ジョージア州(ジョージアしゅう、英: State of Georgia [?d??rd??] ( 音声ファイル))は、アメリカ合衆国の南東部にある州。州都はアトランタ市。なお、同市は人口では州内で最大の都市でもある。1776年にアメリカ独立宣言をした13州の1つであり、コカ・コーラやCNN、アフラックの本社などがあることでも知られている。
ジョージア植民地として1732年に設立されており、13植民地の中では最後のものだった[1]。アメリカ合衆国憲法を1788年1月2日に批准しており、合衆国への加盟順位としては4番目になった[2]。1861年1月21日にアメリカ合衆国からの脱退を宣言し、アメリカ連合国建国7州の1つになった[2]。1870年7月15日にアメリカ合衆国に復帰したが、これは最後の州となった[2]。
アメリカ合衆国50州の中では陸地面積では第24位、人口では第8位である。2007年から2008年の人口増加率では州内14郡が国内100傑に入っており、テキサス州に次いで多い数だった[3]。「モモの州」や「南部の帝国州」と呼ばれる[2]。
ジョージア州の南はフロリダ州、東は大西洋とサウスカロライナ州、北はノースカロライナ州とテネシー州、西はアラバマ州に接している。北部にはアパラチア山脈に属するブルーリッジ山脈がある。中央部のピードモント台地は丘陵部から滝線まで広がっており、滝線から川が流れ落ちて南部の大陸性海岸平原に流れ込んでいる。ミシシッピ川より東では最も陸地面積が広い州だが、水域を含む総面積では第4位である(ミシガン州、フロリダ州、ウィスコンシン州に次ぐ)[4]。
家庭で話される言語(ジョージア州) 2010
英語 87.35%
スペイン語 7.42%
人種構成(ジョージア州) 2010 ジョージア植民地の設立勅許をジェームス・オグルソープに与えたイギリス国王ジョージ2世に由来する[5]。南コーカサスにあり(ロシア語名の「グルジア」としても知られる)ジョージア国とは地名の由来(ジョージアの国名を参照)はもとより歴史的にも何の関係も持たないが、英語名はどちらも"Georgia"のため区別が必要な場合は州の方を"State of Georgia"(ジョージア州)、国家の方を"Country of Georgia"(ジョージア国)と呼び分ける慣例がある[6][7]。
白人 55.9%
黒人 30.5%
ヒスパニック 8.8%
アジア系 3.2%
インディアン 0.3%
混血 2.1%
州名の由来