ジン=フリークス
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身長190cm程度[注 21]。血液型B型。謎の奇術師。普段はオールバックに似た独特の髪形をしておりオレンジに近い金髪[5][注 22]だったが、途中から薄緑色の髪に変わっている[6]。左目の下に涙型の、右目の下に星型のペイントを施している。ピエロを彷彿とさせる奇抜な風貌。キメラアント編を除いたほぼ全編に登場する主要人物。トランプ(小説版では鋼鉄製という設定だった)を武器として使用し、セリフの語尾にはスート(「♡(ハート)」や「♧(クローバー)」など)が付く。「念能力の系統別性格診断法」を考え付いた人物で(本人いわく「血液型性格判断と同じで根拠はない」とのこと)、多くのキャラクターが彼の診断法に基づいた発言をしている。過去や来歴は一切不明。嘘つき・気まぐれな性格で頭の回転は極めて早く、人間性には掴み所がない。天才的な戦闘センスを持ち、気に入った強い相手と存分に戦った上で殺害することに無上のエクスタシーを感じる戦闘狂。その場面を想像しただけで興奮し陶酔する。クロロと闘うためだけに団員を殺し幻影旅団に入団し、戦いで傷つくこともお構いなしなど、常軌を逸している。ゴンやキルアの成長に性的興奮を覚え、勃起したりそれに類する言動をすることが多い。金や義理、組織の論理には縛られないため、自らの欲望を満たす目的に合致すれば誰とでも手を結び、区切りがつくまでは裏切りもしない。己こそが最強であると理解し孤高で、他者に帰属意識も忠誠心もない。ゴンやキルアのような気に入った人間に対しては、たとえ自身が不利益をこうむっても守ろうとする面も持ち合わせているが、これは「成長した後で自分が殺すために、今は守る」のである。本編1年前のハンター試験では合格確実と言われるほどの好成績を収めるも、気に入らない試験官を半殺しにして失格になった。翌第287期ハンター試験でゴンと出会って才能を見出し、将来の成長を待って戦闘、殺害することを決意。天空闘技場でゴンとキルアの念能力習得のきっかけを作った後、幻影旅団の一員としてヨークシンシティのオークション襲撃に参加。その傍らでクロロとの戦いの場を作るべく、クラピカと同盟を組み情報を提供するなどしていた。ヨークシンの戦いが終わり、クラピカの念でクロロの念能力が封じられたことで、クロロの依頼を受け除念師を探してグリードアイランドに参加。ゴンらのカード集めに協力した後、除念師との交渉を行った。キメラ=アント編の裏では、クロロとの追跡劇を繰り返していた模様。会長選挙編で再登場し、新たな対戦相手を求めてハンター協会に現れる。そこでイルミと再会し、イルミにアルカの殺害への加担を依頼される。イルミ逮捕に派兵されたハンター達を、陰から返り討ちにする。その後、天空闘技場でクロロとデスマッチを行い敗北するが、死ぬ直前に自身のオーラに「死後に肺と心臓をマッサージする命令」をしていたため、試合後に蘇生する。対旅団の殺し合いゲームを宣言し、マチを拘束してなお殺さず伝言役に仕立て、コルトピとシャルナークを殺害し、イルミを旅団に加入させる。B・W号に潜んでいると目されるも、見つかっていない。死んだときに顔が焼け、左手と右足首を欠損しており、それらを念で補っている。天空闘技場でのクロロとの対決時、試合の実況でフルネームが判明した。石田スイによる短編(ネームのみ)『少年H』は、少年時代のヒソカが主人公である。
伸縮自在の愛(バンジーガム)
オーラをゴムとガム両方の性質を持ったものに変化させる変化系の能力。ガムのようにくっつき、ゴムのように伸縮する。付けるもはがすも、伸ばすも縮ませるもヒソカ次第で、伸ばしたまま戻らない状態を維持することも、ヒソカの任意のタイミングで急激に縮ませる事もできる。ヒソカの体から離して使用した場合、10m以上伸びると切れてしまうが、粘着性は体から離しても維持できる。オーラそのものなので「隠」により見えなくすることも出来る。原理そのものは単純だが制約が無い能力。例えば相手の体のどこかに付けて引っ張ることで動きを制限するという用途で使う場合、ヒソカはガム化オーラを直接投げる事も手などで触れた際に付ける事もどちらもできるため、ヒソカ自身とオーラの両方に注意しなければならない上、ガードしてもガードした部分に付けられるだけで無意味なため、実質的にはほぼ回避不可能という「思ってたよりずっとタチの悪い能力」。さらにはトランプやハンカチなどの様々な小道具に留まらず、その辺に落ちている石さえも組み合わせて凶器になり得るため、絶大な使い勝手を誇る。名前の由来はヒソカが子供の頃好きだったお菓子から。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
オーラを様々な質感に変えて、物体の表面を覆い再現する変化系の能力。再現できる質感は1000以上、自由自在。文字を表示させる事もできるなど、応用範囲は幅広い。二次元上の物しか再現できず、触られたら感触で偽物とバレる(紙の上に「文字が書かれた紙」を再現した等、同じ材質を再現した場合を除く)という欠点があるが、ヒソカは騙しを好むためリスク承知で愛用する。さらに基本的には隠し能力であり、旅団ではマチ1人が「せいぜい傷の保護に数種類使うくらい」と知らされているだけ。名前の由来は、ヒソカが子供の頃に流行ったおまけ付きお菓子から。
くじら島関係者
ジン=フリークス
声 -
東地宏樹高乃麗(少年期) / 小山力也二ツ星ハンターで、特に遺跡ハンター。ゴンの父親。旅立ちの理由は彼を探すことでもある。くじら島出身。ゴンの20歳年上の32歳。グリードアイランド製作チームの最高責任者。12歳になる直前に「欲しいものがある」との理由でハンターを目指して島を飛び出し、その10年後、赤ん坊だったゴンを連れて突如帰郷し、ゴン宛のメッセージボックスをミトに預けて、再び姿を消した。弟子にカイトがいる。容姿はターバンを巻いた無精ひげ気味の男性で、少年時代はゴンにそっくりであった。父親としての無責任さは自覚しており、ゴンに対しては申し訳なさから顔を合わせることを拒んでいるが、「それでも会いたければ見つけてみろ」とのメッセージを残している。その反面、ゴンに一流のハンターになってもらいたいとの願望があり、レイザーに対してゴンと対決するときは本気で勝負するように頼んでいる。また、ビスケは、そもそもグリードアイランド自体がゴンの修行のために作られたと推測している。ゴンはG・Iクリア後に一度再会する機会を得るが、キルアの同行を望んだために実現しなかった。第267期ハンター試験唯一の合格者で、ハンターとして世界を股にかける活躍をしている。複数の異なる分野で歴史的な業績を残している二ツ星ハンターで、遺跡発掘の分野においては、行った仕事がそのまま遺跡保護のマニュアルとして世界的に普及しているという。カイトやサトツも「最高のハンター」と認め、功績は「三ツ星」にも値するが、本人は面倒臭がって申請しておらず、ハンター証すら手放している。一方で個人情報や公的な情報を秘匿しており、水準に達さない者が噂や業績以外での彼を知ることは困難となっている。まず口に出してからなぜそう言ったのか後から思考を追いかける事が多く、場当たり的な言動を行って周囲に混乱を来す事が多々ある。数々の規約違反を犯したり年に数回行方不明になるなどのいい加減な性格であり、十二支んを初めとして他のハンターからはあまり快く思われておらず、レオリオに殴られた時にはスタンディングオベーションが起こったほどであった。無茶ぶりで有名になっているが、パリストン評では「噂ほどめちゃくちゃではない」そうであり、本人も「小さな無茶を重ねているだけ」と言っており本人なりには考えがあってのことである。会長選挙編で十二支ん「亥」として登場し、選挙を有利に進めるパリストンに対して水面下で策を巡らせる。選挙での目的は会長になることではなく、「自身が楽しむ」ことであり、記名投票制のルールを盛り込んだのもそのためである。選挙終了直前、ゴンが復帰したことにより不本意ながら対面を果たす。ぎこちない対面ではあったものの、カイトの件で気落ちするゴンを励まし力強く送り出した。その後、ゴンとは打ち解けあうものの、ゴンからは「親子としての実感がない」「父親というより親戚のすごい人」という印象を持たれている。暗黒大陸を冒険すべく、少々強引ながらカキン=ビヨンドの探検隊に仲間入りする。実力の高さはうかがえるが、念能力の詳細は全く不明である。ネテロ会長からは「念能力者としては間違いなく世界で五本の指に入る」と評価される。打撃系の能力は一回くらうと大体マネできるが、これはトレース能力というわけではなくただの才能によるもの。レオリオの放出系能力で殴られたことで自分のものにし、そこから修得目的や利用法まで理解した。応用でオーラをエコーとした感知能力も披露する。実用性皆無の「オーラのイボクリ遊び」が異様に上手い。
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