ジョニー・デップ
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アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター役での出演の際はバートンと打ち合わせもしていないにもかかわらず、互いがイメージしたマッドハッターのデザイン画が細部にわたるまで類似していた[49]

バートンとのタッグ8作目となる『ダーク・シャドウ』のプレミアでは、「監督がまたいろいろ考えているようだけど、彼が仕掛けることなら、僕はいつでものるよ」と発言している[50]

ノエル・ギャラガーとも仲がよく、ケイト・モスとの3人でミック・ジャガーの別荘に寄るなどのバカンスを楽しんだり、オアシスのアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』に収録の「フェイド・イン-アウト」ではスライドギターを弾いたりしている。

ヘレナ・ボナム=カーターとの共演が多い。
資産・金銭

ハリウッドの中でも数々のヒット作を持つジョニー・デップだが、そのギャラや年収も破格である。

2008年6月、経済誌『フォーブス』が発表した2007年6月から2008年6月までの1年間の中で映画出演を含めたあらゆる仕事でハリウッドにおいてもっとも稼いだスターを発表したランキングでは、72億円を稼ぎランクインしている。同誌の2009年度に発表されたランキングでも約27億円を稼ぎ、俳優部門で第10位にランクインしている。

2009年11月、BANG Media Internationalによると、パイレーツ・オブ・カリビアン第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に2,100万ポンド(日本円で約31億円)のギャラで出演することを決めた。この高額なギャラをディズニーが支払えるのは、3作目まで出演していたオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイなどが4作目には出演しないと明言しているため、その分のギャラが浮いたためではないかといわれている[51]

2010年9月、『フォーブス』誌が2009年からの1年間で「もっとも高額なギャラを獲得したハリウッドの俳優」のランキングでは、5,000万ドル(約42億5,000万円)以上を稼いで1位にランクインした[52]

2010年2月、米『バニティー・フェア』誌が2010年に発表した「もっとも稼いだ映画関係者トップ40」では、1億ドル(日本円で約80億円)で2位にランクインした。内訳は世界中で大ヒットを記録した映画『アリス・イン・ワンダーランド』の出演料が4,000万ドル(日本円で約32億円)、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の前払い金が3,500万ドル(日本円で約28億円)、アンジェリーナ・ジョリーと共演した映画『ツーリスト』が2,000万ドル(日本円で約16億円)、残りが過去作からの収入となっている[53]

2011年8月、『フォーブス』誌が2010年の5月1日から2011年5月1日までの1年間で「もっとも稼いだハリウッド俳優」のランキングでは、推定5,000万ドル(日本円で約40億円)を稼いで2位にランクインした[54][55]

金遣いが非常に荒く、2017年には、浪費による散財のせいで破産が報じられた。また、マネージャーを解雇したことも報道され[56][57]、破産をめぐってはマネージャーの違反行為があったと主張し、訴訟騒動にまでなった[58]
寄付・逸話代表的な配役ジャック・スパロウ(英マダム・タッソー館にある等身大フィギュア)

子ども思いでも知られるデップは、2008年に娘のリリー・ローズが腎臓病で入院したロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院をひそかに訪れ、「娘の命を救ってくれたお礼」として100万ポンド(日本円で約2億900万円)を寄付した。さらに娘が助かったことに感激して2007年11月には同病院を訪問し、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの衣装を着て、患者の子どもたちにおとぎ話を聞かせるサプライズも起こしている[59]

2009年11月、WENNによると、映画でブレイクするきっかけを作ってくれたニコラス・ケイジが財政難で苦しんでいるのを知り、協力を惜しまない意向を示している[60]

デップは過去に太っ腹なチップを残すセレブとして話題になっている。シカゴのレストランで映画『パブリック・エネミーズ』のレッドカーペット・イベントを祝い監督やキャストと食事をしていたところ、大人数での食事だったこともあるが4,000ドル(日本円で約32万8,000円)という高額なチップを払っている。当時のレストランのウェイターは「デップは15人のグループで食事をしに来た。チップは12人で均等に分けた。これまでウェイターを務めたセレブの中でデップが一番」と語っている[61][62]

2010年2月、ハリウッドのきらびやかなライフスタイルから離れ、フランスで恋人のヴァネッサ・パラディと子どもたちと住んでいるデップだが、カリブに島を買ったのは衝動買いだったという。デップは「僕の人生のすべてのことと同じで計画はしていなかった。なんとなく起こったこと。恋人と子どもたちと一緒にバケーションに行って、島が売りに出されてるって聞いたんだ。この島なら誰かにじろじろ見られず、カメラを向けられたり、指をさされたりすることもない。ありのままの自分でいられる場所だと思った」とコメントしている[63]

2010年10月、メール・オンラインによると、ロンドン郊外グリニッジにある小学校に通うベアトリス・デラプが小学校の近くで撮影をしているジャック船長宛てに「わたしたちは海賊見習いです。先生たちに反乱を起こすつもりなので助けにきてください!」と応援をお願いする手紙を書いたところ、手紙をもらったデップはジャック船長の姿で海賊たちを引き連れてベアトリスの小学校にサプライズで訪問し、手紙を取り出して「これを書いたベアトリス、出ておいで」と声をかけ、「今日は反乱を起こすべきじゃないな、警察がおれを見張っているんだ」と反乱中止を伝えたという[64]

2010年10月、英大衆紙『The Sun』によると、ポケットマネーで防寒用のジャケットを500着購入し、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のスタッフにプレゼントしたという[65]


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