一度は引退を考えたものの、ミッキーは別のトレーナーの元で復帰した。だが、新しい戦法では勝てず、兄が正しかったことを今更ながらに痛感するミッキー。やがて出所したディッキーは弟の元へ戻り、団結した兄弟は、遂にウェルター級チャンピオンに輝くのだった。 ※括弧内は日本語吹替 2003年7月にスカウト・プロダクションズが映画化権を手に入れた。ポール・タマシーとエリック・ジョンソンが脚本執筆の為に雇われ[2]、ルイス・コーリックによって書き直された[3]。2005年前半にマーク・ウォールバーグが製作に参加し[4]、「非現実的な格闘シーンにはしたくない」と語った[5]。2007年2月、アメリカの配給のパラマウント映画は、兄弟愛と救済のテーマを強調する目的でコリックの草稿を書き直すためにポール・アタナシオを雇った。ウォルバーグは2007年6月にマサチューセッツ州での製作開始を望み[3]、マーティン・スコセッシに監督させるために脚本を読ませたが、断られてしまった[6]。
キャスト
ミッキー・ウォード - マーク・ウォールバーグ(森川智之)
ディッキーとは違いボクサーとしては大成していない。複雑な家庭環境で辟易している。
ディッキー・エクランド
ミッキーの異父兄。12歳の頃にボクシングを始めたが、年齢と名前をごまかしていた。シュガー・レイ・レナードからダウンを奪ったこともあり、当人も自慢している。「ローベルの誇り」と言われるほど、地域の期待を一身に背負い、才気溢れるボクサーだが、短気で怠惰な性格から破綻した毎日を送っている。そしてドラッグに手を出してしまう。落ちぶれてしまったものの、身内に対する愛情は失っておらず、弟のことも今でも気にかけている。
シャーリーン・フレミング - エイミー・アダムス(大原さやか)
バーで働く女性。ミッキーと仲良くなる。
アリス・ウォード - メリッサ・レオ(増子倭文江)
ミッキーとディッキーの母。ミッキーのマネージャーも務める。
本人役 - ミッキー・オキーフ(小島敏彦)
ジョージ・ウォード - ジャック・マクギー(英語版)(田口昂)
ミッキーの父。
“リトル・アリス”・エクランド - メリッサ・マクミーキン(羽飼まり)
キャシー・“ポーク”・エクランド - ビアンカ・ハンター(英語版)
シンディ・“タール”・エクランド - エリカ・マクダーモット(英語版)
ドナ・エクランド・ジョインズ - ジル・クイッグ
ゲイル・“レッドドッグ”・エクランド - デンドリー・テイラー(平野夏那子)
フィリス・“ビーヴァー”・エクランド - ケイト・B・オブライエン
シェリー・ウォード - ジェナ・ラミア(英語版)
サル・ラナノ - フランク・レンズーリ(英語版)
タクシー会社の社長。
ゲイリー・“ブー・ブー”・ギウフリダ - ポール・キャンベル
ケイシー・ウォード - ケイトリン・ドワイヤー
カレン - シャンティ・ソク (横川明代)
ルウ・ゴールド - テッド・アーチディ(英語版)
マイク・トマ - ロス・ビッケル(勝部演之)
ジムの経営者。ミッキーをジムにスカウトする。
本人役 - シュガー・レイ・レナード
リトル・ディッキー - ジャクソン・ニコル(英語版)
ファイトアナウンサー - マイケル・バッファー
その他日本語吹替
丸山壮史、竹本英史、伊丸岡篤、水野ゆふ、榊原奈緒子、中司ゆう花、牛田裕子、町田政則、坂本くんぺい、菊本平、佐々木啓夫、牛山裕樹、西尾将、國分和人
製作