特殊な形状のものには、球形、円筒形、動物・乗り物の形など、様々な形の骨組みに作られたものもある。球形で可動型のものは特に「回転ジャングルジム」あるいは「グローブジャングルジム」と呼ばれる[2]。
主に歩行を始めたばかりの乳児から幼児を対象として、室内で用いるためのプラスチックやダンボールで作られた小型のジャングルジムも市販されている。これらは組み立てに便利な構造となっており、小さく折りたためるものもある。
ジャングルジムの原形を作ったのはセバスティアン・ヒントンの父親のチャールズ・ハワード・ヒントン(Charles Howard Hilton)である。英国出身の数学者でSF作家だった彼は1887年に日本に渡って数学を教え始めたが、学生たちが4次元の概念を把握できないでいるのは幼少時に3次元の体験が少なかったからであると考え、接点にx,y,z座標を付した竹製の大きな立方体の枠組みを作り、正しい位置にたどり着く速さを競わせる遊びを考案した。[3]
脚注^ 高田典衛『子どものための体育施設・用具』大修館書店、1969年、p.109
^ 松野敬子・山本恵梨『楽しく遊ぶ 安全に遊ぶ 遊具事故防止マニュアル』 p.97 2006年 かもがわ出版
^ NPR. “A beloved piece of playground equipment ? the jungle gym ? turns 100 years old”. 2023年11月26日閲覧。
関連項目
ロールケージ・・・その形状から、俗にジャングルジムと呼ばれることがある。
遊具
日本工業大学作品火災事故
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