ジュスティーヌ・トリエ
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2023年『落下の解剖学』
オリジナル脚本賞
2023年『落下の解剖学』
その他の賞
受賞一覧(英語版)

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ジュスティーヌ・トリエ(Justine Triet, フランス語発音: [?ystin t?ije]; 1978年7月17日[1] - )は、フランスの映画監督脚本家、編集技師である[3]

2023年に法廷スリラー『落下の解剖学』により第76回カンヌ国際映画祭で女性映画監督としては史上3人目となるパルム・ドール受賞を果たした。また2024年に女性のフランス人映画製作者としては史上初めてアカデミー賞監督賞脚本賞にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
キャリア

トリエはパリ国立高等美術学校を卒業している[1]。彼女の長編映画監督デビュー作『ソルフェリーノの戦い(英語版)』は2013年4月に批評家のステファン・デロールムによって取り上げられた後[4]第66回カンヌ国際映画祭のACIDプログラムの一環として上映され[5][6]、2013年の『カイエ・デュ・シネマ』のトップ10リストで10位に位置づけられた[7]

2016年、彼女はロマンティック・コメディ・ドラマ『ヴィクトリア(英語版)』の脚本・監督を務め[3]、第42回セザール賞(英語版)作品賞(英語版)とオリジナル脚本賞(英語版)にノミネートされた[8]。2019年、彼女が監督・脚本を務めたコメディ・ドラマ映画『愛欲のセラピー(英語版)』が第72回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、コンペティション部門でパルム・ドールを争った[9]

2023年、彼女の法廷スリラー『落下の解剖学』が第76回カンヌ国際映画祭に出品され[10]、女性の監督としては史上3人目となるパルム・ドール受賞を果たした[11]。またゴールデングローブ賞では脚本賞外国語映画賞を受賞した[12]。2024年、トリエは『落下の解剖学』によりフランス人映画製作者としては史上初、女性映画監督としては史上8人目となるアカデミー賞監督賞候補者となった[13]。またアカデミー賞脚本賞でも候補に挙がり[13]、『落下の解剖学』は作品賞を含む計5部門の候補となった[14]。トリエはさらに英国アカデミー賞作品賞で7部門で候補に挙がった『落下の解剖学』でオリジナル脚本賞を受賞し、監督賞非英語作品賞でも候補となった[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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