ジン=フリークス
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金に執着する本当の理由は法外な手術費を用意できずに友人[注 17]を亡くした過去から、医師となって友人と同じ病気の子供を無料で治療することを夢見ている[注 18]。しかし、それを実現するためには莫大な資金が必要となる現実を知り、ハンターに対する様々な金銭的優遇を受けるために第287期ハンター試験を受験。一度はヒソカに負けたが、将来性を見出され生かされ、命拾いしている。他にも幾度となく窮地に立たされるもゴン、クラピカ、キルアら試験で出会った仲間達と協力し合格する。試験後は故郷に戻り、国立医科大学に入学するための勉強を開始する。試験半年後にヨークシンシティで再会し、ゴンのグリードアイランド入手のための資金調達を助け、クラピカの幻影旅団との戦いを陰で支える。この時点での念能力は、独学であった為か纏のみの習得に留まっていた。オークション終了後は、再び故郷に戻って受験勉強を再開している。未登場期間中に医科大学に合格し大学生となった。会長選挙編にて再登場し、危篤状態のゴンを救うために行動を起こす。ハンター協会本部での選挙演説にてジンを殴りつけたことで注目を集め、選挙で3位に急浮上する。暗黒大陸編では、チードルの勧誘を受け十二支んの一員となり、十二支んの空席にクラピカを推挙した。チードルの直弟子となり、BW号船内で医療業務に従事している。体格が良く腕力に優れ、短期間でゾルディック家の正門を2の扉(8トン)まで開くことができた[注 19]。戦闘においては折り畳みナイフ[注 20]を用いている。
放出系能力
地面などを殴ることで、その衝撃を離れた位置に出現させる能力。身の回りの物を殴って壊したら、遠く離れたジンのそばに拳が出現して、ジンを殴り飛ばした。ジンの模倣によると、複数個の拳のオーラが地面をすべって移動していることがわかる。ジンの分析によると、医療用によく考えられた技術だという。設定上放出系能力者であるということは判明していたが、能力を初めて披露したのは会長選挙編。
ヒソカ
ヒソカ=モロウ
声 -
高橋広樹 / 浪川大輔[4]第287期ハンター試験合格者。幻影旅団団員ナンバー4(偽装入団。作中で退団)。変化系能力者。6月6日生まれ、年齢不詳。身長190cm程度[注 21]。血液型B型。謎の奇術師。普段はオールバックに似た独特の髪形をしておりオレンジに近い金髪[5][注 22]だったが、途中から薄緑色の髪に変わっている[6]。左目の下に涙型の、右目の下に星型のペイントを施している。ピエロを彷彿とさせる奇抜な風貌。キメラアント編を除いたほぼ全編に登場する主要人物。トランプ(小説版では鋼鉄製という設定だった)を武器として使用し、セリフの語尾にはスート(「♡(ハート)」や「♧(クローバー)」など)が付く。「念能力の系統別性格診断法」を考え付いた人物で(本人いわく「血液型性格判断と同じで根拠はない」とのこと)、多くのキャラクターが彼の診断法に基づいた発言をしている。過去や来歴は一切不明。嘘つき・気まぐれな性格で頭の回転は極めて早く、人間性には掴み所がない。天才的な戦闘センスを持ち、気に入った強い相手と存分に戦った上で殺害することに無上のエクスタシーを感じる戦闘狂。その場面を想像しただけで興奮し陶酔する。クロロと闘うためだけに団員を殺し幻影旅団に入団し、戦いで傷つくこともお構いなしなど、常軌を逸している。ゴンやキルアの成長に性的興奮を覚え、勃起したりそれに類する言動をすることが多い。金や義理、組織の論理には縛られないため、自らの欲望を満たす目的に合致すれば誰とでも手を結び、区切りがつくまでは裏切りもしない。己こそが最強であると理解し孤高で、他者に帰属意識も忠誠心もない。ゴンやキルアのような気に入った人間に対しては、たとえ自身が不利益をこうむっても守ろうとする面も持ち合わせているが、これは「成長した後で自分が殺すために、今は守る」のである。本編1年前のハンター試験では合格確実と言われるほどの好成績を収めるも、気に入らない試験官を半殺しにして失格になった。翌第287期ハンター試験でゴンと出会って才能を見出し、将来の成長を待って戦闘、殺害することを決意。天空闘技場でゴンとキルアの念能力習得のきっかけを作った後、幻影旅団の一員としてヨークシンシティのオークション襲撃に参加。その傍らでクロロとの戦いの場を作るべく、クラピカと同盟を組み情報を提供するなどしていた。ヨークシンの戦いが終わり、クラピカの念でクロロの念能力が封じられたことで、クロロの依頼を受け除念師を探してグリードアイランドに参加。ゴンらのカード集めに協力した後、除念師との交渉を行った。キメラ=アント編の裏では、クロロとの追跡劇を繰り返していた模様。会長選挙編で再登場し、新たな対戦相手を求めてハンター協会に現れる。そこでイルミと再会し、イルミにアルカの殺害への加担を依頼される。イルミ逮捕に派兵されたハンター達を、陰から返り討ちにする。その後、天空闘技場でクロロとデスマッチを行い敗北するが、死ぬ直前に自身のオーラに「死後に肺と心臓をマッサージする命令」をしていたため、試合後に蘇生する。対旅団の殺し合いゲームを宣言し、マチを拘束してなお殺さず伝言役に仕立て、コルトピとシャルナークを殺害し、イルミを旅団に加入させる。B・W号に潜んでいると目されるも、見つかっていない。死んだときに顔が焼け、左手と右足首を欠損しており、それらを念で補っている。天空闘技場でのクロロとの対決時、試合の実況でフルネームが判明した。石田スイによる短編(ネームのみ)『少年H』は、少年時代のヒソカが主人公である。
伸縮自在の愛(バンジーガム)
オーラをゴムとガム両方の性質を持ったものに変化させる変化系の能力。ガムのようにくっつき、ゴムのように伸縮する。付けるもはがすも、伸ばすも縮ませるもヒソカ次第で、伸ばしたまま戻らない状態を維持することも、ヒソカの任意のタイミングで急激に縮ませる事もできる。ヒソカの体から離して使用した場合、10m以上伸びると切れてしまうが、粘着性は体から離しても維持できる。オーラそのものなので「隠」により見えなくすることも出来る。原理そのものは単純だが制約が無い能力。例えば相手の体のどこかに付けて引っ張ることで動きを制限するという用途で使う場合、ヒソカはガム化オーラを直接投げる事も手などで触れた際に付ける事もどちらもできるため、ヒソカ自身とオーラの両方に注意しなければならない上、ガードしてもガードした部分に付けられるだけで無意味なため、実質的にはほぼ回避不可能という「思ってたよりずっとタチの悪い能力」。さらにはトランプやハンカチなどの様々な小道具に留まらず、その辺に落ちている石さえも組み合わせて凶器になり得るため、絶大な使い勝手を誇る。名前の由来はヒソカが子供の頃好きだったお菓子から。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
オーラを様々な質感に変えて、物体の表面を覆い再現する変化系の能力。再現できる質感は1000以上、自由自在。文字を表示させる事もできるなど、応用範囲は幅広い。二次元上の物しか再現できず、触られたら感触で偽物とバレる(紙の上に「文字が書かれた紙」を再現した等、同じ材質を再現した場合を除く)という欠点があるが、ヒソカは騙しを好むためリスク承知で愛用する。さらに基本的には隠し能力であり、旅団ではマチ1人が「せいぜい傷の保護に数種類使うくらい」と知らされているだけ。名前の由来は、ヒソカが子供の頃に流行ったおまけ付きお菓子から。
くじら島関係者
ジン=フリークス
声 -
東地宏樹高乃麗(少年期) / 小山力也二ツ星ハンターで、特に遺跡ハンター。
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