ジン=フリークス
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声 - 後藤哲夫[注 44](第2作)東ゴルトー共和国長官。立場上はディーゴに次ぐナンバー2だが、東ゴルトーの政治を取り仕切る裏の総帥。総帥の財産管理も一人で行っている。外交や、国内の主要機関との連絡を行える人間が他にいないという理由で護衛隊に生かされた。好色で、王の食料用の肉として集めた人間たちの中に、自分への貢ぎ物である女性たちを紛れこませ、自分だけの「楽園」を作り出そうとしている。しかし、その結果パームの宮殿内への進入を許してしまい、ウェルフィンにその地位を脅かされていた。討伐隊突入後は宮殿の崩壊に巻き込まれたところを報酬狙いのヒナに助けられ、連合国からの捕縛を逃れるため逃亡を画策し始める。終戦後は自身も犯罪者になったという境遇からウェルフィンに同行し、ヒナと共に流星街に旅立つ。
マルコス
声 - 鈴木琢磨(第2作)東ゴルトー共和国高級官僚。ディーゴの元で働く官僚。第三国への亡命を条件にモラウとノヴに軍部情報等の内部事情を告発する。パームの潜入にも協力し、宮殿地下エリアへの専用エレベーターの番号も提供する。東ゴルドー共和国高官として総帥マサドルディーゴの悪魔的な所業にはうんざりしていた模様。ただし、自分の責任を棚上げした態度をとるため、モラウには内心軽蔑されている。
コムギ
声 -
遠藤綾(第2作)東ゴルトー共和国の客員棋士。東ゴルトー発祥の盤上競技「軍儀」の世界王者。アカズ(盲目)で舌足らず、髪の毛はぼさぼさで鼻水が垂れているなど見た目はパッとしない少女。語尾などに訛りがあり、作中では東北方言のような口調で喋る。貧しい大家族の生まれであり一家の稼ぎ頭だが、その家族からも疎んじられている。軍儀の腕前は極めて高く、常に進化し続ける王を寄せ付けないばかりか、対局の中で自分も新手を思いつくなど、天賦の才として描写されている(王との対局で覚醒したことで、無意識に念のオーラをまとうようになる)。普段はやや鈍感で素朴な性格ながら、自らの価値を軍儀にしか見出せず、負けた場合には自らの命を差し出すことも厭わないなど達観した一面も持っている。これらの重層的な人間性は、王に強さと己の存在意義について考えさせる機会を与える事となった。その存在は討伐隊に伝わっておらず、討伐開始直後のゼノのドラゴンダイヴにより腹部を貫かれてしまうが、ネフェルピトーによる治療を受け回復する。治療後はゴンによってカイトの治療が終わるまでの人質としてナックルたちに預けられる。その後地上の統治の道を棄てた王・メルエムのたっての希望で再会。メルエムが猛毒に侵されており、それが自分に伝染する事を聞かされるが、彼女もまた最期の時をメルエムと共に過ごすことを望んだ。そしてメルエムの死の直前まで軍儀で対局を続け、メルエムの死を看取った後、自身も命を落とした。
会長選挙・アルカ編関係者
イックションペ=カットゥーヂャ
一ツ星ハンター。ハッカーハンター。動物のような被り物をした電脳世界の住人。廃人ゲーマー。複数回の投票でボトバイやミザイストムらと同程度の票を獲得しているが、本人は会長に就任する気が全くない。ジンとはゲーム友達。
サンビカ=ノートン
声 -
内田真礼一ツ星ハンター。ウイルスハンター。ハンター協会の女医さん。鼻から下をベールで覆っており、引っ込み思案な性格をしている。
リンネ=オードブル
二ツ星ハンター。グルメハンター。協会最年長ハンター。肉声は5年前から聞かれていない。アイザック=ネテロ、ジグ=ゾルディックと共に暗黒大陸を目指した。
キューティー=ビューティー
声 - 斉藤貴美子(第2作)一ツ星ハンター。かわ美ハンター。パリストンの親衛隊長。小柄な体格と語尾を片仮名にする口調が特徴。
脱会長派
テラデイン=ニュートラル
声 - 松山鷹志(第2作)二ツ星ハンター。ヘッドハンター。脱会長派の中心人物。背広を着た紳士風の中年男性。人材教育のプロ。ネテロのハンター試験への見直しを掲げ、危険人物をプロハンターにしないように主張する。会長選挙では得票数にかなりの開きはあったもののパリストンに次ぐ支持を得ていた。イルミをハントして評判を上げようとするも、逆に部隊を全滅させられ、人材と信用を失うという醜態をさらす。モラウに助力を求めようとするも、呆れられ断られている。アルカもキルアも殺せなかったヒソカによって殺された。
ルーペ=ハイランド
声 - 二又一成(第2作)ロストハンター。脱会長派の中心人物。眼鏡をかけた黒人男性。探索のスペシャリスト。善良ながらも愚直過ぎるテラデインや猪突猛進しがちなブシドラに対して憂慮していた(パリストンからも彼らの行動は「わかりやすい」とたやすく読まれている)。同朋2人は死亡したが、彼のその後は明らかになっていない。
ブシドラ=アンビシャス
声 - 相沢まさき(第2作)一ツ星ハンター。賞金首ハンター。脱会長派の中心人物。ハンター十カ条の「プロハンターはプロハンターを狩れない」を批判する。学生番長風の格好をしたこわもての大男。武闘派にして、ハンター協会の風紀委員を名乗る。選りすぐりのハンターで結成された「清凛隊」を率いてイルミの針人間回収に向かうが、隊もろともヒソカによって殺された。モラウからは、「自称」清凛隊と酷評される。
暗黒大陸編関係者
カキン帝国
ナスビー=ホイコーロ
カキン帝国の現国王。語尾に「?ホイ」と付けるのが口癖。ビヨンドを雇い、外の世界への進出・移民計画を打ちだした。8人の正室との間に14人の王子がいる他、愛人との間に産まれた二線者と呼ばれる婚外子も存在する。派手で豪華なパフォーマンスという表面の下に、したたかな本心を隠した狸。「自らが人類を新大陸に導く」という表の目的と、「ビヨンドに暗黒大陸のリターンを獲得してもらう」という裏の目的で動いている。「新大陸」と「暗黒大陸」は異なるわけだが、巧妙に使い分けて周囲に「人類で最初に暗黒大陸に行く偉人」と絶賛させるよう仕向けている。継承戦で勝ち残り王となった。王子達の中で船旅で生き残ったただ1人を次期王とすると宣言している。
守護霊獣
「壺中卵の儀」によって生まれた守護霊獣。ナスビーの霊獣は昆虫のような10本の手足と12対の
乳房を生やし、不気味に垂らした髪と縦に割れた口を有した頭部を持つ、禍々しくグロテスクな風貌をしている。具体的な能力は不明。
14人の王子

ナスビー王と8人の正室の間に生まれた子供たち。カキン帝国では王の子は男女を問わず「王子」の称号で呼ばれ、全員が同等な王位継承権を有する。
ベンジャミン=ホイコーロ
第1王子。ウンマ王妃の第一子。BW号1001号室に陣営を構える。筋骨隆々の巨体の男性。カキンの軍事最高副顧問。一人称は「オレ」「オレ様」。レスリング技でライオンを絞め殺し、また拳銃で撃たれても無傷で済むほど強力なオーラを纏っている。直情型な性格だが、部下の進言を受け入れ、適宜に方針を転換できる柔軟性も併せ持つ。継承戦は他の全王子を殺害して武力制圧するという方針。即位後の政治目標も軍備増強と世界制覇にある。同母弟のツェリードニヒとは特に仲が悪く、継承戦決定直後に「直々に殺す」と宣戦布告する。
守護霊獣(亜人型)
頭部に大きな歯茎を剥き出しにした口がサイズ違いで縦に2つ付いた姿をしている。
星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)
死んだ他人の念能力を継承する。候補者の条件は、カキン国王軍学校を卒業しており、彼の私設兵団に属し、忠誠を誓っていること。能力を受け継ぐと、手の指に星型のマークが現れる。殉職したビンセントとムッセの分を含めて少なくとも3個の星マークがあることが判明している。
カミーラ=ホイコーロ
第2王子。ドゥアズル王妃の第一子。BW号1002号室に陣営を構える。妖艶な雰囲気の美女。自分の思う通りにならなければ我慢ならない高慢な性格で、母親にも命令調で接する。一人称は「私」「カミーラ(カミィ)」。「他王子達はカミーラに王位を譲って自らは死を選ぶべき」と思っており、思っただけではその通りにならない現実に苛立っている。自ら他王子排除に動くという方針。被差別階級である不可持民を私設兵として取り立てており、彼等からは絶大な支持を受けている。
守護霊獣(異形の樹木状)
上部には枝の代わりに房のようなものが多数ついている。殺気立つと、中からドス黒い顔が出てくる。操作系能力。
百万回生きた猫(ネコノナマエ)
カミーラの死をトリガーに発動する念。完全に死んだ後に、巨大な黒猫型の念獣が出現し、カミーラを殺した相手を握り潰し、その命でカミーラを蘇生させる。「死によってより強まる念」ゆえに、念獣は非常に強い力を持つ。しかし、逆に言えば確実に死なないと発動すらしないため、死なない程度に痛めつけるような攻撃には全くの無力という弱点を突かれベンジャミンに捕縛された。


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