晩年のロッシーニがパリで毎週土曜日に開催していたサロンは、提供される晩餐が豪勢だったことでも知られる[5]。
ロッシーニ自身が考案した料理のレシピも残されている[5]。
また、晩年の小品集『老いの過ち』には「やれやれ!グリーンピース」、「ロマンティックなひき肉」といったような料理や食材の名前を冠したタイトルの作品もある[5]。
ロッシーニ自身が考案した料理ではなくとも、フォアグラやトリュフをふんだんに使用した料理には「ロッシーニ風」「ロッシーニスタイル」と名付けられることがある[6]。
カネロニのロッシーニ風(Cannelloni alla Rossini) - 注入マカロニ ロッシーニ風(Maccheroni siringati alla Rossini)とも。フォアグラとトリュフのソースを銀製の注射器でカネロニやマカロニに注入した料理。
トゥルヌド・ロッシーニ - 牛ヒレ肉のロッシーニ風
ヴルーテ・ロッシーニ(Veloute Rossini) - ロッシーニ風クリームスープ。チキンクリームスープにフォアグラのピューレを加える。
ロッシーニ風リゾット(Risotto alla Rossini) - フォアグラと牛タンを加えたリゾット。
シタビラメのロッシーニ風(Filet of Sole alla Rossini) - スライスしたフォアグラをシタビラメのフィレで包み、エシャロット、トリュフと共に調理する。
トリュフ詰め七面鳥(Stuffed Turkey alla Rossini) - トリュフ、ベーコンを七面鳥に詰め、七面鳥の皮の下に薄切りしたトリュフを入れてローストする。
ロッシーニ・バーガー