シーモア・カッセル
[Wikipedia|▼Menu]

シーモア・カッセル
Seymour Cassel

生年月日 (1935-01-22) 1935年1月22日
没年月日 (2019-04-06) 2019年4月6日(84歳没)
出生地ミシガン州デトロイト
死没地カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国
ジャンル俳優
活動期間1959年-
配偶者Elizabeth Deering (1964年-1983年)
主な作品
イン・ザ・スープ
天才マックスの世界
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
ライフ・アクアティック

 受賞
全米映画批評家協会賞
助演男優賞
1968年フェイシズ
その他の賞

テンプレートを表示

シーモア・カッセル(Seymour Cassel, 1935年1月22日 - 2019年4月7日)は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身の東欧ユダヤ系俳優。
来歴

1935年1月22日ミシガン州デトロイトに生まれる。母親はパフォーマーで、父親はナイトクラブのオーナーだった[1][2][3]映画監督ジョン・カサヴェテスに師事し、カサヴェテスの『アメリカの影』という作品で役者デビューを飾る。その後もカサヴェテスが出演する映画などに出演を重ね、テレビ界にも進出。ロイド・ブリッジスのトークショーや『コンバット!』やテレビ版の『バットマン』などの人気番組にも出演し、順調にキャリアを積んでいった。1968年に出演した『フェイシズ』でヒロインの不倫相手役を演じアカデミー助演男優賞にノミネートされ、役者としての地位を確立した。

インデペンデント映画や新人監督に対するサポートには積極的で、スティーヴ・ブシェミが初監督した『トゥリーズ・ラウンジ』や、まだデビューして間もなかったウェス・アンダーソン監督作品などにも助演として出演した。それ以降、ウェス・アンダーソン監督作品には常連俳優として度々出演し、小さい役ながらもその存在感を醸し出している。2007年2009年には功績がたたえられ映画俳優組合の代表候補にもなった。

2019年4月7日、アルツハイマー病の合併症のためロサンゼルスで死去、84歳没[4]
エピソード

ガンズ・アンド・ローゼズのギターとして知られるサウル・ハドソンことスラッシュ (ミュージシャン)の芸名の名付け親である。カッセルの子どもとサウルが友人で、カッセルの家にサウルが遊びに行った時に小さな針金のように走り回る姿を見てスラッシュと呼んだことに因む。また、スラッシュとロン・ウッドを引き合わせたのもカッセルである。カッセルはローリング・ストーンズと親交があり、まだ10代前半だったスラッシュと会わせたところロンと意気投合した。2人はそれ以来の付き合いである。

主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考
1959アメリカの影

Shadowsクレジットなし
1960殺人会社
Murder, Inc.ティーンエイジャークレジットなし
1961よみがえるブルース
Too Late Bluesレッド
1964殺人者たち
The Killers店員
1965犯罪組織(シンジケート)
The Hanged Manベルボーイテレビ映画
1968フェイシズ
Facesチェット全米映画批評家協会賞助演男優賞 受賞
マンハッタン無宿
Coogan's Bluffフッド
1970終りなき戦いの詩
The RevolutionaryLeonard II
1971ミニー&モスコウィッツ
Minnie and Moskowitzシーモア・モスコウィッツ
1976チャイニーズ・ブッキーを殺した男
The Killing of a Chinese Bookieモート
ラスト・タイクーン
The Last Tycoonトレーナー
1977ブラック・オーク
Black Oak Conspiracyホーマー・メトカーフ
メイク・アップ
Death Gameジョージ・マニング
バレンチノ
Valentinoジョージ・ウルマン
オープニング・ナイト
Opening Nightクレジットなし
1978コンボイ
Convoyジェリー・ハスキンス
1979カリフォルニア・ドリーミング


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:20 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef