『ボーン・アルティメイタム』公開前の2007年5月、マット・デイモンは『ボーン』4作目への続投には興味を持っておらず、「我々はその馬に可能な限り乗ってきた」と答えた[7]。
しかしながら2008年2月22日、『バラエティ』は4作目が動き出しており、デイモンとポール・グリーングラスも関与していると報じた[8]。
2008年10月16日、ジョージ・ノルフィが脚本を執筆し、フランク・マーシャルが製作、ジェフリー・M・ワイナーとヘンリー・モリソンが製作総指揮を務めることが発表された。またマット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、ジョアン・アレン、ポール・グリーングラスの関与も報じられた[9][10][11]。また2009年9月以降はノルフィが『アジャストメント』の監督に移るため、ジョシュア・ゼトゥマーが8月までにパラレルスクリプト(ノルフィのものに組み合わせることができる草案)執筆のために雇われた[12]。12月、グリーングラスは『ボーン』4作目を監督しないことを発表し、「3度目の監督をしないのは、監督として単に異なる要求を感じたからだ」と述べた[13]。
2010年2月1日、デイモンは『インビクタス/負けざる者たち』のイギリスプレミアの際に『ボーン・アルティメイタム』の続編は「少なくとも5年先」であると語った。また、グリーングラスは「正しい脚本が出来上がらない限り」いかなる新作の『ボーン』にも関わらないことを再度表明した。さらにデイモンは「別の俳優と別の監督によるある種の前日譚」の可能性を明かした[14]。