付近にNASCARの本部が存在し、90%のチームが80km圏内にファクトリーを構えていることから、NASCAR発祥の地であるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに続き「第2の聖地」とも呼ばれる。なおサーキット名称には「シャーロット」の名前が冠せられているが、サーキットの場所自体は前述するように北東郊のコンコードである。
NASCARはモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ、エクスフィニティ・シリーズが5月と9月の2度開催、ガンダー・アウトドアーズ・トラック・シリーズは5月の1回開催。5月開催はシリーズ最長のコカ・コーラ600であるだけでなく、それに加えオールスターへの予選であるモンスターエナジー・オープン、そしてモンスターエナジー・NASCARオールスターレースとビッグイベントが開催されるため、聖地らしい盛り上がりを見せる。2018年から、インフィールドセクションを使ったローバルコースを第29戦、プレーオフ(チェイス)のラウンド・オブ・シックスティーン最終戦が行われるようになった。 個数長さバンク角 1.5マイルの24度バンククアッドオーバルという形状、そして例によって設置されるホームストレッチとピットレーンをまたぐカートレース用1/4マイルオーバルと、アトランタやテキサスと兄弟トラックであると言える。テキサスに比べると全体的にターンがタイトなため、バックストレッチが長くフロントストレッチが短いという点はあるが、レコードタイムはほぼ同一なため、走りやすさ自体はあまり変わらない模様。以前はアウトライン側は使いにくいと言われていたが、マシンがカー・オブ・トゥモロー(CoT)に切り替わった関係もあるのか、アウトラインでもさほど不利では無くなっている。以前はフロントストレッチとバックストレッチが平行で無く、ターン1/2側が緩く、ターン3/4側がきついアールとなっていたが、2005年の改修で平行になるようにされている。 zMAX・ドラッグウェイは、スピードウェイから10kmの位置にあるドラッグレースコースである。2008年8月に開業した新しいコースで、全面コンクリート舗装、4レーンレイアウトという国内唯一の特徴をもつ。 インディカー・シリーズでは1997年から1999年まで使用していた。しかし1999年にクラッシュで吹き飛んだタイヤが観客席に飛び込み3人死亡、8人重軽傷という事故が起こりレースキャンセル、その後開催は無くなっている。
トラックの特徴
オーバルコース寸法
フロントストレッチ11980フィート(603.5m)5°
バックストレッチ11800フィート(548.6m)5°
ターン44140フィート(1261.9m)24°
全長:1.5マイル(2414m)路面:アスファルト
zMAX・ドラッグウェイ
インディカー
レコード
最多勝…6勝(ボビー・アリソン、ダレル・ウォルトリップ
最多出走…64回(リチャード・ペティ)
最多ポールポジション…21回(ダビッド・パーソン
最多リードラップ…2339周(ボビー・アリソン)
スプリントカップ予選レコード…デニー・ハムリン(195.624mph/27.604秒、2013年)
ネーションワイドシリーズ予選レコード…ジミー・ジョンソン(184.445mph/29.277秒、2003年)
キャンピングワールドトラックシリーズ予選レコード…マイク・スキナー(183.051mph/29.500秒、2005年)
脚注[脚注の使い方]^ ⇒Lowe's will not renew naming rights - ESPN・2009年8月6日
^ ⇒Lowe's will not renew deal for naming rights of track - NASCAR・2009年8月7日
表
話
編
歴
NASCARカップ・シリーズのレーストラック
現在
ISC(英語版)
カンザス
シカゴランド
ダーリントン
タラデガ
デイトナ
フォンタナ
ブルックリン
フェニックス
ホームステッド=マイアミ