シン・ウルトラマン
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2019年12月14日には、円谷プロダクションによるラインナップ発表会『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに主人公役を演じる斎藤工と監督の樋口が登壇し、本作品のウルトラマンのデザインやタイトルロゴが発表された[4][81]。その壇上にて斎藤は父がかつて『ウルトラマンタロウ』の現場(東北新社)で働いていたこと(爆破担当[82][5])を明かした上で「まさか自分がウルトラマンを演じるとは思っていなかったが、話を頂いてだから自分が演じるのかという気持ちになった」、樋口は本作品のウルトラマンの雛形フィギュアを披露し、「どのウルトラマン世代にも刺さる作品を目指したい」との旨をそれぞれ明かしている[4][81]

2020年2月9日には『ワンダーフェスティバル2020冬』のオープニングセレモニーでも発表され、円谷プロブースに本作品のウルトラマンの形状検証用の3D出力による素体立体物である「第一号雛型」、原口智生による彩色の体表ライン検証用の着彩済立体物である「第二号雛型」の実物が出展された[83][11]

2020年11月3日には公開時期が2021年初夏であることが発表されたほか、同日に開館した須賀川特撮アーカイブセンターの開館式においてスペシウム光線のポーズを取った立像が披露された[76][11]。その後、立像は『庵野秀明展』や大阪あべのハルカス美術館での巡回展にも展示された[11]

2021年1月29日には登場人物たちやウルトラマン、ガボラネロンガが登場する特報映像のほか、変身アイテムや主人公「神永新二」の名前が刻印されたドッグタグ、キャッチコピーが併記された特別ビジュアルが公開された[8][9][10][84][11]

2021年3月26日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で制作スケジュールの影響が生じたことを理由に公開の予定が当初の2021年初夏から延期となることが明らかにされた[85][86][注釈 2]

2021年12月13日、『TSUBURAYA CONVENTION 2021 SPECIAL PROGRAM』にて、新たな公開日が2022年5月13日になることと、斎藤演じる主人公の役名が発表された[24]。そして新たな特報が公開された。

2022年3月17日、新たなポスター・劇場用バナービジュアルが公開された[12]。またスタッフリストも同時に公開された。

2022年3月30日、新たな場面写真のほか、主人公の所属組織の通称が禍特対(カトクタイ)であることや、そのメンバーの役名が発表された[25]

2022年4月15日、新たな特報映像とストーリーが公開され、ウルトラマンが立ち向かう巨大不明生物の呼称が「禍威獣」(カイジュウ)であることや、“外星人”の存在が明らかになった[88]

2022年4月18日、82秒の予告編が公開された[89]
制作

ウルトラマンと主人公が融合する流れは、初代『ウルトラマン』のようにウルトラマンのミスによる人身事故の責任を取る流れを避け、他天体からの高度な生命体が異なる価値観などを持つ人間に興味を持ち、人間を理解したいという流れとなった[16]

原典では「光の国」だが、「国」ではやや狭いイメージになることから、本作品では「光の星」という名称となっている[16]

緩めの世界観にしたかったことから、政府系組織内外の設定などは『シン・ゴジラ』に比べてかなりフィクション寄りとなっている[16]

本作品に登場する怪獣であるネロンガとガボラは、『ウルトラマン』では同一の着ぐるみを改造したものであるが、本作品でもCGを作る時間やコストを抑え、デザイン的な共通点を作る予定であったが、リアリティの部分をこだわって追求していくうちに、当初のものから背中のデザインなどはだいぶ変わってしまったという[90]。キャラクターの造形物をスキャンして3DCGを作った『シン・ゴジラ』とは異なり、本作品ではデザイナーが描いた2次元のデザイン画をCG化したものとなっている[91]。禍威獣はアクターが演じたものを基に、アニメを起こして芝居を付けている[92]。着ぐるみでは四足歩行の怪獣は、中に人間が入ることから逆関節ではないため、本作品では逆関節になっていることも考えられたが、中に人が入ったことを想定してデザインしているため、逆関節ではなくなった[92]


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