アングルトンは辞職後にコルビーやハーシュを批判し、コルビーについてはKGBのスパイだと糾弾し、ハーシュには彼の本の出版によって妻が家を出て離婚したと主張した[8][注 1]。アングルトンには1975年にDistinguished Intelligence Medalが贈られた。 「陰謀めいた、完全に正気を失った、異常な、不可解な」を意味する形容詞の造語「アングルトニアン」(Angletonian)は彼の名前に由来している[1]。 アングルトンの奇妙な生涯については大量の研究書や伝記で触れられている。フィクション作品でアングルトンをモデルとする物も多い。 2006年にロバート・デ・ニーロが監督した映画「グッド・シェパード」の主人公エドワード・ウィルソンのモデルとなっている[9]。
その他
注釈^ 『プロフェッショナル・スパイ―英国諜報部員の手記』、笠原佳雄訳、徳間書店、1969年
脚注^ a b c d e The James Angleton Phenomenon
^ ⇒Cicely Angleton (1922 - September 23, 2011)
^ ⇒Seymour Hersh and the men who want him committed, salon.com, Feb 28, 2011
^ ⇒Angleton’s Secret Police, New York Times, June 26, 2007
^ ⇒Perspective on the Jewels From the C.I.A.’s Chief Historian, New York Times, June 27, 2007
^ 「CIA憲章」というのは、この法律によりCIAが設立された条項を指している。
^ レイ・ロッカ(Raymond C.Rocca)、スコット・ミラー(Newton Scott Miller),ビル・フッド(Willam J.Hood)
^ キム・フィルビーが書いたとされる自伝に、CIA職員アングルトンの名前があるため、彼の正体は知られていた。
^ ⇒The Good Shepherd, Matt Damon, London Net, 20 December 2007
外部リンク
ジェームズ・アングルトン - IMDb(英語)
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