ジョン・F・ケネディ
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^ ケネディ大統領のスピーチライターで大統領顧問であったセオドア・ソレンセンは著書「ケネディの道」の中で、事前の爆撃でキューバ空軍機を損耗させられなかったことで、制空権を確保したキューバ空軍の攻撃が沖合の艦船を撃沈させて、弾薬補充が出来なかったことが上陸作戦の失敗につながった要因の一つであると指摘している。ただし、これだけが作戦全体の失敗の原因ではない。
^ ロバートはキューバでの最初の大失敗でCIAにも亡命キューバ人に対してもケネディ兄弟に対する反感が根強いと感じていた。実際、ピッグス湾事件に参加し捕虜となりその後身柄をアメリカに送られた亡命キューバ人グループは反カストロ感情とともに、ピッグス湾で最後に裏切った?ケネディに対する反感は強いものがあった。後に亡命キューバ人グループの指導者ハリー・ウィリアムズに向かってロバートは「君のところの誰かがやったんだろう」と声をかけている[172]
^ 2005年にキューバの諜報機関の元高官のファビアン・エスカレンテ将軍はギャレス・ジェンキンズとのインタビューで、「私は反革命主義者の裁判がケネディ暗殺の謎を解くと確信している」と語ったがしかし「彼を撃ったのがキューバ人であることは断言したくない」とも語っている。キューバ系アメリカ人マフィア、亡命キューバ人グループ、そして反カストロ反革命グループの存在はピッグス湾事件から始まっている[173]
^ この時フルシチョフは、ソ連首相でありソビエト共産党第一書記でもあった。もともとスターリン死後にフルシチョフが党第一書記で、首相はマレンコフとブルガーニンが歴任した後で首相兼務となった。スターリンは首相で書記長兼務であったが、フルシチョフは「第一書記」の役職である。1964年秋のフルシチョフの失脚後はブレジネフ第一書記でコスイギン首相の体制が続き、その後ブレジネフが役職を書記長と改めて首相も兼務している。
^ ルシアス・クレイ。1948年に西ベルリンが東側に封鎖された時に、大空輸作戦で西ベルリンを守った功労者である[178]
^ その日の夜、大統領専用機でベルリンを後にアイルランドに向かった際に、機内でケネディはセオドア・ソレンセンに「われわれの人生で今日みたいな日は二度とないだろう」と語った。「ベルリン危機1961」 フレデリック・ケンプ著 280P
^ この期間にアメリカはケネディの知らない間に、CIAと軍部で密かにマングース作戦を立て、キューバを攻撃する準備としてカストロ暗殺や政府転覆および破壊活動を企てていた。丁度キューバのミサイルが発見された10月14日の翌日も作戦実行を予定していた[185]
^ 翌15日に分析の結果ソ連製中距離ミサイル(IRBM)と確認されて、建設台と運搬車であることがわかった。
^ 空軍参謀総長カーチス・ルメイ。第二次世界大戦では日本への空襲を指揮し、後にベトナム戦争で北爆を強く主張していた。
^ スティーブンソン国連大使は翌18日にニューヨークに戻る前に大統領に文書を送り、キューバへの攻撃はソ連がトルコやベルリンに報復行動に出る可能性が高く、結果として核戦争になると強調した[186]
^ この直後、ケネディは「お偉いさん達の意見をその通りにして間違っていたら、間違っていたと言おうにも誰も生きていないことになる。」と補佐官のケネス・オドンネルに吐き捨てるように言い残した[188]
^ 日本では当時も現在もこのキューバ危機では封鎖という言葉を使用している。
^ ケネディの封鎖声明後、人口600万人のキューバでは武装した戦闘員が40万人動員され、アメリカは25万人の動員で2000機の戦闘機が万が一のため配置についた。
^ 1952年と1956年に民主党大統領候補としてアイゼンハワーと争い、いずれも敗れ、しかも1956年にはケネディがその下の副大統領候補を目指したこともあり、ケネディ政権下で国務長官にという下馬評もあったスティーヴンソンだが、しかし予想に反して国連大使の任用であった。しかしこの時の安保理で厳しくソ連大使を追及する姿は後に「アドレイ・スティーヴンソンの瞬間」という言葉がアメリカ政界の語録に刻まれて、彼が最も脚光を浴びた瞬間でもあった[190]
^ この時代は米ソ冷戦の時代であり、米ソ間にホットラインを設けて首脳同士が直接対話する機会はなかった。このキューバ危機以降に米ソ間でホットラインが設置されて両国の首脳が初めて電話での会談がいつでも開かれることとなった。

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