ステイサムのデビュー作である『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以降、ほぼ全ての作品を山路和弘が担当し、専属(フィックス)となっている[10][11]。
山路とステイサムの地声は非常に似ており[12]、山路自身もステイサムの吹き替えをするにいたっては、「特に何も考えなくてもステイサムの吹き替えはやりやすい」と語っている。他にもステイサムについて山路は、「あの役者はいいねぇ。無駄な芝居をしない。獣のような動きと身体」とブログにてコメントしているほど非常に気に入っている[13]。山路自身、数多くの俳優の声を担当しているが、「ステイサムが一番自分に近い声ですし、作ることなく、感情の動きにあわせて自然に演じることができる俳優なんです」とインタビューで語っている[14]。また、山路は一番好きなステイサムの映画として、『アドレナリン』を挙げている[15] 。また、現在ではアニメでステイサムを意識したキャラクターにも山路が起用されることもあるほか[16]、最新作のキャスト発表時には山路がコメント内でステイサムをテーマにしたインターネット・ミームについても触れるなど、更にステイサムとの関わりが深くなっており[17]、その後は、山路自身もステイサムを「大好きな俳優さんなので、毎回のように吹替を任せていただけることをうれしく思っています」と愛着を示しており、ステイサムの魅力については「こどもみたいな笑顔が好き」と語っている[18](詳しくは山路の記事を参照)。
山路以外にも、過去に井上和彦、内田直哉、立木文彦、東地宏樹、木下浩之などが担当したこともあった。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 第1作目では主要キャストでこの2人と共演したのはスタローンのみだった。