2019年8月、オマル・アブドゥッラー、メボーバ・マフティの両首相経験者は、自治権剥奪の決定時に他の政治家らとともに拘禁された[18]。 ラダック地方を含む広義のカシミール地方全域を州とするが、この州はパキスタンも全域の領有を主張している。この地の獲得を巡り、数度にわたってパキスタンと戦争になった(印パ戦争)が、現在は停戦しカシミールの中間付近で停戦ラインを引いている。 ジャンムー・カシミール州は、ジャンムー地方 地方県コード県都人口 (2011年)面積 (km2)人口密度 (/km2) 夏季の州都シュリーナガルは、カシミール地方最大の都市でインドの支配地域にある。冬季の州都はジャンムー市(ジャンム、ジャムとも表記されるが、原語で語末の音節は長母音である)。 など。 この州を大きく分けるならば、ムスリムが95%を占めるカシミール渓谷地域、ヒンドゥーが過半数を占めるジャンムー地域、仏教徒とムスリムがほぼ半数ずつで構成されるラダック地域である[19]。 en:Meghwal 州の公用語はパキスタンの国語と同じ(簡易)ウルドゥー語のみ(カシミール語などは「公用語」と定められていない)で、第二言語としてヒンディー語や英語が使用されている。 宗教もパキスタン同様イスラム教徒が多い。
地理
地方自治体詳細は「en:List of districts of Jammu and Kashmir」を参照
地方
県
ジャンムー地方
カトゥアー県
ジャンムー県JAジャンムー1,526,4063,097650
サンバ県サンバ318,611904320
ユーダンプール県UDユーダンプール555,3574,550120
リーシー県リーシー314,7141,719180
ラージャウリー県RAラージャウリー619,2662,630240
プンチュ県POプンチュ476,8201,674280
ドーダー県DOドーダー409,57611,691160
ランバン県ランバン283,3131,329210
キシュトワール県キシュトワール231,0371,64430
カシミール渓谷地方
アナントナーグ県ANアナントナーグ1,069,7493,984300
クルガム県クルガム423,1811,067400
プルワマ県PUプルワマ570,0601,398410
ショッピアン県ショッピアン265,960612.87430
バッジャン県バッジャン755,3311,371537
シュリーナガル県SRシュリーナガル1,250,1732,228640
ギャンダーボール県ギャンダーボール297,003259150
バンディポラ県バンディポラ385,0993981100
バラマラ県バラマラ1,015,5034,588305
カップワーラ県KUカップワーラ875,5642,379370
ラダック地方
カールギル県KRカールギル143,38814,03610
レー県LEレー147,10445,110
主要都市
シュリーナガル(Srinagar):夏季の州都
ジャンムー(Jammu):冬季の州都
レー(Leh)
住民
民族
言語
宗教
注釈^ 日本語訳は「元首」[2]。
脚注^ Desk, The Hindu Net (2017年5月8日). “What is the Darbar Move in J&K all about?”
^ ⇒“<インド>カシミールの自治権はく奪は何を意味するのか?(2)崩される独自性”. アジアプレス・ネットワーク. アジアプレス. (2019年8月26日). ⇒http://www.asiapress.org/apn/2019/08/kashmir/kashmir-2/2/ 2019年11月2日閲覧。
^ “Satya Pal Malik sworn in as Jammu and Kashmir governor”. The Economic Times. Press Trust of India. (2018年8月23日). オリジナルの2018年8月23日時点におけるアーカイブ。