アニメ版の吹き替え声優を務めていた山寺にとってジーニーは“人から褒められるキャラクターNo.1”であるといい、はじめて演じてから26年経つ現在でも「山ちゃん(山寺)の吹替えしたなかで、ジーニーが一番好きです」と言われることが多く、ジーニーとは切っても切れない関係であることを話し、「ロビン・ウィリアムズがやりたい放題演じたジーニーを吹替えるのは本当に大変でした。だからこそ声優の難しさも楽しさも教えてくれたのがジーニーだったんです」と、アニメーション版のジーニーを演じたウィリアムズのおかげで声優業の礎を築くことができたからこそ、ジーニーは山寺にとって特別なキャラクターであることも明かしている[1]中で実写化が発表されたときには、「オファーが来なかったら暴れてやろう」「俺、(オファー)来なかったら声優やめるわ」などとラジオでも話していた(ただし実際には住宅ローンがあるため辞める気はなかったという)。
そして、実写版でジーニー役を演じるのは、数多くの出演作で山寺が吹替えを担当するウィル・スミスであった。これを聞いた山寺は「(ジーニー役のウィル・スミスは)過去に吹き替えした事あるぞ。自分にジーニーが回ってくる確率上がったかも!」 という気持ちが強まったという。また登板が決定し、キャストが発表された際も「実は(オファーが)こなかったらどうしようという不安の方が、期待よりも大きかったんです。なのでオファーをいただいてよかったなとホッと胸をなでおろしました。そのくらい大切なキャラクターであり、作品なので」と当時の心境を告白している[2]。実写版で特別に意識したことについては「実写版はあくまでもウィル・スミスが演じるジーニーの吹替え。映像をしっかりと見て、ウィル・スミスの声をしっかりと聞いて、それに寄り添う形でやらせていただきました。前回から変えようという意識は特にありませんでしたが、そのシーン、そのセリフ、その映像があってこその声優なので、それにあてはめていきました」と語った[1][2]。
またウィル・スミス自身も「ロビン・ウィリアムズへのリスペクトを持ちながら、その上で自分の演じるジーニーが出ていれば」と話していたといい、そういう意味でかつての(アニメ版の)ジーニーがどこかにじみ出てくるのではないかと分析している[2]。
脚注[脚注の使い方]^ a b 日本の“Mr.ジーニー”こと山寺宏一が『アラジン』を通じて語る吹替えの心構えとは?(2019/6/1 21:00) 映画ニュース - MOVIE WALKER PRESS
^ a b c 山寺宏一『アラジン』ジーニーへの熱い思い(2019年6月8日) - シネマトゥデイ
関連項目
東京ディズニーシーのアトラクション - 「マジックランプシアター」でジーニーが活躍している。また、「キャラバンカルーセル」にジーニーを模したライドがある。
ウォータープログラム - 東京ディズニーシーで2011年と2012年に行われたイベント「サマーオアシス・スプラッシュ」でジーニーが活躍している。
キングダム ハーツ シリーズ - ワールド「アグラバー」に登場。また、召喚キャラとしても力を貸してくれる。映画の再現として3つの願いを叶えるシーンがあるが、最後の願い以外はオリジナルのものとなり、2つ目の願いは達成されていないにもかかわらず消化済みと扱っていた。
ジン (アラブ) - 原型でもある、アラブにおける精霊や妖怪、魔人などの総称。
外部リンク
Genie (Character) from Aladdin (1992)(英語) - Internet Movie Databaseのページ。
クラシック短編映画 / ミッキー&フレンズ
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