ジャンケン
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コントに限らず、日本では「最初はグー」と発してまず全員にグーを出させてから次の「じゃんけんぽん」のタイミングを合わせることがよく行なわれるが、これは志村けんが考案したものである[28][29]。志村が飲み屋で仲間と飲んでいたときに誰が支払うかじゃんけんで決めようとしたが、みな酔っ払っていて手を出す動作が合わないため、志村が「違う違う違う、はい、グー出してグーって」と皆を促したのが最初である[28]。それを『8時だョ!全員集合』での仲本工事とのコント「ジャンケン決闘」に取り入れ、客席の子供たちにも唱和してもらい、という具合にして普及していった[28]。上記ドリフでの「最初はグー」からの派生として「最初はグー、またまたグー[30]いかりや長介頭はパー、正義は勝つ」などのフレーズが子供達の間で生まれた[28]。詳細は「志村けん」を参照

志村けんのだいじょうぶだぁフジテレビ系列) - 志村けん石野陽子とのコントで「じゃんけんホイホイどっちひくの、こっちひくの、ビームシュワッチ!ビームシュワッチ!」という後半はウルトラマンにちなんだ仕草がある。「ビームフラッシュ」も参照

出場者が司会者とじゃんけんを行うもの


コント55号の裏番組をぶっとばせ! - (日本テレビ系列)で行われた野球拳のコーナーで出場者が番組進行役のコント55号(萩本欽一・坂上二郎)とじゃんけんを行った。後にこのコーナーだけが独立し、『コント55号の野球ケン!!』として継続された。

テレビあッとランダムテレビ東京系列) - スタジオに来た観客全員が司会の関口宏を相手に集団じゃんけんを行い、最終的に勝ち残った1人に番組のその日のテーマに沿った賞品が当たる。「一人vs多数であいこは敗け」というルールでの集団じゃんけんをテレビで行った最初の番組といわれている。この形式は、後に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系列)でも、中期以後エンディング(提供クレジット場面)で行われていた。

サムズアップ人生開運プロジェクトテレビ朝日系列) - 司会のみのもんたと挑戦者が予告じゃんけんをして戦う番組。視聴率が悪くすぐに打ち切りになった。

パオパオチャンネル(テレビ朝日系列) - 所ジョージが司会を務めた火曜日の放送に「勝ち抜き5じゃんけん」 というコーナーがあった。これは、両手・足・頭・口でグー・チョキ・パーを出し、差分で勝敗を決め勝ち抜いていくという視聴者参加型のコーナーであった。

出場者同士がじゃんけんを行うもの


アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ系列) - 成田空港にて行われる「国内第二次予選」の方法として採用されていた。詳細は「アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ形式」を参照。

ダントツ笑撃隊!!(日本テレビ系) - あのねのねがコーナー司会を務める「ダントツ拳」があった。64人の一般参加者が「ビームシュワッチ!」のかけ声で、番組オリジナルのグー(両腕を前でクロス)・チョキ(両手を額に逆Vの字にする)・パー(『ウルトラマン』のスペシウム光線ポーズ)を出して勝負。負けた人は原田伸郎と共に「負けちゃった、負けちゃった」と言って踊りながら退場。これを繰り返し、最後に残った1人が優勝、賞金10万円獲得となる。

笑っていいとも!(フジテレビ系列) - 「ジャンケン誕生日」というコーナーがあった。放送日に誕生日を迎える50人ほどをステージに招き、出場者同士で生残りじゃんけんを行う。最後まで残った人が誕生会をあげられる。

大正テレビ寄席(テレビ朝日系) - 番組後期、「チュー拳 勝抜き大合戦」というコーナーがあった。会場から参加した一般人が、リズムに乗りながら、司会の牧伸二の「ハチ公顔負け、チュー拳ホイ!」のかけ声でじゃんけんをする。3連勝で自転車を獲得。

わが家の友だち10チャンネル(テレビ朝日系列の特別番組、1977年4月1日放送) - 14:00から「青空じゃんけん大会」が行われていた。担当司会は『テレビ寄席』と同じ牧伸二。神宮外苑絵画館前に勢揃いした一般参加者が、牧の「みんな?友だち、じゃんけんホイ!」(前述の「チュー拳」と同じ口調)でじゃんけんをし、優勝者には自動車が贈られた。

とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ系列) - 「男気ジャンケン 大人買いの旅」というコーナーがある。全国のご当地商品をかけて出演者同士がじゃんけんをして、勝者が全額支払って購入する。

ものまね王座決定戦(フジテレビ系列) - 審査員10人による1人当たり10点満点の合計100点満点で高得点を獲得した方が次のステージに進出できるが、トーナメント勝ち抜き戦方式であるため、引き分けは無く、必ず勝負をつけなければならない。そこで、同点だった場合はじゃんけんで勝った方が次のステージに進むことが出来る。このため、100点満点を出してもじゃんけんで負けて敗退することがある。

キャラクターが視聴者相手にじゃんけんを行うもの


ポンキッキーズ(フジテレビ系列) - 短いコーナーでCGキャラクター「コニーちゃん」がテンポのよい掛声「ジャカジャカジャンケン」に乗って視聴者相手に行う。

サザエさん(フジテレビ系列) - 番組最後に次回予告の紹介後、主人公の「サザエ」がそれぞれグー・パー・チョキの描かれたパネルを出す。またデータ放送化された2018年10月7日放送分からは、データ放送画面で「サザエさんじゃんけん」をスタート。後述の「めざましじゃんけん」・「失恋じゃんけん」・「ドラガオじゃんけん」同様、リモコンのボタンで出し目を決め、番組最後のじゃんけん場面でサザエと勝負、「勝ち」・「負け」・「あいこ」に応じて点数が入る。長きにわたって続けられているじゃんけんであり、これを研究する者(高木啓之)もいる。なお、このじゃんけんが導入される前は、サザエがピーナツらしき物を投げ喰いするものだったが、子供が真似をして喉に詰まらせる事故が起きたことを受けて廃止になり、後継のエンディングとしてじゃんけんが導入されたという経緯がある。

ねほりんぱほりん(NHK Eテレ) - 番組最後、番組の解説役であるウシの人形「ウシ澤典夫」が「ウシ澤じゃんけん、じゃんけんポン!」の掛け声と共にじゃんけんをする。内容は『サザエさん』のパロディで、『サザエさん』同様パネルを出す。


ドラえもん(テレビ朝日) - 2017年4月7日より、『サザエさん』・『めざまし』・『失恋』と同じデータ放送を使った「ドラガオじゃんけん」が行われている。ボタンで出し目を選択してドラえもんとじゃんけん勝負するのは同じだが、ドラえもん側の出し目が「ドラえもんの表情」で、「グー」は「ふくれっ面」、「チョキ」は「驚き顔」、「パー」は「笑顔」という設定になっている(顔でやるのは、ドラえもんは手が常にグー状でじゃんけんが出来ないため)。なお回によっては、野比のび太などの別なキャラが担当する事もある。

じゃんけんキッズ(TBS系列) - ブリッジで、番組キャラクター「ジャンケル」が視聴者相手にじゃんけんをする。

アイドリング!!!(フジテレビ系列)?出演者が椅子に座り、「あっちむいてホイ(あっちむいてパイ)」(この時にじゃんけんを要する)をし、負けたほうがパイ投げを受ける。

痛快TV スカッとジャパン(フジテレビ系列) - 番組最後で、「イヤミ課長」こと馬場課長(木下ほうか)が行う「はい論破! じゃんけん」というコーナーがある。

キッズステーション(こども・アニメ専門チャンネル) - 朝6:30など特定時間の番組開始前にグー・パー・チョキが回転しじゃんけんを行う。

はなかっぱ(NHK Eテレ) - 番組最後に「はなかっぱじゃんけん」を放送、エンディングが終わると、はなかっぱがじゃんけん勝負する。

ピタゴラスイッチ (NHK Eテレ) では「ピタゴラじゃんけん装置」というコーナーを放送することもあるが、番組の「ピタゴラ装置」とじゃんけんを仕掛けてじゃんけんをするように促している。このコーナーは2021年から番組終了時に放送されている。

その他


がんばれ!!タブチくん!! - 映画シリーズに、主人公がじゃんけんで負けるとトレーニングをしない代わりに家事を任されるというのがある。

ジャポニカ学習帳(発売:ショウワノート)のCM - ジャポニカ王子(:竹内順子)と仲間たちが登場し、ジャポニカ王子とじゃんけんを行うCMがある。
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