スカイ・クロラシリーズ
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2009年4月3日(JAFF[19])
2009年5月9日(Animefest)
2009年8月12日(LIFF)
2009年9月25日(Madrid)/10月2日(Barcelona)
2009年10月24日(Sci-Fi-London)
2010年2月27日(KFF)
2010年3月4日
2010年4月23日[18]
2010年10月28日
上映時間122分
製作国 日本
言語日本語
興行収入7億円[20]
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『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』のタイトルで、2008年8月2日アニメーション映画化。監督は押井守で、2004年の『イノセンス』以来4年ぶりのアニメ作品。アニメーション制作はProduction I.G戦争請負会社の日本人部隊で、戦闘機に乗って戦う若者の物語。

丸の内TOEI2渋谷東急、新宿ミラノ他東急系にて公開された。日本テレビ開局55周年記念作品。ソニー・ピクチャーズが、アメリカ、カナダ、ラテンアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、オセアニアでも配給を予定している。

押井と親交の深い宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』と時を同じくして公開されるのは鈴木敏夫が同時に公開しようと提案したため。鈴木は「かたや空、かたや海、時を同じくして似たようなのが出てくる。歩みは違ってもなんだかんだでずっと接点がある押井守との友情です」と語る[21]
キャスト

草薙水素:
菊地凛子

函南優一:加瀬亮

土岐野尚史:谷原章介

草薙瑞季:山口愛

湯田川亜伊豆 / 合原:平川大輔

篠田虚雪:竹若拓磨

山極麦朗:麦人

本田:大塚芳忠

フーコ:安藤麻吹

クスミ:兵藤まこ

パイロット:下野紘藤田圭宣長谷川歩杉山大

娼婦:水沢史絵渡辺智美

整備員:望月健一

バスガイド:西尾由佳理日本テレビアナウンサー

ユリ:ひし美ゆり子

マスター:竹中直人

笹倉永久:榊原良子

三ツ矢碧:栗山千明

スタッフ

監督:
押井守

原作:森博嗣

脚本:伊藤ちひろ

音楽:川井憲次

製作指揮:小杉善信石川光久

製作:渡辺繁小岩井宏悦、鈴木大三、平井文宏、西垣慎一郎、安永義郎、阿佐美弘恭、大月昇、鳥山輝、小松崎和夫

製作プロデューサー:奥田誠治、石川光久

プロデューサー:石井朋彦

演出:西久保利彦

編集:植松淳一

キャラクターデザイン・総作画監督:西尾鉄也

メカニックデザイン:竹内敦志

美術監督:永井一男

レイアウト設定:渡部隆

色彩設定:遊佐久美子

ビジュアルエフェクツ:江面久、齋藤瑛

CGIスーパーバイザー:林弘幸

CG制作:Polygon Pictures

音響監督:若林和弘

サウンド・デザイン:トム・マイヤーズ(スカイウォーカー・サウンド

脚本監修:行定勲

軍事監修:岡部いさく

スペシャルサンクス:庵野秀明中田英寿、広瀬隆一、北村道子夏野剛、加藤信也

ラインプロデューサー:川口徹

アニメーション制作:プロダクション・アイジー

配給:ワーナー・ブラザース映画

製作:「スカイ・クロラ」製作委員会(日本テレビ放送網、プロダクション・アイジー、バンダイビジュアル、ワーナー・ブラザース映画、ディーライツバップ読売テレビ放送博報堂DYメディアパートナーズD.N.ドリームパートナーズ読売新聞中央公論新社報知新聞札幌テレビ放送宮城テレビ放送静岡第一テレビ中京テレビ放送広島テレビ放送福岡放送

製作

原作者の森には3年以上前からオファーがあり映像化は困難だと考えていたが、飛行機が綺麗な空を飛び回る映像だけでも観たいという思いから映画化が決定した。押井に監督のオファーが来た経緯は原作者の森が好きな映画に(押井作品と知らずに)『アヴァロン』を挙げたことによる。押井は自分に可能な仕事かと疑問を抱いてオファーを一旦断ったが、少し考えて気が変わり監督を引き受けた。

GYAO!で配信された予告編映像は庵野秀明樋口真嗣行定勲がそれぞれ手がけた。
脚本

脚本作業に入った当初、原作がシリーズ最終巻『スカイ・クロラ』(2001年)とシリーズ1巻『ナ・バ・テア』(2004年)の2冊までしか刊行されていなかったこともあり、映画では『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』の一部のエピソードを中心に描かれている。おおまかなストーリーや世界観は原作に準拠しているが、ラストも含めて原作と異なる設定も多い。細かな所では函南の下の名前が「ユーイチ」に変更されたり、笹倉が女性として描かれている。また前後に繰り返しの演出が見られる。
配役

主要なキャラクターの声優は1人に対し、60-70人のオーディションを行っている。草薙水素の声も同様にオーディションを行ったが決め手を欠き、最後まで決まらなかったが、別件で監督が菊地凛子と対談し、オーディションの候補に入っていなかったが、その印象からその場で出演を打診した。また、三ツ矢碧の声は脚本段階から栗山千明を想定していた。
演出手法

本作製作以前に培ってきた演出手法を封じ、『イノセンス』とはまったく違うシナリオ・演出法を持って、この映画を若者へ向けたエンターテインメント作品として作ろうと決意したという[22]

当初監督は交信中の英語の会話は、たどたどしい方がリアルだと考えていたが、声優が英語に堪能であるとわかり流暢な英語に変更されている[23]


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