次第に活躍の場をテレビからスクリーンに移し、『大脱走』、『グラン・プリ』といった大作アクションから『スリルのすべて』、『プレイボーイ』、『セパレート・ベッド』、『恋するパリジェンヌ』などのロマンティック・コメディ、『墓石と決闘』、『夕陽に立つ保安官』など西部劇まで幅広い作品に主演した。1974年には『ロックフォードの事件メモ』でテレビ界に復帰、その飄々とした個性で人気を集める。『マーフィのロマンス』ではアカデミー賞主演男優賞候補となったほか、その他の作品でも3度のゴールデングローブ賞、2度のエミー賞の主演男優賞に輝く実力派。
2005年、半世紀にわたる息の長いキャリアを称え、アメリカ映画俳優組合から生涯功労賞を贈られた[9]。
2000年以降の出演作には『スペース・カウボーイ』、『きみに読む物語』(アメリカ映画俳優組合助演男優賞ノミネート)、テレビ『シカゴ・ホープ』、『パパにはヒ・ミ・ツ』などがある。
2014年7月19日、自宅で死去[10]。86歳没。 1956年にロイス・クラークと結婚。ロイスの娘キムと、2人の間に生まれた娘グレイスの2人がいる。 2008年には軽い脳卒中を起こし、入院・手術した[11]。 公開年邦題
プライベート
主な出演作品
映画
原題役名備考
1956ロケット・パイロット
Toward the Unknownジョー・クレイヴン
1957暴力部落の対決
Shoot-Out at Medicine Bendジョン・メートランド
サヨナラ
Sayonaraベイリー
1958特攻決死隊
Darby's Rangersウィリアム・オーランド・ダービー
1959潜望鏡を上げろ
Up Periscopeケネス・M・ブラデン
札束とお嬢さん
Cash McCallキャッス・マッコール
1961噂の二人
The Children's Hourジョー・カーディン
1962プレイボーイ
Boys' Night Outフレッド・ウィリアムズ
1963大脱走
The Great Escapeヘンドリー
スリルのすべて
The Thrill of It Allジェラルド・ボイヤー
セパレート・ベッド
The Wheeler Dealersヘンリー
女房は生きていた
Move Over, Darlingニコラス・アーデン
1964卑怯者の勲章
The Americanization of Emilyチャールズ・エドワード・マディソン
196536時間
36 Hoursジェファーソン・パイク
恋するパリジェンヌ
The Art of Loveケイシー・バーネット
1966ダイヤモンド作戦
A Man Could Get Killedウィリアム
砦の29人
Duel at Diabloジェス
グラン・プリ
Grand Prixピート・アーロン
1967墓石と決闘
Hour of the Gunワイアット・アープ
1968ダイヤモンド強奪作戦
The Pink Jungleベン・モリス
水色のビキニのマドモアゼル
How Sweet It Is!グリフ・ヘンダーソン日本劇場未公開
夕陽に立つ保安官
Support Your Local Sheriff!ジェイソン・マッカラー
1969かわいい女
Marloweフィリップ・マーロウ
1970スレッジ
A Man Called Sledgeルーサー・スレッジ
1971地平線から来た男
Support Your Local Gunfighterラティゴ
西部無法伝
Skin Gameクインシー
1972大捜査
They Only Kill Their Mastersアベル
1973リトル・インディアン