ジラール・ペルゴ
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2011年ジャンリシャールと共に所属しているソーウィンドがフランスのPPRグループ傘下となり[1]、2013年の組織改編によりケリンググループの一ブランドとなった。

2022年、ケリングがソーウィンドグループの株式をパトリック・プルニエCEOらにすべて売却(マネジメント・バイアウト[2]したのに伴い、改めて独立した。
歴史

1791年 - ジャン=フランソワ・ボット(Jean-Francois Bautte )が時計を製作。

1793年 - "Moulinie & Bautte"をJacques-Dauphin Moulinieと設立。

1804年 - Jean-Gabriel Moynierを共同経営者に迎え"Moulinie, Bautte & Cie"に社名変更。同年に時計専門のBautte社を設立。

1837年 - 11月30日にャン=フランソワ・ボット死去、ジャック・ボット(Jacques Bautte )とジャン・サミュエル・ロッセル(Jean Samuel Rossel )が後継者になる。

1852年 - コンスタン・ジラール(Constant Girard )がジラールを設立。

1854年 - ジラールがマリー・ペルゴ(Marie Perregaux )と結婚。

1856年 - ラ・ショー=ド=フォンに、夫婦の姓を組み合わせたジラール・ペルゴを設立。

1861年 - マリーの弟フランソワ・ペルゴ横浜に渡来。日本初のスイス時計商館を横浜に開く。

1867年 - スリー・ゴールド ブリッジ付トゥールビヨンパリ万博(第2回)で金賞を獲得。このモデルは現在も腕時計に採用されている。

1880年以降 - ヴィルヘルム1世から注文を受けドイツ海軍将校用に腕時計を開発。

1906年 - ボットを買収・合併。

1928年 - ドイツ人時計師オットー・グラエフ(Otto Graef )がジラール・ペルゴの株を買い取る。

1930年 - 腕時計の売り上げが懐中時計の売り上げを上回る。

1975年 - ラグジュアリースポーツウォッチの初期の代表作・ロレアートをクオーツ時計で発売。デザインはイタリアの建築家、アドルフォ・ナタリーニ(イタリア語版)[3]ジェラルド・ジェンタと間違えられることが多い)。

1988年 - ルイジ・マカルーソ、ソーウィンドグループを設立。

1992年 - ルイジ・マカルーソ、社長に就任。

1993年 - フェラーリとブランド・ライセンス契約を結ぶ。カヴァッリーノ・ランパンテを刻印したスプリット・セコンド・クロノグラフを限定生産。

1999年 - ジュネーブの国際高級時計展(SIHH )に初出展。

2004年 - アメリカズカップでBMWオラクル・レーシングチームを後援。フェラーリとのライセンス契約終了。

2008年 - マンガ「島耕作」とのコラボレーションを行う。島耕作の愛用時計は「ジラール・ペルゴ ヴィンテージ1945」である。

2010年 - ルイジ・マカルーソ死去、息子のステファノ・マカルーソが社長に就任。

2011年 - PPR傘下となる。

2012年 - オメガブランパンなどの時計メーカーで活動した時計師ドミニク・ロワゾー(英語版)を複雑時計製作チームに迎え入れる[4]が彼は翌2013年に死去した。

2013年 - 母体企業の組織改編によりケリング保有企業となる。また、新作発表の場をバーゼル・フェアへと移行。シリコン製の新たな脱進機「コンスタント・エスケープメント」搭載モデルを発表[5]

2016年 - 創業255年記念としてロレアートを限定モデルで発表、反響を呼んだため翌17年からレギュラーとして本格的に復活させる。

2018年 - ソーウィンドグループのユリスナルダンCEO、パトリック・プルニエがジラール・ぺルゴCEOを兼任。

2019年 - SIHHにて「Earth to sky」のテーマの元に新作を発表。地球儀と天球儀、そしてトゥールビヨンを備えた「コスモス」やブラックとブルーのコンビネーションの「ロレアート アブソルート」などを発表。

2022年 - ケリングから独立。

関連項目

トゥールビヨン?時の仕掛人? (2008年、BSジャパンで放送の機械式腕時計の専門番組)

脚注^PPRがソーウインドグループの筆頭株主に[リンク切れ]、ジラール・ペルゴ、2011年7月4日2013年6月30日閲覧
^ これは時計愛好家にとって「幸福な決断」だ! ユリス・ナルダンとジラール・ペルゴのMBO、web Chronos、2022年2月5日、2024年1月15日閲覧
^ Why the hate? The curious case of the Girard Perregaux Laureato
^ジラール・ペルゴ with ドミニク・ロワゾー[リンク切れ]、Gressive、2013年6月30日閲覧
^ジラール・ペルゴから「コンスタント・エスケープメント」搭載モデルがデビュー[リンク切れ]、2013年4月19日、2013年6月30日閲覧

外部リンク


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