ジャック・ライアン
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長官職にあるとき、合衆国のインテリジェンス・コミュニティー(IC)全体を指揮する許可を与えられる[注釈 10]
“メアリ・パット”メアリー・パトリシア・カミンスキー・フォーリ
CIA工作担当次官。CIAモスクワ支局員のときに夫エド・フォーリとともに実施した作戦が成功。教皇暗殺防止に一役買った。親しい者からは通称"MP"とも。現地工作指揮の能力に長け、「カウ・ガール (CowGirl)」ともあだ名される。エドとともに、クラークから現場工作の指導を受けていた。祖父(亡命ロシア人で元近衛兵)仕込みのロシア語は、ソ連時代以前のロシアを知らないロシア人には詩的にも聞こえる優雅な言葉遣いとKGB捜査員(当時)をもたじろがせる激烈で鋭い舌鋒という。キールティ大統領になってからNCTC(反テロリズムセンター)長官となる。その後、ライアンが大統領に復職すると、国家情報長官に就任。
“ダン”ダニエル・E・マリー
FBI長官[74]。FBIロンドン駐在官のときに、イギリス皇太子を救ったライアンと会い友達になる。航空機テロによってビル・ショーFBI長官が死亡した後、ライアンによってFBI長官に。後、司法長官に就任。
ロバート・ジェファーソン・「ロビー」・ジャクソン
海軍退役中将。退役後副大統領。空母艦載機パイロット、少佐。乗っていた練習機の射出座席が誤作動したため負傷し、回復するまでの間アナポリス海軍兵学校に臨時教官として短期間赴任した際、ライアンと知り合う。第6空母航空団司令、大佐統合参謀本部作戦部長、中将を歴任。ライアンが合衆国大統領の2期目のとき、次期大統領選に出馬、選挙活動中にKKKに暗殺される。ライアンの親友、黒人[注釈 11]。妻はワシントン交響楽団のシシー・ジャクソン。
J・ロバート・ファウラー
元大統領。デンヴァー核爆発事件に伴う、核ミサイル発射未遂事件の2日後に辞任する。夫人を病で亡くし、大統領就任時には独身であった。
エリザベス・エリオット
ファウラー大統領の国家安全保障担当補佐官。ベニントン大学教授。ライアンを敵視している。ファウラー大統領と情を交わすようになる。
“チェット”チェスター・ノムラ
日本企業(実在)の中国駐在販売主任。実は日系CIA秘密工作員(英語版ではNomuri)。カリフォルニア州出身。対日、対中戦争で決定的情報を入手。後、CIAを退局し“西海岸のコンピューター会社”に就職。
マーク・ガント
ライアン政権でウィンストン財務長官の補佐官。コロンブスグループ(ウィンストンの会社)の最優秀トレーダーだった。ウィンストンと行動を共にする信頼できる最優秀の部下。
ジョージ・ウィンストン
ライアン政権の財務長官。コロンブスグループ(投資会社)会長だった。マーク・ガントはそのころからの部下。
スコット・アドラー
ライアン政権の国務長官。国務省の官僚。もともと次官だったが、日航機の攻撃で長官が死亡したため昇格。
“ジョシュ”ジョシュア・ペインター海軍大将
大西洋統合軍総司令官。海軍兵学校卒業。ベトナムで400回以上出撃し、ミグ2機撃墜。空母ジョン・F・ケネディ司令官、中将で航空作戦担当海軍作戦部長補、大西洋艦隊司令長官、大西洋軍総司令官、NATO大西洋連合軍最高司令官、退役後民間会社勤務、ブリターノ国防長官の特別補佐官[76]。著書「水田攻撃(パディ・ストライクス)」。バーモント州の農家出身。
“アーニー”アーノルド・ヴァン・ダム
ファウラー大統領より3代にわたる大統領首席補佐官。突然大統領職に就くことになり、慣れない政治の世界に戸惑うライアンを支える。後に有名大学総長。
アラン・トレント下院議員
下院情報監視特別委員会委員長。ゲイワシントンD.C.での社交的集まりでライアンに公然と「ホモ」と呼ばれ、ライアンと対立する。実はこれはライアンの作戦で演出であり、実際にはライアンの政治的庇護者。
トニー・ブリターノ
ライアン政権の国防長官。かつてTRW社(実在、2002年7月に米ノースロップ・グラマン社へ吸収合併)社長だった。その経営手腕を買われて閣僚入りした。
アンドリア・プライス
大統領警護隊隊長。女性。シークレットサービス警護官だったが、日航機の攻撃により当時のシークレットサービス隊長が死亡したため、ライアンが大統領警護隊長に昇格させた。FBIのパトリック・オデイと結婚。妊娠し、その後出産する。
ニコラス・エディントン陸軍大佐
バージニア州州兵指揮官。パートタイムの州兵部隊にもかかわらず、陸軍訓練センターでの機甲部隊模擬戦闘訓練で最高の成績をあげて中東の戦闘に参加することができ、大活躍する。本職はバージニア大学軍事歴史学教授。専門はネイサン・ベッドフォード・フォレスト将軍(南軍)。著書『敏捷な剣』
マリオン・ディグス陸軍少将
男性。名前がマリオンであるためメアリーのあだ名がつく。第10騎兵連隊《用意、前進》隊長、大佐。陸軍訓練センター長、准将。第1機甲師団長、少将。
ロジャー・ダーリング
元合衆国大統領ファウラー政権の副大統領、同政権後に大統領。ジャック・ライアンを自らの副大統領に推した人物。テロにより死亡。
“エド”エドワード・J・キールティ
大統領。ダーリング政権下の副大統領。セクハラスキャンダルで副大統領辞任後、ライアンが副大統領になり恨む。ライアン任期満了時の大統領選において、副大統領のジャクソンが暗殺された後、大統領に就任。
“バート”バートロメオ・ヴィト・マンキューソ
海軍大将 太平洋統合軍総司令官。少佐で攻撃型原子力潜水艦ダラス艦長(ロサンゼルス級原子力潜水艦: SSN-700)としてライアンと組み、レッドオクトーバー獲得作戦に参加。少将で太平洋海軍潜水艦隊司令官を歴任。イリノイ州シセロの床屋の息子、イタリア系。
ロナルド・ジョーンズ
上等兵曹 原潜ダラス天才的ソナー員でダラス乗務時、レッドオクトーバーを発見。カリフォルニア工科大学中退(退学処分)後、海軍に参加。海軍退役後カリフォルニア工科大学復学、博士号取得。会社を設立するが閉鎖し、海軍のコンサルタントになる。
アラン・グレゴリー陸軍少佐
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校卒。国防省SDI[要曖昧さ回避]局の最高の科学者。後に民間企業に移り、その後もミサイル防衛システムの開発に関わる。
ジャック・ライアンJr
ジャック・ライアンの第二子で長男。ライアン家がジョーン・ミラーらの襲撃を受けた直後に生まれている。後に親には相談せず、自らの意思で「ザ・キャンパス」に入る。大統領の息子を危険にさらせないということもあり、分析官として「ザ・キャンパス」に入るが、クラーク、シャベスらと共に現場の作戦にも参加することになる。
ロシア
ミハイル・セミョーノビッチ・フィリトフ陸軍大佐
カーディナル(
枢機卿)という暗号名のCIAスパイ。アメリカ亡命後に死亡。アメリカの古戦場跡に埋葬。元戦車長、ソ連邦英雄記章3回叙勲(存命中で唯1人)。ドミトリー・ウスチノフ国防相・ソ連共産党政治局員の特別補佐官。退役将校にも拘らず、職務中は軍装であった。
マルコ・アレキサンドロビッチ・ラミウス海軍大佐
ソ連ミサイル原子力潜水艦レッド・オクトーバー艦長。リトアニア系ロシア人。ソ連海軍潜水艦アカデミーの校長にして最高の潜水艦乗り。アメリカに亡命後マーク・ラムジーを名乗る。
ユーリ・V・アンドロポフ
ソビエト連邦共産党書記長。KGB議長、ハンガリー大使を歴任。実在人物・実名。
アンドレイ・ナルモノフ
ソ連共産党書記長。アンドロポフの後任。 改革派であったが、KGB議長ゲラシモフの策謀によって政治的に追い込まれていたところ、ライアンによるゲラシモフの威信失墜とアメリカへの亡命作戦によって助けられた形となった。その時、外交団の一員としてモスクワに来ていたライアンと対面する。
ゲンナジー・イオーシフォビッチ・ボンダレンコ陸軍大将
極東軍管区司令官。中国のシベリア侵攻を阻止。大佐の時に「輝く星」に対する攻撃を防衛・阻止する。通信将校、大佐。陸軍参謀本部作戦本部長、中将、を歴任。
セルゲイ・ニコーラエヴィッチ・ゴロフコ
ロシア対外情報局SVR長官。元KGB局員。かつてライアンに銃を突きつけたこともあるが、その後は互いを認め合う間柄となる。アメリカとロシアの情報交換の窓口となっていたが、後にロシアがボローディン政権になると、イギリスへ亡命。ボローディンの政治を批判する言動をした為、暗殺される。
イギリス
サー・バージル・チャールストン
イギリスSIS(MI6)長官。ライアンの友達となる。
チャールズ英国皇太子
ライアンが海軍兵学校教授時代に、アルスター解放軍 (ULA) による襲撃から救った。
中国
張寒山(チャン・ハンシャン)大臣
中国無任所大臣(ただし最高幹部)。対米謀略の黒幕。『大戦勃発』で職権乱用などの理由で告発され失脚した。
韋真林(ウェイ・ヂェンリン)主席
中国国家主席(“米中開戦”時)。経済政策においての失策からクーデターが起きるが蘇に救われ、彼に操られるがまま対米戦争への道を進んでいく。
蘇克強(スー・コーチアン)主席
中国中央軍事委員会主席(“米中開戦”時)。中国を”大国”へと押し上げるべく、人民軍や国家主席を操り自国にとって邪魔な存在のアメリカをサイバー攻撃で窮地に陥れようと画策するも、クラーク達の手によって暗殺される。
コロンビア
フェリックス・コルテズ
キューバ情報機関DGIの大佐だったが、作戦中にアメリカ側から追われたため逃亡。エスコベドに情報係として雇われる。アメリカの対麻薬作戦を探るため、FBI長官の秘書に近付く。
エルネスト・エスコベド
メデジン・カルテルの主要メンバーである、麻薬組織のボス。
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