報の執筆等を行う。練習や試合の間ではスコアの記入やケガ・気絶した選手の手当て等のグラウンド外の仕事を幅広くこなし、賢治だけでなく選手そして後輩マネージャーから絶大なる支持を得ていた。珠算の資格を持っている。父親が蒸発し、病弱な母親と二人の弟や妹のくらしを支えるために牛乳配達などのアルバイトをする傍ら、ラグビー部では明るく振舞う優しい生徒。川浜ラグビー部の基礎を築いた功労者の一人。2年間の休学があったが、無事に川浜高校を卒業。同校の事務職員として採用が内定していたが、父の帰郷を機に母の療養を兼ねて和歌山へ引っ越すことになった。ラグビー部にいた時はマネージャーの仕事で手一杯だったが、この時だけは自分も部員らとラグビーのプレーをした。卒業後、新横浜駅で新大阪行きの新幹線に乗る直前に練習日報を書き忘れたことに気付き部室に戻った際、近くにいた清美と明子の言動から大助と名村直の決闘の事実(以前、大助らが喧嘩沙汰を起こして校長の知るところとなり、部活動の休止を命ぜられ、廃部寸前に追い込まれる)を知り、制止しようと大助らのもとへ駆けつける途中で交通事故に遭い、昭和57年4月10日、命を落とす(第19話)。練習日報は一日も欠かさず付けており、最後の日報(交通事故に遭った当日)には「このノートに書けなかったのは、それは"花園出場"という4文字です。」と綴られていた。彼女が死ぬ前に書き残したこの日報がきっかけで大助と直は和解した。イソップや名村直に告白をされたこともある。一方自身は、賢治に淡い恋心を抱いたことがあり、卒業の頃には賢治に一分間の抱擁をした。モデルとなったマネージャーは実在するが、事故死の事実はなく存命で、『プロジェクトX』2000年11月21日放送分のインタビューにも登場している。
杉本 清美(すぎもと きよみ)
演 - 諏佐理恵子(山本理沙)昭和55年入学。川浜高校ラグビー部のマネージャー。中学時代からの大助の後輩で、彼を『アニキ』と慕って入学した。入学前は髪を赤く染めていたが、後に黒髪になった。当初は不平を言いながら仕事をしていたが、加代のひたむきな姿に感化され立派に成長していった。明子とともにイソップがディスコでトルエンを所持していたところを目撃する。加代の送別会を終えた後、大助と直が河原で決闘することを明子と共に知ってしまい、その翌日決闘の件を授業中の賢治らに告げようとした明子を制止したことで彼女と喧嘩になるが、それを練習日報を書こうとして部室に戻っていた加代に偶然知られ、結果的に彼女を事故死に追いやることになる。
西村 明子(にしむら あきこ)
演 - 坂上亜樹昭和55年入学。川浜高校ラグビー部のマネージャー。清美同様、大助の後輩で彼を『アニキ』と慕っている。加代亡き後は、清美とコンビでラグビー部を盛り立てた、影の功労者となった。清美とともに大助からは邪険に扱われていたが、実際はお互いの窮地を救い合うなど信頼しあう仲である。もともと大助がラグビーを始めたのも、清美と明子が不良グループと交わした無謀な賭けの後始末をつけるためだった。演じた坂上亜樹は坂上二郎の実子であり、親子で共演している。
ラグビー部コーチ
マーク・ジョンソン
演 - チャールズ・モーガン (第1話では グラハム・レビー)川浜高校ラグビー部のコーチ。元
ウェールズ代表候補で、横浜のラグビーの外人クラブに所属しており、賢治もマークと一緒にプレーした。平山主将体制になってから結果が出ず、厳しさ一辺倒の指導に行き詰まりを感じていた賢治に山城が紹介した。「エンジョイ・ラグビー」をスローガンに新たな風を吹き込み、賢治を補佐して川浜高校を日本一へと導く。ラグビーに「厳しさ」を求める賢治とは指導方針で対立するところもあり、夜を徹して激論を交わすこともあったが、ラグビーを愛する者としての価値観は共有しており、矢木のコンバートを進言するなど終盤まで賢治の参謀として活躍した。全国大会決勝で放心状態にあった賢治に優勝の事実を伝えたのもマークである。浜っ子クラブのコーチも兼任している。「選手といえば、大学と実業団と自衛隊しかいない」日本のスポーツ環境には疑念を持っている。モデルは当時の伏見工業高校コーチで、後に静岡県立浜松工業高校ラグビー部ヘッドコーチなどを歴任したスティーブ・ジョンソン。
他の生徒
水原 亮(みずはら りょう)
演 -
小沢仁志少年院上がりの不良。賢治を暴力で激高させて即刻解雇にさせるという作戦を企む。父を北海道の炭鉱での落盤事故で失っており、母は水商売として働いている一方、亮が問題を起こす度に警察にもらい下げるの連続で心底うんざりしている。「乱世会」という暴力団まで背後に付け、賢治たちと抗争を繰り広げた。しかし、賢治が彼を必死に更生させようと苦心する姿に徐々に心動かされ始め、賢治に武器を持って決闘を挑むが敗北し改心。その際、「ラグビーやっておけば良かった」と後悔の念を吐露した[注釈 11]。卒業式の日には、賢治にブランデーを置いて去って行った。卒業後はトラックドライバーへ就職。社会人ラグビーチーム「浜っ子クラブ」に入る。卒業後は温和な性格となっており、大三郎を刺した犯人に殴りかかった清川を制止している。1959年12月11日生まれ。
柏木 昇(かしわぎ のぼる)
演 - 那須政志初期に登場した不良少年。バイクで校門に入ろうとしたところを、大三郎に妨害される。加代の牛乳配達を妨害したところを森田たちのタックルでダウン。卒業後は更生したのかラグビー部の花園観戦を援助するため、尾本と共に内田土木でアルバイトをした。
堀井 晴和(ほりい はるかず)
演 - 小林徹也初期に登場した不良少年。賢治をバットで殴り倒そうとしたが、賢治に睨まれ撤収した。鼻をピクピクさせるのが特徴。その後和解したらしく、卒業後はグラウンド整備にも協力した。
沢 鋭次郎(さわ えいじろう)
水原たちが卒業して入れ替わりで番長になった。入学したての大助の暴行を受けて医務室に運ばれた。
教員
甘利 信之(あまり のぶゆき)
演 -
三浦浩一川浜高校数学教諭。生徒達からは「カッポレ(甘茶でかっぽれという意味)」と呼ばれている、と賢治に自己紹介しているが「カッポレ」とドラマ中で呼ばれることは一度もない。やや気弱な性格を持っているが、賢治の良き理解者であり協力者でもある教師。大助と浩(イソップ)の1年時の学級担任。弓道をたしなむ経験(は緊張したままでも緩んだままでもいけない)から、賢治とマーク双方の指導方針に理解を示した。相模一高との試合ではイソップの霊前にて結果の報告をしている。なお、実史で「山口良治の協力者となった教師」としては、国語を担当した佐野幸夫(在籍:1972年?1978年)がおり、こちらは『プロジェクトX』のインタビューにも登場した。
江藤 桂一(えとう けいいち)
演 - 谷村昌彦川浜高校歴史教諭。本来の生徒指導主事であるが、優柔不断の性格でやる気を失っている。しかし、第19話では、山崎の卒業後、大木大助の欠席の第1通報者として、賢治に報告した。これにより、賢治は大助と名村直の決闘の事実を知ることとなる。
野田 文義(のだ ふみよし)
演 - 大石吾朗川浜高校英語教諭。漫画部の顧問。水原たちの担任で授業中に麻雀をしていても注意せず、期末試験をボイコットされた。
竹村 司(たけむら つかさ)
演 - 佐原健二川浜高校教頭。山城校長時代は日和見で自己保身的。大助に断りなく大助の学校外での態度について大助の母・芳子に問いただしたり大助が入学早々この時点での番長・沢に暴行したことを芳子に伝えたことで芳子が心臓発作を起こして倒れたことから、激昂した大助に暴力を振るわれたこともある。
柳 俊子(やなぎ としこ)
演 - 松井きみ江(現・松井紀美江)川浜高校音楽教諭。コーラス部の顧問。山崎加代が交通事故に遭った際、輸血する血液の提供のため、血液型の合う学校内の教師(柳自身の他に甘利、野田)を病院に連れてきた。
三上 謙介(みかみ けんすけ)
演 - 小川隆市[28]川浜高校理科教諭。卓球部の顧問。
山城 晋平(やましろ しんぺい)
演 - 下川辰平川浜高校の校長。荒廃した学校を立て直そうと賢治を川浜高校に誘う教育者。「不良は追い出せば良い」という短絡的で表面的な発想に真っ向から反駁し、「誰も初めは良い子だったんだよ」と真摯に向き合う教育観を持っている。賢治の良き理解者であり、賢治を招くためだけに、手段を問わず川浜市教育委員会事務局に通い続けては、教育長に怒られながらもあきらめることなく川浜高校へ誘ってきた。しかし必ずしも賢治を贔屓目に見ているわけではなく、賢治に非があると判断すれば職員会議で責任を問うたり生徒の面前でも容赦なく叱責したりするなど、公正な感覚の持ち主でもある。戦時中は家族を愛する心をもって少年航空兵になった。光男(留年のため二度目)と加代2年・大助1年次に定年退職。その後は工事現場の警備員として働きつつも後任の岩佐校長の政策に打つ手がない賢治にアドバイスをした他、マーク・ジョンソンを紹介したり、花園決勝当日は節子と一緒に見ているなど、最後まで賢治の理解者として活躍した。女子に甘く、ゆかりや中学時代の清美・明子に対しても愛想よく挨拶した。生徒そして他教師に対しても厳しい目を持つ岩佐校長だが、「川浜高校にはなくてはならない人物」と尊敬された。
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