スカイ・クロラシリーズ
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ゲームプレイヤーのターゲットとしては押井自身が言っているように若い頃から戦闘機にあこがれていて、最近ではゲームをしなくなった中年層[34]

当ゲームに採用された独特のシステムとしては、ボタン1つで簡単に敵の背後に付くことが出来るTMC(タクティカル・マヌーヴァ・コマンド)、2P専用の照準が表示されて戦闘のアシストが出来る2Pアシスト等が搭載されている。

月刊コミックブレイド2008年11月号よりゲーム版を元にしたコミックが上地優歩により連載。全2巻。ISBN 978-4861276255ISBN 978-4861276781
登場人物(ゲーム)
リンクス/チータ
本作の主人公でプレイヤーキャラとして登場する『大人』の男性パイロット。本名は不明。ロストック社の葉離友(ハリユ)基地に配属した際のコールサインは「リンクス」だったが、ヤマサキ戦死後の後任としてクーガ隊、後にチータ隊の隊長を務めてからは「チータ」に変わる。搭乗機体の尾翼に黒猫のマークがついている。
織科 真海(オリシナ マウミ)
リンクスの次に新たに配属されたキルドレの新人パイロットの少女。一人称は「僕」。コールサインは「カイリ」。数々の作戦を通じて空戦の楽しさに魅了され、自分が輝ける場所を空に見出すようになる。使用機体は「清影」、後に「散香マーク2」。
戒田 正躬(カイダ マサミ)
クーガ隊の隊員である『大人』の若手男性パイロット。コールサインは「クロスボウ」。リンクスとは訓練生時代からの親友。ロストックのエースであるヤマサキを尊敬しており、彼に追い付くために日々腕を磨いている。仲間思いなところもあり、撃墜された仲間を弱い者と見下すウクモリに怒りを買ってしまうことも少なくない。使用機体は赤いラインが描かれた「翠芽」。
鵜久 森洸(ウクモリ コウ)
オリシナと一緒に配属するキルドレの天才パイロット。コールサインは「スプライト」。映画版に登場するユダガワと容姿が似ており、真っ白な髪の毛が特徴。「ショーとしての戦争」を徹底した合理的視野から捉えている。強さを求める傾向があり、弱い者に対して見下す場面が多い。そのためカイダから怒りを買うことになることも少なくない。使用機体は「逸波」。
物集 遠近(モズメ トホチカ)
ロストック社の情報部次席情報部長。キルドレに関わる「プロジェクト」の最高責任者であり、オリシナ達キルドレをクーガ隊に配属させる。
山先 六鹿(ヤマサキ ムツガ)
ロストック社のエース部隊「クーガ」隊の隊長であるエースパイロット。コールサインは「クーガ」。僚機を一機も失わずに帰還することを信念としており、多くのパイロットの憧れ的存在である。切岐(キリキ)での戦闘で数機の僚機を失った後にキルドレの存在を知る。椰浦(ヤウラ)での空中戦後、オリシナとウクモリにキルドレであるかを問う。しかし直後に増援してきたラウテルン社のチューリップに奇襲を受け被弾、椰浦中央にある古城に墜落し戦死した。彼の死はリンクス達に大きな影響を与えた。使用機体は黄色いラインが描かれた「翠芽」。
萱場(カヤバ)
葉離友基地の基地司令官。
アオザサ
クーガ隊の隊員。コールサインは「ジャックポット」。作戦中通信で時々実名で呼んでしまう癖がある。一方で作戦中に余計なことは考えない主義でもある。使用機体は「翠芽」。
バン
クーガ隊の隊員。コールサインは「キャスリング」。戦況解析を得意とする。アオザサとはよくギャンブルする仲。切岐(キリキ)工業プラント奪取作戦で激しい対空砲火に遭い撃墜された。使用機体は「翠芽」。
ダイバ
クーガ隊の隊員。使用機体は「翠芽」。
イシトビ
オリシナと共にクーガ隊に配属されたキルドレのパイロット。コールサインは「スカルヘッド」。坊主頭が特徴。天才パイロットであるウクモリに憧れており、常に彼を慕っている。使用機体は「清影」、後に「消宮」。
ロクロウ
オリシナと共にクーガ隊に配属されたキルドレのパイロット。眼鏡が特徴。切岐工業プラント奪取作戦で増援してきた敵機に追いかけられるところをヤマサキに助けられるが、直後に対空砲の攻撃を受け撃墜された。使用機体は「清影」。
ワタリ
切岐での戦闘後にクーガ隊に配属されたキルドレのパイロット。容姿と性格が戦死したロクロウとほぼそっくりになっている。使用機体は「清影」、後に「消宮」。
ハガミ
オリシナと共にクーガ隊に配属されたキルドレのパイロット。熱血漢のある性格。切岐工業プラント奪取作戦で激しい対空砲火に遭い撃墜された。使用機体は「清影」。
ヒロト
切岐での戦闘後にクーガ隊に配属されたキルドレのパイロット。コールサインは「ブレイクショット」。容姿と性格が戦死したハガミとほぼそっくりになっている。使用機体は「清影」、後に「消宮」。
フルムラ
ウルフラム戦後にチータ隊に配属されたキルドレのパイロット。容姿と性格が戦死したハガミやヒロトとほぼそっくりになっている。使用機体は「消宮」。
ニーヤ
淑気帽山(シキボザン)要塞攻略後にチータ隊に配属されたキルドレのパイロット。コールサインは「パスカル」。使用機体は「消宮」。
ウシオ
椰浦空中戦後に異動したカヤバの後任となる葉離友基地の司令官。モズメの部下でもある。
登場兵器(ゲーム)
ロストック機(ゲーム)
散香(サンカ)
詳細は「
#散香」を参照
翠芽(スイガ)
詳細は「#翠芽」を参照
泉流(センリュウ)
詳細は「#泉流」を参照
清影(セイエイ)
イノセン・テイセスのみ登場。プッシュプル方式[35]の串型攻撃機。様々な武装に換装することで対空、対地、対艦攻撃とあらゆる作戦に対処できる。
逸波(イツハ)
イノセン・テイセスのみ登場。プッシャタイプの戦闘機。垂直尾翼が存在するなど散香と別系統の設計。散香以上の機動性を持つが挙動は不安定。そのためか散香に比べて生産数は少なく、一部キルドレの専用機として運用されたのみであった。
消宮(ショウグウ)
イノセン・テイセスのみ登場。空冷式エンジンを搭載した牽引式の戦闘機。軽量で機動性が高く、推進方式こそ違うものの散香と似通った設計思想の機体。
ウルフラム
イノセン・テイセスのみ登場。飛行船型空中要塞で、光投射式照準装置を搭載した主砲の火力で戦場を制圧する戦略兵器。多数の対空砲と対空機雷によって自ら敵戦闘機の迎撃が可能である。「鉄風船」とあだ名される非常に強固な装甲は戦闘機の機銃程度では損害を受けない。
トーラント
イノセン・テイセスのみ登場。三尾翼の推進式四発飛行艇。
ラウテルン機(ゲーム)
スカイリィ
詳細は「
#スカイリィ」を参照
フォーチュン
詳細は「#フォーチュン」を参照
フィジョン
イノセン・テイセスのみ登場。双胴でプッシュプル方式の戦闘機。安定性が高く扱いやすいためラウテルン軍の主力戦闘機として多数配備される。
インシデント
イノセン・テイセスのみ登場。双発双胴で牽引式の戦闘機。最高速度と安定性を重視した設計で全ての速度域で安定した挙動を見せる。
バイス
イノセン・テイセスのみ登場。双発牽引式で、H型尾翼の戦闘機。機首に装備された5門の機銃により高火力を実現しており対地攻撃も得意としている。
チューリップ
イノセン・テイセスのみ登場。液冷単発エンジンで牽引式の戦闘機。ラウテルンでは珍しく軽量で運動性を重視した設計となっている。
キャスト

織科真海(オリシナ・マウミ):
工藤晴香

戒田正躬(カイダ・マサミ):新垣樽助

鵜久森洸(ウクモリ・コウ):小野賢章

物集遠近(モズメ・トホチカ):前田剛

山先六鹿(ヤマサキ・ムツガ):てらそままさき

萱場(カヤバ):大林隆介

アオザサ:園部好徳

バン:石上裕一

ダイバ:櫛田泰道

イシトビ:熊谷健吾

ロクロウ:藤本竜輔

ハガミ:内山昂輝

ニーヤ:安達直人

ウシオ:バロン山崎

スタッフ

プロデューサ:
内山大輔

特別監修:森博嗣押井守

ディレクタ:加藤正規

アートディレクタ:和田太一

サウンドディレクタ:高田龍一

アニメーション監督:羽原信義

ゲーム制作:アクセスゲームズ

ミュージック制作:モナカ

アニメーション制作:XEBEC

脚注^ 森博嗣. “ ⇒浮遊工作室 近況報告(期間限定公開)”. 2008年11月30日閲覧。
^ 森博嗣. “ ⇒MORI LOG ACADEMY 2007年6月17日付け記事”. 2008年5月27日閲覧。
^ “ ⇒The BBB『スカイ・クロラ』についての森博嗣氏インタビュー”. 2017年2月28日閲覧。
^ 部隊は人種ごとに編成されているようである
^ 原作では空母での着艦訓練、劇場版でもアングルドデッキを備えた米国式空母が主人公陣営の母艦として描かれたが、船の所属については言及されていない
^ 原作者はプッシャの利点ついて、ブログやエッセイで何度か言及している
^ ストールターンは本来曲芸飛行の技であり、一度で仕留めなければ逆に自分が危機に陥る行為であるが、カンナミはこれをほぼ100%成功させる技量の高さをもち、他のキルドレから見ても優秀な部類に入る


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