シックス・センス
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その後、とある少女の霊との出会いにより、死者たちが自分たちの満たされぬ思いを癒して欲しいがために自分の前へ姿を現していたことを知ったコールは、自分の特異な能力の意義を理解してついに悩みを克服し、自分の能力のことを母に打ち明ける。

一方、未だ妻のことで悩んでいたマルコムは「妻が寝ているうちに話しかけて」というコールの助言に基づき、自宅で居眠り中の妻にそっと話しかける。そして妻の漏らした寝言を聞き、ようやく自分自身が既に死んでゴーストとなっていることに気づく(冒頭において銃で撃たれたマルコムは、その後どうなったか明確な描写は無く場面は切り替わり、マルコムとコールが出会うところまで物語が進行するが、実際には銃で撃たれた後マルコムは死亡し、その後はゴーストとなって存在している。この事実にマルコム自身は気づいておらず、観客にも伏せられている)。全てを悟り心の傷を癒されたマルコムは、苦しみから解き放たれ、天へと召されていくのだった。(寒気がするのは幽霊が怒っている証拠。)
キャスト

役名俳優日本語吹替
ソフト版日本テレビ版機内上映版
マルコム・クロウ
ブルース・ウィリス菅生隆之内田直哉磯部勉
コール・シアーハーレイ・ジョエル・オスメント矢島晶子伊藤隆大
アンナ・クロウオリヴィア・ウィリアムズ唐沢潤島本須美田中敦子
リン・シアートニ・コレット勝生真沙子堀越真己駒塚由衣
ヴィンセント・グレイドニー・ウォルバーグ伊藤和晃平田広明
キラ・コリンズミーシャ・バートン林玉緒小林沙苗小林野和
ショーングレン・フィッツジェラルド落合弘治森川智之平田広明
ヒル医師M・ナイト・シャマラン長克巳佐久田脩
ダレン  ピーター・タンバキス近藤玲子伊倉一恵進藤一宏
トミートレヴァー・モーガン亀井芳子
スタンリー・カニンガムブルース・ノリス後藤敦青山穣井上倫宏


日本テレビ版 :初回放送2003年1月17日『金曜ロードショー

フジテレビ「土曜プレミアム」2007年7月7日、TBS「水曜プレミアシネマ」2012年6月6日の放送でも吹き替え音源は日本テレビ版が用いられたが、BSジャパンで同作を放送した際(番組プロデューサーによれば)テレビ版の吹き替え音源は行方不明で入手出来ず、ソフト版の音源が用いられた。


評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは160件のレビューで支持率は86%、平均点は7.70/10となった[4]Metacriticでは35件のレビューを基に加重平均値が64/100となった[5]
小説

映画公開後、ジム・デフェリスによって映画の小説版が、デイヴィッド・ベンジャミンによってその後のコールの姿を描いたオリジナル小説『シックス・センス 生存者』、『シックス・センス 逃亡者』、『シックス・センス 密告者』が執筆された。日本では、いずれも酒井紀子訳で竹書房文庫で発行されている。
脚注^ a b c “The Sixth Sense (1999)”. Box Office Mojo. 2010年2月5日閲覧。
^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)600頁
^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)586頁
^ “The Sixth Sense (1999)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月10日閲覧。
^ “The Sixth Sense Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月10日閲覧。

関連項目

信頼できない語り手

トリック (推理小説)#叙述トリック

外部リンク

シックス・センス|ディズニー公式
(日本語)

シックス・センスを視聴 。全編 。Disney+(ディズニープラス)(日本語)

シックス・センス - allcinema

シックス・センス - KINENOTE

The Sixth Sense - オールムービー(英語)

The Sixth Sense - IMDb(英語)










M・ナイト・シャマラン監督作品
1990年代

Praying with Anger(1992)

翼のない天使(1998)

シックス・センス(1999)

2000年代

アンブレイカブル(2000)

サイン(2002)

ヴィレッジ(2004)

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006)

ハプニング(2008)

2010年代

エアベンダー(2010)

アフター・アース(2013)

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2020年代

オールド(2021)

ノック 終末の訪問者(2023)

カテゴリ










日本アカデミー賞最優秀外国作品賞
1970年代

ロッキー(1977)

家族の肖像(1978)

ディア・ハンター(1979)

1980年代

クレイマー、クレイマー(1980)

ブリキの太鼓(1981)

E.T.(1982)

愛と青春の旅だち(1983)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984)

アマデウス(1985)

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1986)

プラトーン(1987)

ラストエンペラー(1988)

ダイ・ハード(1989)


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