ザ・プレデター_(映画)
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ローリーを探すクインたちは、学校にてローリーを発見するが、そこへフュージティブも現れてクインたちと交戦になり、さらにフュージティブを追跡していたもう一体のアサシン・プレデターまでも出現。フュージティブに対し、遺伝子組み換えによる強化によって体格で優るアサシンは、フュージティブを易々と殴殺する。

プレデター同士が殺し合っている隙に逃げ出した一行だったが、フュージティブの宇宙船墜落地点を解読していたローリーをスターゲイザーによって連れ去られてしまう。

墜落したフュージティブの宇宙船へ向かったスターゲイザーと、後を追ってきたクインたちが交戦しているところにアサシンが出現し、フュージティブの船の破壊を予告。更にアサシンは「地球の戦士として一番優秀なマッケナを連れて帰る」と宣言し、クインたちおよびスターゲイザーの兵士たちは共同戦線を張ることとなった。

しかしアサシンはその能力や装備を活かして森の中での戦闘でスターゲイザーの兵士を全滅させ、またコイル、バクスリー、リンチにも致命傷を負わせ死に追いやってしまう。とうとうアサシンはマッケナ親子らを追い詰めるもののクインではなくローリーを捕らえて自身の船に乗り込む。地球に度々来訪するプレデターの狙いとは、獲物から取り出した脊椎を用いた異種交配によるプレデター種族の強化と、地球温暖化に乗じた地球の植民地化であり、それに反対するフュージティブの抹殺とその痕跡を抹消するのがアサシンの任務だった。その任務の最中、ローリーの優れた知能に目をつけたアサシンは、ローリーを自身の戦利品と見定め、強化の素材にするためローリーを拉致したのだった。

発進しようとする宇宙船を墜落させようとクイン、ネブラスカ、ネトルズは宇宙船に飛び乗り、攻撃を仕掛ける最中に宇宙船のバリアーの動作に巻き込まれてネトルズが命を落とす。最終的にネブラスカの捨て身の攻撃で宇宙船は大破し墜落。

地上に落ちたクインはケイシー、ローリーと連携してアサシンを追い詰め、ついにアサシンを打ち倒すことに成功する。戦いの後、亡くなったルーニーズの仲間、コイル、バクスリー、リンチ、ネトルズ、そしてネブラスカをローリーとともに偲ぶクイン。

その後、プレデターのテクノロジーを解析したローリーはスターゲイザーの関連施設に研究員として勤めることになり、クインも呼び出される。

アサシンによって破壊されたフュージティブの宇宙船から、『プレデターキラー』なる鎧状の装備品が回収されていた。アサシンたちの地球移住を阻止したい被支配族のフュージティブはぜひとも「プレデターキラー」を地球人に渡したかったため、どんなことがあっても破壊されないようにしていたのだ。

開封された「プレデターキラー」を見てクインはつぶやく「これは俺が着る。サイズが合うかどうか」
キャスト

※括弧内は日本語吹替[9][10]

クイン・マッケナ - ボイド・ホルブルック小川輝晃

ネブラスカ・ウィリアムズ - トレヴァンテ・ローズ三宅健太

ローリー・マッケナ - ジェイコブ・トレンブレイ鶴翔麒

ケイシー・ブラケット - オリヴィア・マン木下紗華

ウィル・トレーガー - スターリング・K・ブラウン田村真

コイル - キーガン=マイケル・キー櫻井トオル

バクスリー - トーマス・ジェーン烏丸祐一

リンチ - アルフィー・アレン北田理道

ネトルズ - アウグスト・アギレラ(英語版)(三宅貴大

エミリー・マッケナ - イヴォンヌ・ストラホフスキー田中杏沙

ショーン・キース - ジェイク・ビジー下川涼

サピア - ニオール・マター(英語版)(白石兼斗

プレデター - ブライアン・A・プリンス

製作
キャスティング

アーノルド・シュワルツェネッガーは、ブラック監督とアラン・"ダッチ"・シェーファーとして出演することについて話し合ったが、出演シーンが短かったために出演を辞退した。50セントは、同作に出演する可能性についてコメントしたが、出演は実現しなかった。2016年9月、主人公"マッケナ"役にベニチオ・デル・トロがオファーされたが、スケジュールの都合により降板した。その後ボイド・ホルブルックが同役を演じることに決定した。同年11月、オリヴィア・マンがキャストに参加。2017年1月、トレヴァンテ・ローズ、キーガン・マイケル・キー、スターリング・K・ブラウン、トーマス・ジェーン、ジェイコブ・トレンブレイの出演が決定した。
評価

本作は批評家から賛否両論であった。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには269件のレビューがあり、支持率32%、平均点は10点満点で4.88点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ザ・プレデター』はバイオレンスアクションというジャンルにおいては成功したが、中盤からの中身のないストーリーによってこれまでのシリーズの壁を乗り越えていない」となっている。また、Metacriticには49件のレビューがあり、加重平均値は48/100となっている。


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