ザ・ファイター_(2010年の映画)
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ウォルバーグは2007年6月にマサチューセッツ州での製作開始を望み[3]マーティン・スコセッシに監督させるために脚本を読ませたが、断られてしまった[6]。2007年3月にダーレン・アロノフスキーが監督として雇われ[7]、9月にはスコット・シルヴァーがリライトの為に雇われた[8]

撮影は2008年10月開始が予定されていた[9]。当初、ディッキーはマット・デイモンが演じる予定だったがスケジュールの都合で降板し、次の候補となったブラッド・ピットもまた『イングロリアス・バスターズ』への出演を理由に降板。最終的にクリスチャン・ベールが務めることとなった[10][11]。また、アロノフスキーは『ロボコップ』のリメイクに取り掛かるために監督を降板した[12][13]。ウォルバーグとベールはアロノフスキーの代わりにデヴィッド・O・ラッセルを選んだ[10]。アロノフスキーは製作総指揮として本作に係わり続けることとなった[13]。2009年4月、レラティビティ・メディアが出資に名乗りを上げ[14]、翌月にはワインスタイン・カンパニーが国際配給権を購入した[15]。2009年7月13日より、33日間の予定、1100万ドルの予算の下で主要撮影を開始した[10]

撮影はマサチューセッツ州ローウェルで行われた。ボクシングの試合のシーンはツォンガス・センターなどで撮影された[16][17]。マーク・ウォールバーグは役作りの為にトレーナーを雇い、その結果この映画の出演料よりも50万ドル多くのギャラを彼らに支払った[18]
実話の映画化

映画のクライマックスとして描かれたライトウェルター級王座戦の
WBU(世界ボクシング連合)はプロボクシングの世界では認知度の低いマイナー団体であり、WBUの王座になったところで誰もミッキーには注目していなかった。ミッキーのボクシング人生が真に輝くのは、その後、"稲妻"の異名を持つアルツロ・ガッティと繰り広げた死闘である。[19]

評価
批評

Rotten Tomatoesでの評論家の支持率は89%(163名中145名)で、平均点は10点満点で7.9点である[20]Metacriticでは39のレビュー中肯定的なものが33で、平均点は100点満点で78点だった[21]。『スポーツ・イラストレイテッド』は、過去10年間で最高のスポーツ映画と評した[22]
興行成績

2010年12月10日に北米4館で限定公開され、初週末3日間で30万0010ドルを稼いだ[23]
受賞歴


授賞式部門候補者名結果
アカデミー賞[24]作品賞ノミネート
監督賞デヴィッド・O・ラッセルノミネート
助演男優賞クリスチャン・ベール受賞
助演女優賞エイミー・アダムスノミネート
メリッサ・レオ受賞
脚本賞スコット・シルヴァー、ポール・タマシー、エリック・ジョンソン、キース・ドリングトンノミネート


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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