シャーロック・ホームズ
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^ 「民間顧問探偵」などの訳もある。岩波少年文庫版、林克己
^ 日本語版では「60歳ばかりの男」「60がらみの男」などと訳されることが多いが、直訳すれば「60歳の男」である(『シャーロック・ホームズの大冒険』序論及び訳者あとがき)。
^ 1852年、あるいは1853年生まれの説も有力であるが、シャーロキアンの集まりで最も大きなグループの一つであるベーカー街不正規連隊では、1854年生まれであると結論づけている(『詳注版シャーロック・ホームズ全集』1巻、203頁)。
^ 本編中にははっきりとした記述はないが、有力な説の一つである。この地域には「クロフト」(古サクソン語で「囲われた広野」の意味)あるいは「ホルム」(古サクソン語で「小島」の意味)から転じた地名が多く、ホームズやマイクロフトの名前の由来であるという主張がある。ただし異論もあり、作者のドイルは、本編中でホームズがサリーをひいきする発言をしていることから、サリー出身の可能性に言及している(『詳注版シャーロック・ホームズ全集』1巻、207頁)。
^ ホームズの通った大学については、「ベーカー・ストリート・ジャーナル」1956年クリスマス号に発表されたN.P.メトカーフの論文「オックスフォードかケンブリッジか両方か?」(N.P.Metcalre, "Oxford or Cambrige or Both?", The Baker Street Journal Christmas Annual, 1956) に詳しい。
^ E.デービズによる『シャーロック・ホームズの帰還』の序文 (The Later Adventures of Shaerlock Holmes, vol.1 (The Return of Sherlock Holmes); New York: The Limited Editions Club, 1952) でこの点について取り上げられており、オックスフォード大学出身であるドロシー・セイヤーズノックスがホームズをケンブリッジ大学出身と主張し、ケンブリッジ大学出身で同大学の副総長を(1952年当時)務めているS.C.ロバーツがホームズをオックスフォード大出身であると主張しているのは興味深い、としている(『詳注版シャーロック・ホームズ全集』1巻、243頁)。
^ ただし、ホームズが自分から許可を出したのは「悪魔の足」と「這う男」の2回だけで、どちらも特異な事件である。
^ 『コナン・ドイル自叙伝――回想と冒険』 (C. Doyle, Memories and Adventures: The Autobiography of Sir Author Conan Doyle, London, Hodder & Stoughton, 1924) では、最初は Sherringford にしていたとしているが、ヴィンセント・スターレットによる『シャーロック・ホームズの私生活』 (Vincent Starrett, The Private Life of Sherlock Holmes, New York, The Macmillan Company, 1933) で発表されたドイルの古いノートには、Sherrinford という名前が残されている(いずれも『詳注版シャーロック・ホームズ全集』1巻、45-46頁より)。
^ コナン・ドイルとは別の著者によるパスティーシュ作品には、シャーロックやマイクロフトの更に年長の兄としてシェリンフォード・ホームズ(Sherrinford Holmes)という名のキャラクターとして登場する場合も。
^ 『コナン・ドイル自叙伝――回想と冒険』および『シャーロック・ホームズの私生活』の原著における表記は「Sherringford Holmes」ないし「Sherrinford Holmes」であるが、日本の読者にこれらの設定を紹介した『詳注版シャーロック・ホームズ全集』では単に「シェリングフォード」「シェリンフォード」とカタカナで表記されており、正確な綴りが分からないようになっていた。「Shellingford」「Shellinford」という表記はイングランド南東部に実在する地名の「シェリングフォード」(en:Shellingford)との混同と思われる。
^ ホームズはトーマス・カーライルを知らないと言い、これが文学の知識がないとの評価の一因になった。しかし、事件の調査中にカーライルの発言「They say that genius is an infinite capacity for taking pains(天才とは無限に苦労できる能力だという)」を引用している。 - 曽根晴明「ワトスンによるホームズ研究」『ホームズなんでも事典』平賀三郎編著、青弓社、2010年、250-252頁
^ 『コナン・ドイル自叙伝――回想と冒険』では、ジョセフ・ベルをモデルにしたとしている。また、1892年に書かれた、ドイルからベルへの感謝の手紙が残されている。ただし、ベルはホームズの天才的な才能はドイル自身が作りだしたものであるといっている(『詳注版シャーロック・ホームズ全集』1巻、37-40頁)。
^ これをさらにフィクションとしてドラマ化したのがBBC制作のドラマ「コナン・ドイルの事件簿 ベル博士の推理講義」である。なお、「糖尿病を見分けるために学生に尿をなめさせる」という都市伝説も、最古のものとして「ベル教授がそういう授業をした、とコナン・ドイルが述べている」。糖尿病の存在を、実際に尿をなめて確認したのは、17世紀イギリスの臨床医学者トーマス・ウィリス。
^ ホームズの年齢・誕生年は基本的に明記されてないが、「最後の挨拶」内(1914年)で「60(歳)の痩せた男(gaunt man of sixty)」という記述が、地の文にある。(ただし変装中の場面なので実年齢と等号するかは不明)
^ 「緑柱石の宝冠」「ブルース・パーティントン設計書」「白面の兵士」でも類似の台詞がある
^ 正確な時期については小説内で明かされていない。小説を発表した1906年では、ドイルの描くホームズは既に引退している。
^ ただしドイルが存命していたことから、ルブランはホームズを、名前をもじったキャラクター「エルロック・ショルメ(Herlock Sholmes)」としている。
^ さらに山寺は2021年から毎年ノサカラボ主催の音楽朗読劇でホームズを演じ、2023年9月にはNHKEテレ『100分de名著』でもホームズシリーズ作品の朗読を担当。断片的には五度目のホームズ役となる。

出典^ “130年前から「名探偵といえばホームズ」と言われる本当の理由 現代にも通用するキャラクター造形”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2020年11月20日). 2020年11月24日閲覧。

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