ジャスコ
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末期には日本国内の店舗は長野県を除き営業エリアが明確に分けられていた[注釈 17][注釈 18]

ブランド統合時点

イオンリテール株式会社(現店舗名:イオン

営業エリア:東北地区、関東地区、北陸・甲信越地区(新白馬店を除く)、東海地区、近畿地区、中国地区、四国地区

2008年8月21日にイオン株式会社から小売事業を吸収分割により譲り受けた。

岡山県倉敷市には、ジャスコイオン倉敷店とジャスコ倉敷店(1階部分はほぼマックスバリュ西日本運営のザ・ビッグ、2階部分は半分程度がジャスコであった)の2店舗があった。2011年3月1日にジャスコイオン倉敷店はイオン倉敷店に屋号変更、同日にジャスコ倉敷店はザ・ビッグ倉敷笹沖店に業態転換された(1つの建物で運営会社が異なる特殊業態のザ・ビッグの誕生)。なお、ザ・ビッグ倉敷笹沖店は2016年5月31日をもって建て替えのため閉店し、以後はマックスバリュ西日本(2024年3月1日以降は企業合併によりフジ)運営のザ・ビッグ倉敷店に統一されている。


イオン北海道株式会社(現店舗名:イオン

営業エリア:北海道

前身はマイカル北海道から社名変更したポスフール。2007年8月にイオンから北海道のジャスコ・イオンスーパーセンターを吸収分割により譲り受け、現社名に変更。

イオン北海道の店舗ではクレジット機能を持たない「イオン北海道メンバーズカード」が発行されていた(電子マネーWAONの普及により、新規発行は2010年をもって終了)。「イオンカード」と同等の特典を受けることができ、累計合計金額に応じ「イオン北海道クーポン」が発行される独自のお買い物特典が設けられていた。


マックスバリュ長野株式会社(解散済)

営業エリア:長野県の一部(最末期は新白馬店のみ)

2010年2月21日にイオンリテールから4店舗を譲り受けた。なお、新白馬店を除く3店舗は後に「ザ・ビッグ」へ業態転換された。新白馬店は2011年3月1日にマックスバリュへ業態転換され、2014年10月4日にザ・ビッグへ再業態転換された。

2021年6月1日、同じくイオングループで「ザ・ビッグ」を運営する企業・イオンビッグに吸収合併された。


イオン九州株式会社(現店舗名:イオン

営業エリア:沖縄県を除く九州地区全域。ただし、後述のホームワイドについては山口県にも展開している。

福岡ジャスコ(発足当時の社名)としてスタートした当初は、福岡県長崎県熊本県佐賀県の一部のみを担当していた。

1990年代には、イオングループの企業再編で九州内のジャスコ運営会社の事業を継承する形で営業範囲を拡大。さらに2003年9月に、九州ジャスコとホームワイドが統合し、さらに2007年8月にマイカル九州を吸収合併した。そのため、サティ(九州地区以外の店舗はマイカル直営)や他の運営会社にはないホームセンターであるホームワイドの運営なども行っている。

イオン九州の「火曜市」のCMは独自のものを用いる(2010年4月より16:9ワイド画面化や「お客さま感謝デー」または「お客さまわくわくデー」同時開催時の併記に対応した新バージョンとなっている)。

2008年11月からはレジ袋辞退で1回の精算につき2円値引のサービスを開始(一部店舗ではレジ袋有料化へ伴い2円値引を終了)。買物袋スタンプカードは2008年10月をもって終了。


イオン琉球株式会社(現店舗名:イオン

営業エリア:沖縄県

イオン琉球の店舗では「水曜市」や「土日市」など、独自のセールを開催している。

ブランド変更後の2011年5月21日付けで社名を琉球ジャスコからイオン琉球に変更。

ブランド統合以前

扇屋ジャスコ株式会社(当時のブランド名:は扇屋ジャスコ、現在:イオン

営業エリア:千葉県及び東京都埼玉県の一部店舗

地場百貨店・スーパーマーケットチェーンの扇屋と1976年(昭和51年)と統合し発足。

1999年8月21日付けでジャスコ株式会社(当時)に吸収合併され法人として消滅。


信州ジャスコ株式会社(当時のブランド名:は信州ジャスコ、現在:イオン

営業エリア:長野県

地場百貨店のはやしやをジャスコが買収する形で1974年(昭和49年)に信州ジャスコとなる。

その後、1980年代後半にはほていや百貨店など数社と統合し規模を拡大させていた。

1999年8月21日付けでジャスコ株式会社(当時)に吸収合併され法人として消滅。


日本国外(過去)ジャスコ中山君悦広場店ジャスコ嘉裕太陽城店

かつてはタイ台湾でも展開されていたが、現在は撤退。中国語圏では吉之島と表記される。

永旺(香港)百貨有限公司(Aeon Stores (Hong Kong) Limited)

営業エリア:香港


永旺華南商業有限公司(AEON South China Co., Ltd. - イオン華南)

営業エリア:広東省深?市恵州市恵城区仏山市順徳区


永旺商業有限公司(Beijing AEON Co., Ltd. - 北京イオン)

営業エリア:北京市


広東吉之島天貿百貨有限公司(Guangdong JUSCO Teem Stores Co., Ltd - 広東ジャスコチームストアーズ)

営業エリア:広東省(深?市、恵州市恵城区、佛山市順徳区を除く)

店舗ブランドの変更に伴い、2013年3月1日付で社名を広東吉之島天貿百貨有限公司から広東永旺天河城商業有限公司(Guangdong Aeon Teem Co., Ltd. - 広東イオン)に変更した[17]


青島永旺東泰商業有限公司(Qingdao AEON Dongtai Co., Ltd. - 青島イオン東泰)

営業エリア:山東省


AEON Co. (M) Bhd(イオンマレーシア)

営業エリア:マレーシア


AEON(Thailand)CO., LTD.(イオンタイランド)

営業エリア:タイ

現在は、マックスバリュブランドのみの展開。


台灣永旺百貨股?有限公司(台湾イオン)

営業エリア:台湾


店名における付語の意味

ジャスコの店名には、ジャスコ新茨木店(現:イオンスタイル新茨木)のように「新」が付く店があった。これは店舗の移転や建て替えを伴う場合に見られた。ジャスコ村上東店のように方角を表す文字が入る物もあったが、これは既存店舗を補完する新店舗を開店し旧店舗の営業も継続する場合に見られた。
過去に存在した店舗2代目ロゴを掲げた店舗の例
(旧ジャスコ菰野店、1997年撮影)「過去に存在したジャスコの店舗」を参照
旧ジャスコ株式会社に存在した社是・憲章・信条・誓い

旧ジャスコ株式会社においては、以下のような社是、憲章、信条、誓いが存在した。

旧ジャスコ株式会社設立時に基本理念となる社是を制定すると同時に、ジャスコの信条とジャスコの誓いが発表された。また、1979年(昭和54年)1月には「ジャスコの憲章」を制定した。これはジャスコの連邦経営の理念を明らかにし、連邦各経営者の初志貫徹と連携の強化を目的としたものであった。

1989年にはジャスコはジャスコグループからイオングループへと名称変更したことに伴い、それまでの「連邦制経営」から「ゆるやかな連帯」へと転換を図られた。また、2001年8月にはジャスコ株式会社からイオン株式会社へと社名を変更すると同時に「イオン宣言」を制定し基本理念も一新された。

そのため、これらの社是や憲章、信条、誓いは現在使用されていない。
社是

商業を通じて地域社会に奉仕しよう
ジャスコの憲章

われわれは、地域の人々の生活文化の向上と発展に貢献することを基本理念とし、この目的と使命に共鳴する同志朋友の参画と結集をもって『連邦制経営』によるジャスコを形成し、誠実と親和を尊び、友愛と情熱に燃えて、商業の理想像を追求し、地域の期待と信頼に応え、ジャスコの永続と繁栄に献身する。一、ジャスコは、信義と団結を尊重する一、ジャスコは、自主と責任を尊重する一、ジャスコは、交流と互助を尊重する一、ジャスコは、集中と分権を尊重する一、ジャスコは、創造と革新を尊重する
ジャスコの信条@ジャスコは商業の理想像を求めて価値ある商品とサービスを提供する。Aジャスコは常に生活文化に貢献する先駆的役割を果たすため絶えず研鑚し前進を続ける。Bジャスコは愛と真実に徹し社会の幸福のために精進し奉仕する。Cジャスコは信頼し支持して頂く全ての人々に深い感謝の念を捧げる。Dジャスコは社会生活に密着した立派な職場であることを確認する。


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