ジョアキーノ・ロッシーニ
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弦楽のためのソナタ(ヴァイオリン2、チェロ、コントラバスのための・全6曲)、1804年[注釈 9]

チェロとコントラバスのための二重奏曲、1824年

「涙―主題と変奏」(チェロとピアノのための)、作曲年代不明

その他の作品

歓喜

主題

Brindisi

劇付随音楽 コロノスのオイディプス

狩での出会い(ファンファーレ)

Giunone(1822年以前に作曲?)

由来の定かでない作品

2匹の猫の愉快な歌(偽作)

交響曲(作曲年代不明)

歌劇 イタリアの王ウーゴ(未完、1824年)

美食家として

晩年のロッシーニがパリで毎週土曜日に開催していたサロンは、提供される晩餐が豪勢だったことでも知られる[5]

ロッシーニ自身が考案した料理のレシピも残されている[5]

また、晩年の小品集『老いの過ち』には「やれやれ!グリーンピース」、「ロマンティックなひき肉」といったような料理や食材の名前を冠したタイトルの作品もある[5]

ロッシーニ自身が考案した料理ではなくとも、フォアグラトリュフをふんだんに使用した料理には「ロッシーニ風」「ロッシーニスタイル」と名付けられることがある[6]

カネロニのロッシーニ風(Cannelloni alla Rossini) - 注入マカロニ ロッシーニ風(Maccheroni siringati alla Rossini)とも。フォアグラとトリュフのソースを銀製の注射器でカネロニマカロニに注入した料理。

トゥルヌド・ロッシーニ - 牛ヒレ肉のロッシーニ風

ヴルーテ・ロッシーニ(Veloute Rossini) - ロッシーニ風クリームスープ。チキンクリームスープにフォアグラのピューレを加える。

ロッシーニ風リゾット(Risotto alla Rossini) - フォアグラと牛タンを加えたリゾット

シタビラメのロッシーニ風(Filet of Sole alla Rossini) - スライスしたフォアグラをシタビラメフィレで包み、エシャロット、トリュフと共に調理する。

トリュフ詰め七面鳥(Stuffed Turkey alla Rossini) - トリュフ、ベーコンを七面鳥に詰め、七面鳥の皮の下に薄切りしたトリュフを入れてローストする。

ロッシーニ・バーガー - 牛肉とフォアグラをパテに、トリュフをソースに使用したハンバーガー[7]ニューヨークで考案された。

ロッシーニ (カクテル)(The Rossini Cocktail) - プロセッコイチゴのピュレで作るカクテルベリーニのバリエーション。1940年代にヴェネチアの「ハリーズ・バー」で考案された[8]

関連する人物

ニコロ・パガニーニ

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン

フレデリック・ショパン

ジョルジュ・サンド

スタンダール - 『ロッシーニ伝』(山辺雅彦訳、みすず書房、1992年)がある。

アルベルト・ゼッダ

オノレ・ド・バルザック - 1830年に交友を結ぶ。1835年に書いた『夫婦財産契約』(Le Contrat de mariage)を、1842年にロッシーニに献呈している。その当時、ロッシーニは後に結婚するオランプ・ペリシエを愛人にしていた。彼女はバルザックの元愛人でもある。

脚注
注釈^ ヒレステーキフォワグラトリュフのソテーを添えた「トゥールヌド・ロッシーニ」など。
^ ロッシーニがオペラ界から引退した後、リヒャルト・ワーグナーがロッシーニの自宅を訪問した時のことである。ワーグナーはオペラ音楽についての話題を熱心に語っていたが、その間、ロッシーニは「ちょっと失礼」と言って部屋から出て行き、数分後に戻って来るという行為を何度も繰り返していた。ワーグナーが不思議に思ってその理由を尋ねると、ロッシーニはちょうど鹿の肉を焼いていたところで、彼は肉の焼け具合を確かめるために何度も部屋から出ていたのだという。
^ 国王即位記念に数度演奏されたにすぎなかった。
^ しかも『セビリアの理髪師』は、76歳まで生きた彼の24歳の作品である。
^ シャルル10世の戴冠式のためのカンタータ。


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