ローブは『スーパーマン(英語版)』の第151号(1999年12月)からライターに就任し、エド・マクギネス(英語版)と共に「Emperor Joker」[26]や「Our Worlds at War」[27]といったストーリーラインを手がけた。ローブは第183号(2002年8月)で『スーパーマン』を降板した。2002年末よりローブはジム・リーは1年に及ぶ長編ストーリー「バットマン: ハッシュ(英語版)」を開始した[28]。翌年からローブとマクギネスは『スーパーマン/バットマン(英語版)』を立ち上げた[29]。ローブは更に第5期となる『スーパーガール(英語版)』を立ち上げた[30]。またローブが手がけたストーリー「Public Enemies」はアニメ映画『Superman/Batman: Public Enemies』となった[31]。
2006年から2007年までに刊行されたミニシリーズ『シビル・ウォー』の冒頭でスーパーヒーローが事故を起こす舞台にローブは自身の故郷であるコネチカット州スタンフォードを選んだ[32][33]。
2007年、ローブはキャプテン・アメリカ暗殺事件の際のマーベルユニバースのキャラクターの反応を描いた『Fallen Son: The Death of Captain America』を執筆した[34]。第1号は2007年4月の売り上げで1位となった[35]。
2005年9月にマーベルはローブと独占契約を結び、『アルティメッツ3(英語版)』を立ち上げ、また『ハルク』誌でレッドハルクを登場させた[36]。ローブはまた全5号のリミテッド・シリーズ『アルティメイタム(英語版)』を執筆した。
ローブはジェフ・ジョンズ(英語版)とアラン・ハインバーグと共にライティング・スタジオのエンパス・ツリー・ハウスを所有している[37][38]。 ローブの息子のサムは骨腫瘍で3年間闘病した後、2005年6月17日に17歳で亡くなった。2006年に『スーパーマン/バットマン』誌にサムが死ぬ前にほとんど完成させた作品が収録された。ジェフは友人であったコミック作家のアート・アダムス
サム・ローブ
評価
受賞とノミネート
アイズナー賞
1998 Best Limited Series - 『バットマン: ロング・ハロウィーン』[41]
1999 Best Reprint Graphic Album - 『バットマン: ロング・ハロウィーン』[42]
2002 Best Reprint Graphic Album - 『バットマン: ダークビクトリー』[43]
2007 Best Single Issue or One-Shot - 『Batman/The Spirit』第1号[44]
ノミネート 『バットマン: ロング・ハロウィーン
1999 Best Writer - 『スーパーマン・フォー・オールシーズン』
1999 Best Limited Series - 『スーパーマン・フォー・オールシーズン』[42]
ウィザード・ファン賞
1997 Favorite One Shot or Mini-Series - 『バットマン: ロング・ハロウィーン』
1998 Favorite One Shot or Mini-Series - 『スーパーマン・フォー・オールシーズン』
2003 Favorite Ongoing Series - 『バットマン』
2003 Comics' Greatest Moment of the Year - 『バットマン』第617号でクレイフェイスがジェイソン・トッドとして復帰
2003 Favorite Supporting Character 2003 - キャットウーマン(『バットマン』)[45]
売り上げと批評家の反応